新聞部のメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/16 13:15 UTC 版)
シュトラウスキー・メグミカ 第四上級学校三年生の16歳の少女。愛称は「メグ」。黒髪黒目で2つに分けてお下げにしている。スー・ベー・イル出身でシュトラウスキーが名字。『リリアとトレイズ』のリリアの親友。 父親の仕事の関係で14歳の時にロクシェにやってきた。引越しの後しばらくしてから学校に転入したため、年齢はセロン達の1つ上だが学年は同じである。 性格は「正義感溢れる天然系(?)」と例えられる。一見大人しく控えめだが、芯はかなり強い。ロクシェ語をまだ十分に習得していないので発音が苦手で、自然と敬語になったり単語や文法がたまにおかしくなる。弟曰く「怒ると怖い」。 コーラス部に所属しており、部で一番の歌唱力の持ち主である。 セロン・マクスウェル 第四上級学校三年生の15歳の少年。黒い髪と灰色の瞳を持つ。母親のカレンが社長を務める大手冷凍食品会社の御曹司。リイナという4歳下の妹が1人いる(父は離婚している)。実家が遠いために学校では寮に住んでいる。 容姿端麗頭脳明晰、歌以外のほとんど全てを得意とする。優等生で性格も悪くないため女子に高い人気を誇るが告白は全て断っている。趣味は読書。チェスが得意。知識欲が強いらしく自分が知らないことを他人が知っていると密かに悔しがる。メグのことがきっかけとなりベゼル語を独学で習得しようと頑張っているが、苦戦している。料理の腕前も高く、エアコ村では料理が上手ではない新聞部女子3人から絶賛された。体力はあまり高くなかったが、あることがきっかけとなって体力不足を痛感し自主トレーニングに励むようになった。 基本的に冷静で思考も柔軟だが、初恋の相手であるメグミカに対しての対応は奥手かつ臆病。メグに一目惚れした授業の日から夏休みまで、声をかけることもできなかった。しかしラリーの勧めで参加した演劇部の夏季合宿の手伝いで、偶然にもメグミカと接点を持つことになる。メグミカのこととなるとよく思考が停止する。感情を表に出さない。 名前はロクシアーヌク連邦のシンボル「セロンの槍」に由来するもので、ロクシェではポピュラーな男性名という設定になっている。 ラリー・ヘップバーン 第四上級学校三年生の15歳の少年。セロンとは入学以来の大親友。短く刈った金髪と碧眼を持ち、背はやや低め。 家は古くから続く由緒正しい軍人の家系で、自身も軍人志望。6つ離れた兄がいる。立派な士官になるため毎日鍛錬し、また誰に対しても明るく接するよう心掛けている。逞しい体躯を持ち陸軍で習った格闘術や古参兵に習ったピッキングなどの技術も持つが、勉強は苦手でセロンに教えてもらっている。趣味は野外活動とキャンプと筋トレ。お茶を淹れるのが得意。また方向感覚にも優れる。 ナタリアとは幼馴染だったが本名ではなく愛称しか覚えていなかったため、当初はそのことに気付いていなかった。 ナタリア・スタインベック 第四上級学校三年生の15歳の少女。幼馴染のラリーには「ナータ」、それ以外の新聞部員には「ナーシャ」と呼ばれている。女子にしては高い身長と黒い瞳を持ち長い茶髪を後ろで結い上げて眼鏡をかけ、冷たい印象を与えるほど整った顔立ちの持ち主。かなりの大食漢かつ太らない体質でまわりを驚かせる。著名な音楽家を両親に持つ。楽器の演奏の腕は優れており本人も音楽自体は嫌いではないが、仕事にしたいとは思っていない。 親を安心させるためオーケストラ部に所属しバイオリンを弾くが、部長とは仲が悪い。 ニコラス・ブラウニング 第四上級学校三年生の15歳の少年。通称「ニック」。中性的な容姿で緑色の眼を持ち、長い茶髪を背中まで長く伸ばしている。2人の姉には女の子のように育てられた。両親とも大学教員という学者肌の家系。セロンとは1年前の乗馬の授業からの顔見知り。美形であるため、女子の人気はセロン同様とても高い。 演劇部には所属していないが、助っ人として合宿に呼ばれた。4巻では、特技とする棒術を発揮する。棒術にいたっては幼いころから習っているらしく、家でも練習はやっている。 ジェニー・ジョーンズ 第四上級学校三年生の15歳の少女。自称“新聞部”の部長。小柄な体格でショートカットの赤毛と薄茶の瞳。2年前は髪は長く、おとなしいお嬢様だったらしい。家はロクシェ最大の自動車会社「ジョーンズ・モーターズ」でロクシェで1、2を争う大富豪。学年トップ10から落ちたことが無く、半年でベゼル語をある程度理解できるほど聡明。 新聞部の部長で設立者でもあったが、壁新聞にあることないこと書き立てるうちに部員が全員去って部として認可されなくなったため“新聞部”を自称してゲリラ的にデタラメを書き立てて貼り付けていた。しかし、本人は最後に疑問系にしていることから嘘ではないと主張している。 演劇部での夏季合宿を機に知り合ったメグミカ、セロン、ラリー、ナタリア、ニコラスの5人が入部することになり、ナタリアが副部長、セロンが会計になった。 ラプトアからの留学生 6巻登場。1か月間、第四上級学校に留学することになった生徒。名前、容姿、性別の描写はされていない。一人称は「私」。1か月間の思い出作りのため、新聞部に短期入部する。新聞部からは「新人君」と呼ばれる。
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