岩隠れの里(土の国)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:06 UTC 版)
「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」の記事における「岩隠れの里(土の国)」の解説
黒ツチ 声 - 武田華 四代目土影。衣装が右袖の無いチャイナ服になっている。少々口が悪く勝気な性格だが、祖父のオオノキの自由奔放な行動には手を焼いている。 モモシキとの戦いでは、他の五影らと共に共闘した。 芥の事件前にはオオノキが芥の実験を進めることを反対し、密かに実験を続けていたことを知らず空の襲撃によって投獄されてしまう。その後脱獄し、捕らえられている岩隠れの忍たちを解放する。事件後は自ら木ノ葉に赴き、ボルトたちへの労いの言葉をナルトに言付け第七班に重い処罰を与えないよう釘を刺した。 小説『シカマル新伝 舞い散る花を憂う雲』では、欲深な土の国の大名との関係に苦慮していることが描かれている。 赤ツチ 声 - 三宅健太 四代目土影の補佐。「~だニ」が口癖。 芥の事件では黒ツチ同様、オオノキの秘密の実験のことは知らず、ボルトらに協力する。 紺ツチ 声 - 石黒史剛 四代目土影の秘書。暗部所属の甥がいる。 オオノキ 声 - 西村知道、菊本平(少年) 三代目土影。孫娘の黒ツチに影の座を譲ってからは隠居している。100歳を超える高齢に至ったことで歩くことがままならないほどに衰弱しており、移動の際には電動車椅子を用いる。 孫・コヅチにふと言った一言で結果的に彼を死なせてしまい、その後悔から「人間の犠牲を出さない」ために意志なき兵士による里の防衛計画を立案、ドクターの技術供与で空たちツクラレと芥を生み出し、さらにツクラレの延命策を求めミツキを招いた。ミツキを連れ戻しに来たボルトに一連の計画を批判されても「里のために必要なこと」と自分を正当化していたが、空たちの里に対するクーデターによって自身の考えが間違いだったことに気付く。最期は暴走する空に塵遁で引導を渡し、ボルトたちに意志を持ち続けることの大切さを説き息絶えた。なお、クーデターの一件は岩隠れの反乱分子によるものとされ、対外的には彼の関与は伏せられた。 イシカワ 声 - 近藤隆 初代土影。故人。黒ツチの高祖父で、オオノキの祖父に当たる。オオノキの回想シーンに登場。 コヅチ オオノキの孫で故人。第四次忍界大戦後の時点でまだ忍者学校に通っており、祖父に憧れ土影を目指していた。しかし、「敵を前にしても逃げてはならない」というオオノキの教えに従った結果、里を攻めてきた盗賊団に一人立ち向かって重傷を負い、手当ての甲斐無く死亡した。 彼の死はオオノキに大きな影響を与え、芥やツクラレを生み出す原因となった。 セッキ 声 - 町屋圭祐 チームメイトと「玄武三人衆」(げんぶさんにんしゅう)を名乗る、ボルトたちと同年代の下忍。 非常にドジな上に見栄っ張りで、それを誤魔化したり大層な技かのようにホラを吹いたりはするものの、根は悪い性格ではない。土影を目指しており、おばあちゃんっ子。 ボルトと同時期に中忍試験に参加し、いかにも強そうな見た目だったためイワベエには強敵として警戒されていたが、一次試験で術を使おうとした途端に木に躓いて転倒した上、仕掛けられていたトラップに掛かってあっけなく脱落した。 ボルトが岩隠れの里を訪れた際、修行場を彷徨っていたところを彼と再会し、ツクラレと芥による里乗っ取りという非常事態に遭遇。ボルトやオオノキとの交流を深めて、精神的にも忍としても成長する。
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岩隠れの里(土の国)
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「NARUTO -ナルト-の登場人物」の記事における「岩隠れの里(土の国)」の解説
オオノキ 声 - 西村知道、菊本平(少年・青年) 三代目土影。黒ツチの祖父で、黄ツチの父。イシカワの孫であり無の弟子。かつては「両天秤のオオノキ」と恐れられていた、団子っ鼻が特徴の小柄な老人。語尾に「~じゃぜ」とつける。未だに現役であり第二部開始時点の五影の中でも最長の在任期間を誇るが、高齢のために腰痛持ちでもある。普段は土遁系の術を使うが、それ以外にも土・風・火と三つのチャクラ性質を持っており、これらの三つのチャクラ性質を融合させることで全てを分子レベルで分解させる塵遁という血継淘汰の能力を持つ。また、重力をコントロールする能力を持ち、これにより自身が飛行するだけでなく他者にも付加することもできる。 66年前に師の無と共にマダラの騙し討ちを受け、徹底的に打ちのめされたのがきっかけで己を捨てた頑固な性格となっていった。そして軍縮の時代になってからは、形振りかまわず力を求める雲隠れの里に対抗して、犯罪結社である「暁」を利用するまでに至った。しかし第二部での五影会談での我愛羅の言葉によって自分の過ちを悟ったらしく、忍連合軍を結成しかつての自分を取り戻す決意を固めた。ナルトの隔離中には八尾と九尾を狙って雲隠れの孤島・島亀に接近したカブトを足止めするため交戦するが、穢土転生で蘇ったかつての部下のデイダラの妨害によって逃げられてしまう。その後は島亀を持ち上げ、忍連合本部の近くに降ろして本部に戻った。 第四次忍界大戦ではかつての師であった無が蘇生されたことを知り、塵遁に対処するために我愛羅と共に戦闘に加わり、終戦後の忍連合内の主導権を握るよう示唆されるも、「今回はそんなことをやるつもりはない」と断言した。マダラが「穢土転生」で蘇った際には大岩を超軽重岩の術で抑えようとするも、連続して二撃目が打ち込まれたことで逆に瀕死の重傷を負ってしまう。それでも駆け付けた綱手の医療忍術によって回復した後、五影達と共に再びマダラに立ち向かうも敗北した。その後綱手の百豪の術で回復し、他の五影たちと共に戦場に到着して岩忍たちを指揮した。最終話では土影の座を黒ツチに譲って岩隠れの里での旧五影会談に参加しているが、100歳近い為移動もままならない程に年老いている。 黒ツチ(くろツチ) 声 - 武田華 オオノキの孫であり黄ツチの娘に当たる上忍のくノ一。黒髪のショートヘアで乱暴な言葉遣いが特徴。水遁系のチャクラ性質を持ち、血継限界の熔遁の使い手でもある。第二部の五影会談では、赤ツチと共にオオノキの護衛として同行した。忍連合軍の連合会議でも共にオオノキの付き人として同伴し、その後八尾と九尾を奪いに来たカブトを足止めするためにオオノキや赤ツチと共に交戦するが、逃げられてしまったため忍連合軍の本部に戻った。第四次忍界大戦では第2部隊に配属された。最終話では四代目土影に就任し、木ノ葉隠れの里での五影会談に参加しており、遅れてきたナルトに対して文句を口にした。 赤ツチ(あかつち) 声 - 三宅健太 岩隠れを代表する歴戦の上忍。団子鼻が特徴の巨漢の男。「~ダニ」が口癖で気のいい性格。オオノキの術で空を飛ぶことを好む。土遁系の術を使用し、口から石のゴーレムを吐き出して戦う。第二部の五影会談では、黒ツチと共にオオノキの護衛として同行した。忍連合軍の連合会議でも共にオオノキの付き人として同伴し、その後八尾と九尾を奪いに来たカブトを足止めするためにオオノキや黒ツチと共に交戦するが逃げられてしまったため忍連合軍の本部に戻った。最終話では、土影となった黒ツチの護衛として木ノ葉隠れの里での五影会談に同行した。 黄ツチ(きつち) 声 - 木村雅史 オオノキの息子で黒ツチの父である上忍。赤ツチと同じ団子鼻で、顎鬚を蓄えた大柄な男性。アニメ版「疾風伝」では里の上層部の会合に参加した。過去にはカブトに倒されたノノウの最期を看取っている。第四次忍界大戦では第2部隊の隊長に任命され、10万体のゼツと交戦した後ダルイの率いる第1部隊の援護に回った。 カッコウ、タイセキ、マヒル 声 - 志村知幸、鈴森勘司(カカシ外伝)→後藤光祐(556話~)、遠藤大輔 岩隠れでも屈指の実力者の上忍達。カカシ外伝ではスリーマンセルで任務を行い、木ノ葉のミナト班と交戦となった。偵察に向かったマヒルがミナトの「瞬身の術」で後ろを取られて止めを刺され死亡するが、その後ミナトが離れたところをカッコウとタイセキの2人が襲撃してリンを攫った。そして拠点とする洞窟に追ってきたカカシとオビトをタイセキが「迷彩隠れの術」で迎撃し、カカシの左目に深い傷を負わせたが、直後に写輪眼を開眼したオビトによって攻撃を見切られてクナイで刺されて死亡。そしてリンを奪い返されたところでカッコウが「土遁・岩宿崩しの術」によって洞窟を崩落させ、オビトを死の淵に追いやったが、直後にカカシとリンを追い詰めたところを逆にカカシに止めを刺されて死亡した。
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