小金沢高等学校
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※通称「サワ高」。1学年に18クラスもあるマンモス校、物語の7年前より頭(リーダー)不在であったが、かつてサワ高の不良は全員金髪にする決まりがあり「サワ高名物金髪軍団」と呼ばれていた。 ハマー 本名は「浜田雅功」、とても明るくポジティブで、笑いを絶やさず、弱いものイジメを嫌い、男らしい性格。実はバンコが大阪に住んでいた時の相棒で、中学時代はパンチパーマでバンコと「パンチドランカーズ」と呼ばれていた、大阪の不良学校を半分ぐらいシメていた伝説の男である。通称、浪高の「俺がハマーだ!」。物語が何話もハマー中心で進むこともあり、ヤングキング本誌の表紙がハマーだったこともあり、ジミーに次ぐ本編の主人公のような扱いでもある。仲本技工の前でハマーはジミーに道を聞いているが、互いに気づいていなかった。 常日頃から空気イスなどのトレーニングで体を鍛えており、驚異的な運動神経の持ち主で、抜群のフットワーク、そしてフェイント技に加え、数多くの必殺技を持ち、必殺技パート1のラリアット、必殺技パート2の飛びヒザ蹴り、必殺技パート3のカエル飛び頭突きなど。 ボクシングの特待生としてサワ功に転校してきたが、ハマーはジャスティスのメンバーが女性をレイプをしようとしているのを目撃し、女性を助ける、しかしハマーは誤解で警察に捕まってしまう。その件でサワ高ボクシング部はインターハイに出られなくなり、ハマーはボクシング部を辞め、潔白を証明するために、自らを「高校・再デビュー」とし不良に戻りジャスティスを壊滅させる決意をする。その為の前準備としてかつてモンタナが成し遂げた一日でのサワ高制覇を宣言し、ゾンビと合わせ二大巨頭クレイジーと言われたテンガ、狂天動血の11代目総長マルコ、ヤクザの息子でタイマン無敗のキンタを宣言通り一日で全員打倒しモンタナ以来7年振りに新たなサワ高の絶対的トップへと成りあがった。 コージ ハマーのクラスメイト、不良ではなく優しい性格。 仲本技工の息子で、経営難な父の工場を手伝っている。絵が好きで仲本技工にアルバイトで入ったジミーと気が合う。 ハマーからは「メガネ」と呼ばれ、ジミーからは「ジュニア」と呼ばれる。 ジンタン サワ高2年の頭、ヘアスタイルはパンチパーマで、パンチパーマを笑われるとキレる、屋上でハマーとタイマンを張るが、ハマーに攻撃が1発も当たらず負けを認めた、パンチ力はハマーもまあまあ認める程だった。基本的に単細胞だが、繊細な面もあり、昔から“男らしい”を目指していた、バラ学工業科のゴクドーくんを男の中の男だと思っていたが、それ以上にハマーの男らしさに惚れている、またジンタン本人もそれなりに人望はある。ペヤングが好きでいつもペヤングを食べている。 サワ高がメインの話ではやられ役のような扱いではあったが、バラ学一年上位クラスのデブゴンや実力者であるゴクドーくんを小細工なしで倒している等、ハマーやマルコに埋もれていたが喧嘩は相当強いことが判明しトールやアラーキーを震撼させた。しかしサイコとの弟分対決のタイマンでは、修羅場をくぐってきたサイコが明らかに強くなっていたこともあり敗れた。 ボラギ サワ高2年、ジンタンの連れで、ジンタンを慕っている、背が高くケンカも結構強い。 サワ高編前にも登場していたが、ボヘに利用されたアバレに瞬殺されている。サワ高編ではムーニーと二人がかりでゾンビに挑むが敗北する。 ムーニー サワ高2年、ジンタンの連れで、ジンタンを慕っている、小柄。サワ高編ではボラギと二人がかりでゾンビに挑むが敗北する。 マルコ トップ不在のサワ高で治外法権と呼ばれる3人のうちの1人。 1年生、ジンタンの親戚(ハトコ)、かつて神戸でマルコ・ボンバイエと呼ばれた男。サワ高転。校初日にケンカチームの狂天動血を1日でシキったほど喧嘩が強い、現・狂天動血の11代目総長、だがバイクも免許もないので自転車に乗っている。サワ高は2年にジンタンがいるので、ジンタンがかわいそうだからという理由でサワ高をシメなかった。妙に評判も良く、お婆ちゃん想いのバーちゃん子である。全身筋肉のようなバネと、ハマーの連続パンチを見切るほどの動体視力、体格を活かした素早いプロレス技でハマーを圧倒したが、最後は飛び膝蹴りをもろに受け倒れる。アゴがしゃくれており、少し気にしている。バラ学との抗争では向かってきたバラ学のツバサを一撃で倒した。 サワ高に乗り込んできたキャンディとタイマンを張り一時はふらふらになりながらも勝利を確信したが、復活したキャンディの飛び蹴りで倒された。 キンタ トップ不在のサワ高で治外法権と呼ばれる3人のうちの1人。2人いる連れの1人の名前はサンケイ、もう1人は不明。 3年生、本名は「金田」。ヤクザの組長の息子だが親の七光りは絶対に使わず、喧嘩の勝ち負けよりも面子を重んじている、トップには興味がないが、実質サワ高の裏番である。普通の生徒がサングラスをかけただけのような見た目とは裏腹に異常にタフで、タイマンは誰にも負けたことがない。挑戦してきたハマーに黒星をつけたが、即日ハマーのリベンジに敗北し、ハマーの打倒ジャスティスに乗る。 ハマーの漢気を「最高」と評し、ジミーとハマーのどっちつかずのバンコを訝しむ。結果バンコがハマーの気持ちを利用したような形になったことで人知れずバンコを潰そうとあらゆる道具を使うが、最後は絞め技で落とされた。 テンガ トップ不在のサワ高で治外法権と呼ばれる3人のうちの1人。 3年生、長身の色男で、通称「クレイジー・テンガ」、中学時代は「ウエスト・クレイジー・テンガ」と「イースト・クレイジー・ゾンビ」と呼ばれて、今でもゾンビはテンガをライバル意識している。実はピンコ直々にジャスティスへ誘われるぐらい強いが誰が強いのかなどには興味がなく、いつも女の尻を追いかけている。無口で、言動はとにかく謎、素直だが不気味で何を考えているのかわからないが、中学時代のゾンビに勝利するなど喧嘩の実力は確かである。 サワ高に乗り込んできたゾンビとタイマンを張り、気絶したフリをしてゾンビが油断した隙に血を吹きかけ視界を塞ぐなどダーティな戦法を行うが、同じくゾンビに「目には目を」と血で視界を塞がれそのまま殴り倒された。 ブルート 中学時代はゲロッパ、トム、ジェリー、ジョー、タイソンの先輩だった、地味であまり有名ではなかったが、喧嘩の強さは本物。会話のテンポが遅い。バラ学との抗争ではジョーを圧倒するが、サワ高でのハスキー戦はハスキーの執念によりロッカーを倒されその衝撃で気絶してしまう。 テリー&ドリー 弟がテリー、兄はドリー、かつて伊藤兄弟と呼ばれ一斉風靡していた、特に兄のドリーが強い。 元四中の4人組 奇襲攻撃が得意、ジャスティス狩りを開始する、リーダー格はナックル。
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