品川線
品川線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:05 UTC 版)
渋41:渋谷駅 - 大橋 - 中目黒駅 - 大鳥神社前 - 大崎広小路 - 大崎駅 - 大井町駅 渋41:渋谷駅 - 大橋 - 中目黒駅 - 大鳥神社前 - 大崎広小路 - 大崎駅西口 渋41:渋谷駅 - 大橋 - 中目黒駅 - 大鳥神社前 - 清水 渋41:渋谷駅 - 大橋 - 中目黒駅 - 大鳥神社前 渋41:清水 - 大鳥神社前 - 大崎広小路 - 大崎駅 - 大井町駅 渋41:清水 - 大鳥神社前 - 大崎広小路 - 大崎駅西口 品川線は、渋谷駅から大橋を経て山手通りを南下し、第一京浜(国道15号)を経て大井町駅に至る路線である。大井町発のバスは大井町駅東口を出るとすぐに左折してゼームス坂を通行するため、南馬場までは別ルートとなっている。立正大学本部・品川キャンパス、東京音楽大学本部・中目黒代官山キャンパス、目黒学院への通学輸送、東京共済病院・東邦大学医療センター大橋病院への病院輸送、防衛省目黒地区や大崎ニューシティ・ゲートシティ大崎・ThinkParkなどJR大崎駅周辺の高層ビル群に本社を置く大企業、神戸製鋼所東京本社・ソニーシティ大崎・かんぽ生命保険東京サービスセンターなどへの通勤輸送、また大崎広小路にある城南信用金庫本店営業部、中目黒駅至近にある目黒区総合庁舎、東急グループのイメージスタジオ109目黒スタジオへのアクセスを担う。 「大崎副都心#主な施設」および「ThinkPark#本社を構える主な企業」も参照 この路線は、1929年(昭和4年)11月21日に東横乗合が運行を開始した大橋 - 大鳥神社前の路線がベースとなっている。東横乗合の東横電鉄本体への吸収により東横乗合中目黒営業所の流れを汲む不動前営業所が担当となった。 詳細は「東急バス不動前営業所#東横乗合エビス地区の出発」および「東急バス#旧・東京横浜電鉄のバス事業」を参照 終戦直後は、渋谷駅 - 品川区役所(旧庁舎。新馬場駅付近)を結んでおり、当時の線名は品川区役所線といった。区役所が広町の現庁舎に移転したときにも、区役所構内を発着する便が新設され、長年品川区の北部と区役所を結ぶ連絡線の役割を果たしてきた。1956年(昭和31年)9月21日、路線の大半にあたる渋谷駅 - 大崎広小路間に都営トロリーバス102系統(池袋駅 - 渋谷駅 - 五反田駅 - 品川駅)が開通して競合となるが、都電第1次撤去と同時の1967年(昭和42年)12月9日限りで廃止されると、都営バスは渋谷と五反田の間に代替バスを設けず、トロリーバスの事実上の後継路線という意味合いが生まれた。 「都営トロリーバス#営業路線」および「都営バス早稲田営業所#池86系統」も参照 玉川線廃止直前の1969年(昭和44年)5月6日限りで不動前営業所が活動を終了し、玉川通り沿いの大橋に移転して大橋営業所に生まれ変わると、廃止の直前まで一貫して大橋が担当した。 詳細は「東急バス大橋営業所#玉電代替からの出発」および「東急バス不動前営業所#大橋営業所の基礎に」を参照 しかし、1971年(昭和46年)6月1日からは全便が大井町駅までの運行となり、線名からも「区役所」の文字が消えて「品川線」となった。品川駅を通らないのに「品川線」の線名となっているのはそのためである(なお、品川駅には池上営業所担当の大田品川線が乗り入れている)。1991年(平成3年)3月18日から渋谷駅 - 大橋 - 大鳥神社前 - 目黒駅というルートで深夜バスが運行されていたが、短命に終わっている。 また、1994年(平成6年)6月末日まで、道玄坂上停留所付近から渋谷駅構内まで東急バス専用道があり、その終端となる東急百貨店東横店西館2階には、ターンテーブルを備えた渋谷東急バスターミナルがあった。この場所は東急玉川線(路面電車)の渋谷駅跡地で、玉川線廃止後、専用軌道をバス専用道路に作り替え、停車場跡地にターンテーブルが設置され、1970年(昭和45年)5月17日から使用されていたものである。現在の渋谷マークシティ内、京王井の頭線と東京メトロ銀座線の線路に挟まれた場所に当たり、品川線はそこを起点としていた。その後、渋谷マークシティの建設に伴いターンテーブルは撤去され、路線バスの停留所はなくなったが、バス専用道入口は引き続き高速バスターミナル(マークシティ5階)の専用道として残っている。 詳細は「渋谷マークシティ#旧バスターミナル」および「渋谷駅#駅構造」を参照 2002年(平成14年)7月16日付で大橋営業所から目黒営業所へ移管され、これと同時に大井町駅 - 大橋間の出入庫系統が廃止され、清水 - 渋谷駅・清水 - 大井町駅の出入庫系統が新設された。2003年3月19日には、渋谷駅 - 大崎警察署の折り返し便を居木橋(いるきばし)まで延長した(渋谷駅方向は大崎駅発)。2015年(平成27年)12月8日に大崎駅西口のバスターミナルが開設され、同ターミナルに乗り入れを開始。これに伴い、従来の居木橋着・大崎駅始発便は廃止された。大崎駅折返し便は行先表示の系統番号部分を反転させている。 詳細は「東急バス大橋営業所#高速道路用地へ」を参照
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