師団長以下・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:50 UTC 版)
「我間乱〜GAMARAN〜」の記事における「師団長以下・その他」の解説
馬庭重法(まにわ じゅうほう) 第弐遊撃師団長を務める鬚面の男。卓越した棒術の使い手。陣介の命を受け直善の身柄を確保すべく、大亀流対明神流の戦いに突如割って入る。突入時は丸腰だが、気絶していた一翁の愛槍・銀閂で代用する。万里とともに真之丞を追い詰めるが、突如息を吹き返し銀閂を取り戻そうと詰め寄った一翁に気を取られ、その隙を付いた真之丞に斬り倒される。忠次には死後、「棒術の技しか能がない」と毒突かれるなど、刻一刻と変化する戦況に臨機応変に対処する力に欠いていた。 芝野一飛(しばの いっぴ) 第五警備師団長。無宝流最速の弓使い。螺旋状の溝を刻んだ、矢羽の無い矢を使う。早雲の指揮の元、海原城に侵入した伊織を迎撃する作戦に参加し、伊織に止めをさす役割を任せられるが、仕留めるだけにあきたらず毒によって悶死させる方法を提案したり、その死体を所望するなど異常な性癖の持ち主。 流塞の細道に伊織が現れた際は、その消耗具合から単独で伊織を射殺可能と判断、三方同時攻撃という作戦を無視し伊織を狙撃するが、その一撃を刀の束で防がれ、その場から逃走したため陣介の怒りを買い、生きながら自らの矢を全身に突き刺されるという拷問を受ける。見せしめのために伊織の前に引き出された際はまだ息があるが、その後の生死は不明。 猿又堅蔵(さるまた けんぞう) 第二十七遊撃師団長。西尾らの戎廉の里襲撃に加わるが、部下十名を善丸一人に全滅させられ、救援の狼煙を使おうとしたところを真ノ丞に遭遇、反応すらできず一撃で斬首される。 山下 田吾作(やました たごさく) 団員。馬庭の部下のひとりで、中性的な顔立ちの棒術使い。元は農家の三男だが、武才を見込んだ近所の武術道場の当主に養子として迎えられ、山下姓を名乗る。しかし結局、道場を継ぐことはできず、陣介と出会って出世の夢を抱き、無宝流に加わることとなった。同僚の進次郎、忠次とともに伊織を取り囲みつつ襲い掛かるが、攻撃を容易く受け止められ、更に10点満点中3点の低評価を言い渡されあっさり斬り捨てられる。 進次郎(しんじろう) 団員。馬庭の部下のひとりで、粗野な性格の双節棍使い。田吾作が倒されたのち、奥義「砕熾撃」を伊織に放つが、あっさりかわされ逆に斬り付けられるも、鎖帷子を着用していたため致命傷を免れる。その後、忠次とともに鎖で伊織を拘束するが、力負けしてじり貧の状況下、馬庭が倒されたことにより撤退する。伊織の評価では10点満点中4点の実力。 伊織が海原城に侵入した際、早雲、忠次らとこれを迎撃する任務を受け、三方同時攻撃の一端を任されるが、先の敗北で既に心を折られており、伊織が現れる前からおよび腰となっていた。現れた伊織に芝野の矢が防がれたのを見て完全に戦意を喪失し逃亡を図るが、捕えられ、自らの得物で顔面が変形するほど執拗に殴打されるという制裁を受け、その後生死不明。 忠次(ちゅうじ) 団員。馬庭の部下のひとりで、目元に隈がある不健康そうな印象の手甲使い。普段は小物を装っているが、本性は奸智に長けた戦巧者。その本質を知った伊織からは10点満点中7点の高評価を受ける。 田吾作、進次郎が伊織に敗れ、個々の実力では叶わないと判断し、進次郎とともに鎖で伊織を拘束する戦法に移るが、伊織の怪力の前には通用せず、さらに師団長である馬庭が倒されたため、無理は禁物とばかりに撤退する。 伊織が海原城に侵入した際は早雲の下で参謀役を務め、疲弊した伊織を二の丸と本丸を結ぶ隘路「流塞の細道」で挟み撃ちにし、さらに芝野一飛の狙撃による三方同時攻撃で仕留める作戦を立てるが、芝野の抜け駆けと進次郎が怖気づいたことにより計画が破綻、自ら鎖鉄球を振るって早雲とともに特攻するが、虎穿を腹に食らい死亡する。 赤龍(せきりゅう)・青鈴(せいりん) 真ノ丞らが偵察と別行動となった伊織の捜索に出かけ、我間と清盛戦で重傷を負った善丸、可士太郎のみが残った旅籠を襲撃した一団の構成員で、双鉄鞭を操る二人組の小男。鉄鞭による攻撃は肉眼では黙示不能と自認するほどだが、本体を狙った我間の瞬発力にはついていけず、奥義を放った隙を突かれ二人同時に仕留められた。
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