太平洋戦争後半とは? わかりやすく解説

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太平洋戦争後半

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 00:51 UTC 版)

川島立男」の記事における「太平洋戦争後半」の解説

1943年昭和18年2月から翌年2月まで潜水学校教官務め、また甲種学生として潜水艦長養成過程卒業した潜水学校長名で連合艦隊司令長官提出された「潜水艦戦発揚対策」は、川島主筆者である。当時潜水学校校長山崎重暉で、川島同期生卒業挨拶山崎家訪問し山崎前途厳しさ予測しつつ川島らの壮途祝った川島第六艦隊所属する呂36潜水艦艦長補されマーシャル方面での偵察などを行っている。3月10日海軍大学校卒業し第六艦隊参謀となった鳥巣建之助(海兵58期)はトラック島着任したが、そこには川島板倉光馬潜水艦長5名が待っていた。艦長たちは鳥巣対し日本海軍上層部潜水艦対す無理解へ不満を訴えている。「呂36潜水艦」 は日本整備を受け、6月に再び南方出陣あ号作戦策応し米海軍部隊攻撃向かったが、サイパン島付近(.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯15度21東経14700分 / 北緯15.350度 東経147.000度 / 15.350; 147.000)で米駆逐艦によって撃沈された。この作戦失われた日本海軍潜水艦20隻中12隻、川島ら「呂36潜水艦戦死者総員77名である。

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太平洋戦争 後半

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 14:49 UTC 版)

宇野亀雄」の記事における「太平洋戦争 後半」の解説

1943年昭和18年11月、「伊52潜水艦艤装員長補され竣工後に同艦の初代艦長となる。翌年3月第六艦隊第八潜水戦隊編入となるが、宇野独国への派遣命令が下る。独国戦況はすでに不利に傾いており、宇野第二次遣独作戦成功していた内野信二目的地であるロリアン仏国)に到着するまで、独はもちこたえることが可能であるか質問している。内野宇野潜水学校時代教官という師弟関係にあったが、内野にも答えることができなかった。戦後内野は「本当に彼に同情しました」と語っている。 大海第三二二昭和一九一月四日 古賀連合艦隊司令長官指示連合艦隊司令長官ハ伊号第52潜水艦三月上旬内地九月中旬本邦帰還予定ヲ以テ欧州派遣特別任務従事セシムスヘシ — 伊号潜水艦訪欧記より引用 大本営から発せられたこの大海指によって、宇野指揮する伊52潜水艦独国占領していたロリアンへ向かうこととなった。「伊52」は、独国からの技術導入や、物資運搬のため以下の人員や物資搭載して3月10日午前8時50分に呉を出港した。「伊52」にとっての処女航海である。 シンガポール出港4月23日ペナン井浦祥二郎打ち合わせ行い大西洋突入赤道通過したのが6月4日である。順調な航海続いていたが、6月6日宇野懸念していた事態発生した連合国ノルマンディー上陸作戦開始されのであるノルマンディーロリアン北東250kmに位置し連合国ロリアンにも進撃したのである。「伊52」には6月22日に独潜水艦会同するよう指示出された。独製のレーダー受領装着し連絡将校乗船させる必要があったためで、1日遅れた23日日独潜水艦会同果たしたこの際の独潜水艦乗員回想では、両艦の分離際し宇野別れ挨拶行った。しかし、その後の「伊52」は消息絶ちロリアン入港予定8月1日になって到着することはなかった。「伊52」は米護衛空母ボーグ」の艦載機によって撃沈され、乗員115名は全員戦死していたのである。 「伊52」の行動は、米国暗号解読によって筒抜けになっており、護衛空母ボーグ」は「伊52」の出現地点承知の上で待ち構えていたのであった会同した独潜水艦はすぐに潜航したが、「伊52」は浮上しているところを発見された。浮上していた理由については、レーダー装着し、その試験行っている最中であったであろうという推測がある。護衛空母ボーグ」を発進したアベンジャー雷撃機レーダーで「伊52」を捉えソノブイ投下。「伊52」は急速潜航行ったが、アベンジャー雷撃機から投下され音響誘導魚雷命中し撃沈された。1995年平成7年)、5千mの海底沈んでいる「伊52」が発見された。

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