北村家
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北村 海(きたむら うみ) 演 - 小林星蘭 詩織の一人娘で小学1年生。8月生まれで、名前は航太郎が命名した。詩織が楠航太郎事務所で働くことになったため、大崎第一小学校に転校してくる。転校早々、声をかけてきた三池蒼空にほのかな想いを寄せている。大貴の紹介で学童保育「大崎ひまわりクラブ」に入る。滑舌は良いものの、運動は苦手で、水に顔をつけるのも怖がっていたが、大貴が夏休みに開いた親子水泳教室で克服した。海の父親になるという大雅の告白に驚き、父親はいらないと拒絶するが、それは詩織が勇樹のことも自分のことも忘れてしまうのではないかと心配したためで、後に詩織とわだかまりを解き、大雅とも和解した。 北村 勇樹(きたむら ゆうき) 詩織の夫。海の父親。商社勤務で、社内では出世頭で人気があり、フットサルチームにも入っていた。海が生まれる前の2002年12月に、出張先のボリビアで起きた大地震で亡くなっている。 北村 春樹(きたむら はるき) 演 - 塚本高史(第6 - 8、最終話) 福岡に住む詩織の義弟で税理士。海の叔父。詩織と海の帰郷時には出張で入れ違いになってしまうが、君江に頼まれて、詩織の様子を見に上京。勇樹のことは気にせず、幸せになってほしいと詩織の背中を押した。墓参りに訪れた大雅を家に招き、詩織の好きな相手が大雅だと知る。勇樹と声が似ている。 北村 君江(きたむら きみえ) 演 - 市毛良枝(第5 - 7、最終話)※第5話は声のみ 福岡に住む詩織の義母。海の祖母。詩織・海が福岡で一緒に暮らしてくれることを望んでいる。春樹が連れてきた大雅を気に入る。 北村 雄三(きたむら ゆうぞう) 演 - でんでん(第6話) 福岡に住む詩織の義父。海の祖父。 北村 真弓(きたむら まゆみ) 演 - 肘井美佳(第6話) 福岡に住む詩織の義妹。海の叔母。 北村 ユキ(きたむら ユキ) 演 - 小野敦子(第6話) 福岡に住む雄三の母親。勇樹・春樹・真弓の祖母。海の曾祖母。
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北村家
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北村 草太(きたむら そうた) 演 - 岩城滉一 1972年10月生まれ。北村清吉、正子夫婦の四男。富良野市立農業高校卒。富良野共同牧場で働いており、純や螢からは「草太兄ちゃん」と呼ばれ、実の兄のように慕われ、草太も黒板家を家族同然と思っている。3人の兄は全員富良野を離れ、東京・札幌・仙台でそれぞれ暮らしている。趣味はボクシングとバイク。女グセが悪く、吉本つららと交際していたのにもかかわらず雪子にのぼせ上がってしまうものの、結局雪子との恋が実ることはなかった。上京後に帰省した純が髪を茶髪にしていた際は、強引に髪を黒く染め直す。雪子との失恋後、飯田アイコと結婚することになるが結婚式の最中にアイコが流産。その結果、自分の子を持つことが出来なくなったことで過度に牧場経営にのめり込むようになる。清吉の死後は牧場の規模拡大に勤しむが、強引なやり方と不遜な態度は純たちの反感を買うようになり、農業経営の方針を巡り五郎とも陰で対立する。螢が黒木の子を身ごもっていることを知り、熟考の上でかねてから五郎への恩義と螢への思慕を抱く正吉に螢との結婚話をもちかける。結果的に草太の策略が功を奏し、正吉と螢が結婚することになる。二人の結婚を自分の事のように大喜びし、当人たちの意向を無視して結婚式を全面的に仕切ろうとする反面、螢の秘密を和夫に漏らしてしまう。そうしたデリカシーの無さや変貌ぶりを草太を先輩と慕う寛次からも責められる。市の臨時職員という不安定な立場で所帯を持つことさえ覚束ない純や自衛隊からの除隊後は重機作業員をしている正吉を自分の下で働かせ、やがては後継者にしようと画策するが、言葉の端々に純が誇りを持つ清掃作業員への蔑視や五郎への反感を覗かせ陰口を叩くようになっていた。五郎が目をかけ有機農法を教えていた完次に経営規模の拡大を持ちかけながら、疫病が発生するや農薬散布で土地を台無しにし、完次の経営が傾くと負債を盾に土地を巻き上げるなど追い詰める。やがて、自殺未遂を起こした完次が離農で手放したトラクターを安値で買い叩き、夜逃げした完次夫婦の家から新婚祝いの品である家具を粗大ゴミとして処分。完次の残した新築の空き屋を正吉と螢の新居にあてがおうとするなど惨い仕打ちを行う。買い叩いたトラクターの運搬を幼馴染みの悲劇に心を痛める純に手伝わせようとしたことが決定打となり、純から拒絶される。手伝いをあてこんでいた純から拒否され、一人でトラクターの運搬を行うがカーブで荷崩れし、それを荷台に載せ直す作業中に横転したトラックの下敷きとなって死亡する。 草太の死後、表面的には順調な牧場経営の陰で借金が大きく膨らんでおり、不安に対する強がりと自負心が人格を変えるほどだったと発覚する。共同牧場の経営破綻は麓郷の組合全体の問題として草太の遺志を盾に半ば強引な形で年若い素人である純と正吉に押しつけられた。五郎、純、螢を家族と思ってその幸せを心から願っていたが草太の死は純に自責の念を抱かせ、やがては五郎の家族たちを巻き込み破滅させることになる。「遺言」ではしばしば純や螢の夢枕に立つようになる。 北村 清吉(きたむら せいきち) 演 - 大滝秀治 五郎の父方の伯母の子で、五郎の従兄に当たる(草太の父)。八幡丘で共同牧場を経営している。 5人の男子をもうけるが、草太と末っ子を除いてみんな出て行ってしまい、牧場の経営が悩みのタネ。 普段は寡黙であまり喋らないが、時折みんなを黙らせてしまうほど説得力のあることを言う。 杵次の葬儀では杵次の悪口を言った親戚を涙ながらに非難した。 ドラマへの登場は「'92 巣立ち」が最後で「'95 秘密」では草太の口から「少しボケてきた」と言われている。「'98 時代」での正吉と螢の会話から1年前に他界していたことが語られ、遺影のみの登場となった。 北村 正子(きたむら まさこ) 演 - 今井和子 草太の母(清吉の妻)。 五郎が帰省し、廃屋に住むことになった際には否定的だった。 草太の遺した牧場を純と正吉が受け継ぐことを了承するが、 「'98 時代」では跡取り息子を失うという悲運に見舞われ、「遺言」では牧場倒産後、アイコとともに富良野を去った。
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