引退船舶
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エメラルドあまみ(鹿児島航路) - 1975年5月就航。引退後、改修を行い「フェリーあまみ(初代)」として奄美海運へ売却。 あけぼの丸(鹿児島航路) - 1977年11月就航。1989年9月引退、フィリピンへ売却。Super ferry19として運航中。 波之上丸 (3代)(3代)(東京航路) - 1980年5月就航、1994年6月に引退し日本国外へ売却。 あかつき(阪神航路) - 1981年7月就航。 ありあけ(初代)(初代)(東京航路)1986年7月就航、1995年9月に引退しフィリピンへ売却。 スーパーフェリー9(英語版)として就航していたが、2009年9月6日午前3時(現地時間)ごろ、ダバオからマニラへの航路(ジェネラル・サントス・イロイロ経由)に就航中、サンボアンガ沖で沈没。 フェリーあけぼの (初代)(鹿児島航路)IMO: 8905373 /MMS: 3741500001989年9月就航、2003年2月に引退し、韓国の清海鎮(チョンヘジン)海運へ売却、「オハマナ(朝鮮語版)」号として就航。その後セウォル号沈没事故により会社清算され、競売複数回入札により2015年1月韓国内船舶仲介取引業者が落札。 2015年夏頃に新潟県が主体となって計画された第三セクター「日本海横断航路」事業における運航船舶として調達しようとしたが、同年10月韓国から日本への回航後に約1年の韓国における係留による性能劣化のため同事業における運用に適さない判断により受領拒否した。 しかし韓国仲介業者が契約不履行と提訴し、日本側の契約内容未解釈との仲裁判断により日本側は一部売買代金及び和解金を支払っているが、船舶所有権は韓国側仲介業者が有していて、船舶自体は神田造船所に係留されている。 フェリーあかつき(「ニューあかつき」から改称、阪神航路→鹿児島航路)IMO: 9045895/MMSI: 3704410001992年竣工、同年7月就航、2008年7月引退。6,412総トン、最大速力23.78ノット。旅客定員800名。 1992年7月、「ニューあかつき」として阪神航路に就航。2003年2月、「フェリーあかつき」に改名のうえ鹿児島航路に転配。2008年7月、「フェリーあけぼの」(2代)就航にともない引退。 引退後は船籍をパナマに変更し谷山港に係船ののちギリシャの船会社に売却したが、金融危機により同社が倒産したため約半年間係留。 2009年に日本のSHKグループが購入。「ゆうとぴあ4」へ船名を変更のうえ、グループ内の上海下関フェリー(2014年に蘇州下関フェリーに社名変更)で2009年10月4日から下関 - 蘇州航路に週2便の貨物船として2019年まで運航。 ありあけ (フェリー・2代)(東京航路)1995年1月竣工、同年9月就航。7,910総トン、航海速力24.0ノット(最大24.93ノット)。 2009年11月事故により運航停止、事故現場にて解体。 フェリーなみのうえ(鹿児島航路)1994年6月竣工、6,586総トン、速力21.5ノット、旅客定員804名。「フェリー波之上」(2012年9月就航)と入れ替わりで2012年10月1日那覇発で退役し韓国の清海鎮海運へ売却。 客室追加などの改修を受けた後「SEWOL(セウォル)」として就航していたが、2014年4月16日午前、仁川から済州島への航路に就航中に観梅島沖で沈没(セウォル号沈没事故)。 フェリーなみのうえは日本で退役後、韓国へ渡りセウォルとなった クルーズフェリー飛龍21(東京航路)IMO: 9135250/MMSI: 355319000旅客定員92名(1等、2等寝台、2等/有村産業運用時は272名)。 積載数:トラック131台、乗用車89台、コンテナ(10t)108個。 以前は有村産業の名古屋-大阪-那覇-先島-台湾航路に就航していたが、同社の航路廃止に伴う係留後、「ありあけ」(2代)座礁事故の代替として購入。2014年に、経年による代替船「琉球エキスプレス2」に置き換えられた。 右舷側にのみ旅客用タラップと貨物用ランプウェイを装備しているため、接岸荷役作業は右舷側のみ。 2015年に韓国の大仁フェリーへ売却し、仁川-大連間の韓中航路に就航。 たかちほ(RO-RO船、東京航路)3,891総トン、全長131.16m、幅20.0m、型深出力8.99m、13,500PS、航海速力19.9ノット。ヤマニシ建造。 2007年5月1日、「フェリーたかちほ」から船名変更。運航業務は(株)新日本海事の委託。2015年11月15日引退。 琉球エキスプレス(阪神 - 沖縄航路)旅客定員240名(1等、2等寝台、2等洋室、2等)。 積載数:トラック94台、乗用車72台、コンテナ(10ft)92個。 鉄道建設・運輸施設整備支援機構と共有。2017年10月9日引退。 バリアフリー対応船。供食設備は自動販売機(レトルト・インスタント食品などを販売)のみとなっている。 旅客定員が少ないため、繁忙期などに予約が無い場合は乗船できないこともある。 第七太洋丸 - 貨物船(鹿児島航路/与論まで) 第八太洋丸 - 貨物船(鹿児島航路/与論まで) 第十一太洋丸 - (鹿児島航路) 興島丸 - 貨物船 波之上丸(初代) - (鹿児島航路) あまみ丸(初代) - (鹿児島航路) 晴海丸 - 貨物船 にしき丸 - 貨物船 にほん丸 - 観光船 太平丸 - 貨物船 さくら - 元見本市船「さくら丸」(東京航路) ひかり - (鹿児島航路→阪神航路) 新さくら丸 - (東京航路) 波之上丸(2代) - (鹿児島航路) 神戸丸 - (阪神航路→鹿児島航路) サンシャインふじ - チャーター船 あまみ丸(2代) - (喜界航路) ふじ - チャーター船
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