東横乗合エビス地区の出発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/24 08:28 UTC 版)
「東急バス不動前営業所」の記事における「東横乗合エビス地区の出発」の解説
不動前営業所の起源となったのは、1929年(昭和4年)に運行を開始した東横乗合の路線である。これは、東急東横線中目黒駅を中心に大橋と大鳥神社前の間で東京横浜電鉄が免許を得ていたもので、現在の品川線の基礎となっている。営業開始を前に近傍で営業していたエビス乗合自動車と統合の上分社化、東横乗合中目黒営業所となった。 「東急バス#旧・東京横浜電鉄のバス事業」も参照 この頃のエビス乗合は、現在の都営バス田87系統となる恵比寿駅 - 田町駅間の路線が主力であったが、これはエビス営業所という別組織に引き継がれ、中目黒とは直接の関係はなかった。 詳細は「都営バス渋谷営業所#田87系統」を参照 1936年(昭和11年)、東横乗合は東横電鉄本体に吸収合併される。中目黒営業所、エビス営業所ともに東横電鉄の拠点としてそのままの体制を維持した。 1940年(昭和15年)7月9日、中目黒営業所は東横目蒲線(現・東急目黒線)不動前駅近くに移転し、不動前営業所と改称。 1942年(昭和17年)2月1日、陸上交通事業調整法による営業エリア調整の煽りを受け、恵比寿 - 田町間や恵比寿駅 - 有栖川宮公園(現在の都営バス橋86系統の原型)など山手線内の路線を東京市電気局(現・東京都交通局)に譲渡せざるを得なくなった。これによりエビス営業所の担当路線は壊滅、不動前営業所に実質統合、廃止となった。 詳細は「東急バス#東横・目蒲の合併 - 大東急へ」および「都営バス#戦前(昭和10年代)」を参照
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