明神流とは? わかりやすく解説

明神流(みょうじんりゅう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:50 UTC 版)

我間乱〜GAMARAN〜」の記事における「明神流(みょうじんりゅう)」の解説

海原仕合二回戦出場流派五竜中でも上位実力有する槍術流派4種4本の選ばれた4名にのみ継承するという独特な技の伝達法が特徴で、その4名は海原では尊敬畏怖の念込め、「四神ししんそう)」と呼ばれる正式に明神流を名乗ることが許されるのはこの四神のみで、100年以上に渡りたった4名で鬼の巣最強の座を常時争ってきた。しかし12年前、当時四神が陣介ただ1人惨敗喫したことで、それまで不敗誇っていた明神流の歴史突如終焉告げる。しかし、敗れた四神の内死亡した3名は、既に自分達を超える才を持つ弟子達にその全ての技を相伝していた。そして、その弟子達と生き残った先代四神1名によって新生した現四神は、歴代最強四神称され打倒千人斬り」を目指し再び鬼の巣へと返り咲いた御堂心吾(みどう しんご) 重量20kg、全長3m穂先長さ約1mという規格外大身槍「鬼断(オニダチ)」を操る豪傑15年前に入門した当初は、上背はあったが到底鬼断をあつかえるような体格ではなかった。しかし、師である原城元馬(ばらき げんま)の教え奮起し日夜数千もの素振りひたすら繰り返し入門3年にして正式な鬼断後継者として認められる腕前となる。ところが、その数日後原城は陣介との闘い敗死以降亡き師の無念打倒千人斬り」への強い執念を胸に、さらなる苦練をおのれに課す素振りの数は最終的には日に4におよび、更には極度疲労果てにある合一無我の境地到達するこうした激し鍛錬により師を超える強さを得る。 対大亀流の1番手として我間と対戦間合いの利と重さ似合わぬ巧みさばきで我間を苦しめるが、紫電閃×虎穿連携技前に敗北。しかし、その信念までは折ることはできず、負けたくないという想い強さ立ったまま絶命する。 榊原佐助さかきばら さすけ) 左右非対称穂先特徴片鎌槍紅抜(ベニヌキ)」を操る小柄な青年10年前にほかの紅抜後継者候補全員惨殺し、四神加入した普段落ち着いた物腰だが、人の血を見ることで殺戮陶酔する危険な本性表れる特性活かした残虐かつ多彩な技持ち、その数は千におよぶとされる。また非常に身が軽く奇襲も苦にしない俊敏さ兼ね備えている。 対大亀流2番手として善丸と対戦体さばき、技、間合いとほとんどの面で善丸を上回ってみせるが、定長の圧倒的な剣速に突破口開かれ追い詰められる最期投げ槍奇襲仕掛けるも、「影縫」でわずかに攻撃外され、続く「紅蓮旋」で胴体両断され死亡する神野一翁(じんの いちおう) 短刀のような片刃穂先特徴菊池槍銀閂ぎんかん)」を操る老人。陣介に敗れた先代四神唯一の生き残り(陣介の最初の攻撃気絶したため)であり、彼の代替わりせず20年以上に渡り四神であり続けている。肉体全盛期過ぎているが、更なる鍛錬積み12年前とは比較ならない強さ得ている。額の鉢金の下には、過去に陣介に付けられた傷跡がある。 陣介の高弟である伊織を「仮想千人斬り」に相応し相手として勝負挑むが、「(自分の刀を)抜く価値見当たらない」として拒否される。この言葉激昂し伊織襲い掛かるも、顔面への鉄槌打ち肋骨を砕く鉄拳続けざまに喰らい、実力見せことなくあっさり叩き伏せられる。 大亀流無宝流闘い最中意識取り戻し、自らの愛銀閂奪った馬庭激昂襲い掛かり、真ノ丞が馬庭打倒する活路を開く。しかし、伊織攻撃大亀流との試合に関する記憶がすべて飛んでおり、さらに12年前の敗北に関して言い訳を口にする等、醜態晒したため万里見放され、「明神流の面汚し」と罵られ挙句、再び鉄拳浴びせられる大宮万里おおみや ばんり) 柄に可動式の管(持ち手)を取り付けた管槍九曜(くよう)」を操る青年7歳時点ですでに九曜継承者内定していたほどの才の持ち主であり、現四神中でも抜きん出た強さを誇る。先代九曜継承者で師である父親を陣介に殺されている。 一翁が敗北したことで団体戦としての明神流の敗北認め、なおも自分にも戦え命じる直勝を無視して一方的に仕合放棄する。実は敬愛する父を倒した陣介の強さ近づくため、仇であるはずの陣介の誘い乗って無宝流内通しており、直勝も明神流も最初から見放していた。その後、直勝を殺害し無宝流合流して大亀流対決馬庭重法とともに真ノ丞と戦うが、陣介の高弟であり、優れた技量を持つ真ノ丞に対しては、1対1での対決望み馬庭との共闘にも非協力的であった馬庭倒された事により、再戦仄めかして去る。 無宝流内でもその実力は上位位置し海原仕合から1年後には当主直属部隊取り立てられる丸山三兄弟倒した真ノ丞の前に姿を現す。真ノ丞を、大切なもの奪われたことで強さ手に入れた自分とよく似た存在評しながらも、彼をそれをきっかけに守る側に回った者、自身を奪う側に回ったものとして対極位置付け、奪う側である自分優位証明するため一対一勝負仕掛ける。一騎討ちの中で顔面に傷を負わされるが、逆に真ノ丞の脇腹重傷負わせるなど互いの技と信念をぶつけあった一進一体の攻防繰り返す。しかし、途中で九龍安吾花村理一郎軍団乱入大亀側にも千石伊織鬼崎玄斎、そして中泉流面々駆けつけ不本意ながら乱戦中に組み入れられ再び勝負うやむやとなる。海原城内再々度真ノ丞を相対し奥義ノ五「双蛇旋」、そして最終奥義八星開眼」を繰り出し先の蟻丸との戦いで負傷した真ノ丞を圧倒する。しかし、自分の左肩を犠牲にした真ノ丞の奇策穂先封じられそのまま反撃を喰らい絶命する。

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