恩人秀長との出会いとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 恩人秀長との出会いの意味・解説 

恩人・秀長との出会い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 12:56 UTC 版)

藤堂高虎」の記事における「恩人・秀長との出会い」の解説

天正4年1576年)に、信長重臣羽柴秀吉の弟・羽柴秀長豊臣秀長)に300石で仕える。この時に冠名を与右衛門改めている(『公室年譜略』)。 天正5年1577年10月羽柴秀長3000兵を率いて但馬進軍し岩洲城・竹田城攻め落とす高虎居相政貞の案内竹田城奇襲成功し、1,000加増され足軽大将となる。但し、高虎120騎を率いて行った尾代谷・古城山一揆攻めでは激し抵抗栃谷城の塩冶左衛門尉攻撃苦戦し多く犠牲出しながら高虎一騎一揆衆と栃谷の者を打ち破る苦戦様子伝えられている。 翌年三木合戦従軍する天正8年1580年正月の尾城攻め最中別所友之家老加古六郎右衛門戦い半刻一時間)の戦闘の末これを討ち取り六郎右衛門愛馬加古黒」を所持した同月17日三木城落城し、戦功により2,000石の加増を受ける。 天正9年1581年)、主君羽柴秀長領国起きた但馬小代一揆平定取り掛かる高虎七美郡小路小代大膳92名を討つために大屋村栃尾加賀祐善居合肥前真守政熙肥前謀り合い攻撃するが、瓜原某が加勢し敵方攻撃押され高虎は股を負傷して退却する。また戦いで落馬危機逢う祐善の子栃尾左衛門次の助け帰営するなど苦戦見られた。同年一色義直 (旗本)|一色修理太夫義直の娘を妻に迎える。 但馬国土豪討った功績により羽柴秀長から3,000石の所領加増され、鉄砲大将となった。秀長のもとでは中国攻め賤ヶ岳の戦いなどに従軍する賤ヶ岳の戦い佐久間盛政銃撃して敗走させ、戦勝端緒を開く抜群戦功挙げたため、1,300石を加増された。小牧・長久手の戦いでは峯城松ヶ島城攻め武功あり。 天正13年1585年)の紀州征伐従軍し10月湯川直晴を降伏させ、山本主膳を斬った。戦後紀伊国粉河1万石の領地与えられた。猿岡山城和歌山城築城当たって普請奉行任命される。これが高虎最初築城である。同年四国攻めにも功績有り秀吉から5,400石をさらに加増され、1万石の大名となった方広寺大仏殿建設の際には材木熊野から調達するよう秀吉から命じられている。 天正14年1586年)、関白となった秀吉は、秀吉謁見するため上洛することになった徳川家康屋敷聚楽第邸内作るよう秀長に指示、秀長は作事奉行として高虎指名した高虎渡され設計図警備上の難点があるとして、独断設計変更費用自分持ち出しとする。のちに家康引見され、設計図と違う点を尋ねられると、「天下武将である家康様に不慮があれば、主人である秀長の不行き届き関白秀吉様の面目関わる存じ、私の一存変更いたしました御不興であればご容赦なくお手討ちください」と返した家康高虎心遣い感謝したという。 天正15年1587年)の九州征伐では根白坂の戦い島津軍攻められ宮部継潤救援する活躍見せて2万石に加増される。この戦功により、秀吉推挙受けて正五位下佐渡守叙任する。天正17年1589年)、北山一揆鎮圧拠点として赤木城(現三重県熊野紀和町)を築城した。また高虎によって、多数農民田平子峠で斬首された。当地では「行たら戻らぬ赤木の城へ、身捨てどころ田平子じゃ」と、処罰厳しさが歌となって残っている。

※この「恩人・秀長との出会い」の解説は、「藤堂高虎」の解説の一部です。
「恩人・秀長との出会い」を含む「藤堂高虎」の記事については、「藤堂高虎」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「恩人秀長との出会い」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「恩人秀長との出会い」の関連用語

恩人秀長との出会いのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



恩人秀長との出会いのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの藤堂高虎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS