紀和町とは? わかりやすく解説

紀和町

読み方:キワチョウ(kiwachou)

参照 熊野市(三重県)

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

紀和町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 01:49 UTC 版)

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きわちょう
紀和町
紀和町旗 紀和町章
廃止日 2005年11月1日
廃止理由 新設合併
熊野市、紀和町熊野市
現在の自治体 熊野市
廃止時点のデータ
日本
地方 東海地方近畿地方
都道府県 三重県
南牟婁郡
市町村コード 24563-1
面積 113.67km2
総人口 1,639
(2004年11月1日)
隣接自治体 三重県南牟婁郡紀宝町御浜町
和歌山県東牟婁郡北山村新宮市
奈良県吉野郡十津川村
町の木 スギ
町の花 カンラン
町の鳥 ウグイス
紀和町役場
所在地 519-5413
三重県南牟婁郡紀和町板屋78
外部リンク 紀和町(Internet Archive)
座標 北緯33度52分34秒 東経135度55分03秒 / 北緯33.87617度 東経135.91739度 / 33.87617; 135.91739座標: 北緯33度52分34秒 東経135度55分03秒 / 北緯33.87617度 東経135.91739度 / 33.87617; 135.91739
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紀和町(きわちょう)は、かつて三重県南牟婁郡にあった。三重県南部に位置し、東紀州地域に含まれていた。2005年(平成17年)11月1日に熊野市と新設合併して新しく熊野市が発足し、紀和町は廃止された。

地理

三重県最西端に位置していた。

隣接していた自治体

歴史

ほとんどの町民が何らかの形で紀州鉱山を産出)と関わる鉱山の町として栄えたが、1978年(昭和53年)に閉山すると人口は急減し過疎化が進んだ[1]。最盛期には総合病院映画館もあった[2]

娯楽

かつて紀和町には以下の映画館があった。1960年(昭和35年)の南牟婁郡には5館の映画館があった[注 1]

  • 紀州会館
  • 惣房会館
  • 入鹿銀映

人口

以下は国勢調査による[6][7]

1955年(昭和30年) 9,696人
1960年(昭和35年) 8,564人
1965年(昭和40年) 6,557人
1970年(昭和45年) 4,177人
1975年(昭和50年) 3,614人
1980年(昭和55年) 2,658人
1985年(昭和60年) 2,351人
1990年(平成2年) 2,065人
1995年(平成7年) 1,810人
2000年(平成12年) 1,742人
2005年(平成17年) 1,623人

行政

  • 町長:下川勝三

教育

以下の2校は合併後、熊野市立となった。

  • 紀和町立入鹿中学校
  • 紀和町立入鹿小学校

廃校・休校となった学校

  • 中学校
    • 紀和町立上川中学校(1996年3月から休校)
    • 紀和町立西山中学校(1991年3月から休校)
    • 紀和町立小森中学校(1982年3月に廃校)
  • 小学校
    • 紀和町立入鹿小学校西山分校(1989年4月に西山小学校から改称、1990年4月から休校)
    • 紀和町立西山小学校小森分校(1981年3月に廃校)
    • 紀和町立上川小学校(1994年3月から休校)
    • 紀和町立矢ノ川小学校(1988年3月から休校)
    • 紀和町立三和小学校(1979年3月に廃校)

交通

トロッコ列車

鉄道

道路

名所・旧跡

脚注

注釈

  1. ^ 1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[5]

出典

  1. ^ 直井政夫・中庭克之「生まれ変わる鉱山 再利用進む廃鉱」朝日新聞1992年5月2日付朝刊、大阪版14ページ
  2. ^ 山口康平「イルカボーイズ―熊野の山中に眠る英国人」『世界史とつながる日本史―紀伊半島からの視座―』海津一朗・稲生淳 編、ミネルヴァ書房〈MINERVA 歴史・文化ライブラリー33〉、2018年4月30日、272-287頁。ISBN 978-4-623-08240-7
  3. ^ 松岡裕之「イルカボーイズとウイルソン博士」『日本医事新報』第3945号、日本医事新報社、1999年12月4日、 55-57頁、 NAID 40002822745
  4. ^ "体で心で舌で感じました“秋” 好天の「体育の日」"朝日新聞1992年10月11日付朝刊、名古屋版2社26ページ
  5. ^ 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。
  6. ^ 昭和30年国勢調査年令別人口”. 三重県戦略企画部統計課分析・情報班. 2020年5月4日閲覧。
  7. ^ 10 総人口(総数:国勢調査)”. 三重県戦略企画部統計課分析・情報班. 2020年5月4日閲覧。

関連項目

外部リンク


紀和町(きわ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 01:08 UTC 版)

熊野市」の記事における「紀和町(きわ)」の解説

合併前の旧紀和町域に相当し市内で最も面積の広い町。「紀和町」を冠する18大字がある。丸山千枚田紀州鉱山湯ノ口温泉瀞峡布引の滝といった観光資源恵まれている。人口1542人、面積113.67km2

※この「紀和町(きわ)」の解説は、「熊野市」の解説の一部です。
「紀和町(きわ)」を含む「熊野市」の記事については、「熊野市」の概要を参照ください。

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