木津呂とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 木津呂の意味・解説 

木津呂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/25 17:32 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
木津呂
木津呂(2011年)
出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)
情報
所在地 三重県熊野市紀和町木津呂99
座標 北緯33度53分11.47秒 東経135度53分20.83秒 / 北緯33.8865194度 東経135.8891194度 / 33.8865194; 135.8891194
周囲 約3km
公式ページ

木津呂(きづろ)は、三重県熊野市紀和町にある、北山川に周囲の大部分を楕円状に囲まれた島状の地区の集落の地名である[1]

概要

観る方向により、丸い地形に見える[2]。対岸の和歌山県新宮市熊野川町嶋津の山から見ると良い[1]。三重県熊野市の木津呂集落に暮らすのは、お年寄りら11人(2015年現在)[2]

集落を囲む北山川の河口付近は、熊野古道の一部として世界遺産になっている。木津呂は北山川が屈曲してできた中ほどにあり、 突き出した半島のような形をしている[1]。風水ではこのような地形を龍穴と呼び、パワースポットとして扱う[1]テレビ朝日で放送されている番組「ナニコレ珍百景」でも紹介されたという珍しい地形で、「北山川の蛇行がつくった眺望」として注目を集めている[3]

この地形は約1500年前の火山噴火などによって沈降した土地が、北山川の侵食作用を受けて形成されたと考えられている[4]。侵食は現代に至るまで継続しており、このまま侵食が進めば、いずれはV字型になると推定されている[5]

所在地

三重県熊野市紀和町(きわちょう)木津呂99

アクセス

脚注

  1. ^ a b c d 岡田(2015):145ページ
  2. ^ a b 蜘手美鶴 (2015年3月28日). “〈五感の旅〉視 熊野古道(5) 山の神さまのご褒美”. 中日新聞 (中日新聞社). オリジナルの2015年4月11日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150411200910/http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015032802000256.html 2015年4月6日閲覧。 
  3. ^ 三重 木津呂
  4. ^ 岡田(2015):145 - 147ページ
  5. ^ 岡田(2015):147ページ

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「木津呂」の関連用語

木津呂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



木津呂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの木津呂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS