田87系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:27 UTC 版)
(1→)田87:渋谷駅 - 渋谷車庫 - 恵比寿駅 - 北里研究所 - 白金高輪駅 - 魚籃坂下 - 慶應義塾大学 - 田町駅 田87:渋谷駅 - 渋谷車庫 ← 東二丁目(出入庫) 戦前から存在する系統。1923年(大正12年)に民間のエビス乗合自動車の路線として開業し、1929年(昭和4年)、東京横浜電鉄(現・東京急行電鉄)に買収されて東横乗合の路線となった。 詳細は「東急バス#旧・東京横浜電鉄のバス事業」を参照 その後、東横乗合の東横電鉄本体への統合を経て、陸上交通事業調整法による調整で国鉄山手線の内側を走るバス路線は東京市電気局に一元化されることが決まる。恵比寿 - 田町間のこの路線は大東急誕生を目前に控えた1942年(昭和17年)2月1日、東横から東京市へ引き渡されて市営バス全体のトップナンバー、1系統を名乗る。 詳細は「東急バス#東横・目蒲の合併 - 大東急へ」および「陸上交通事業調整法#東京市及びその周辺」を参照 1949年(昭和24年)の分割以降、一度も路線形態を変えることなく現在まで至っている。近年まで長く地下鉄の空白地域であった港区白金地区を経由し、また沿線には北里研究所や聖心女子学院、慶應義塾大学等があり利用客は多い。 2000年(平成12年)9月、営団南北線、都営三田線の白金高輪駅が開業した後、幾分か本数は減ったものの、現在も日中で概ね7 - 8分間隔の運行本数を維持している。
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