副砲、その他備砲、雷装等
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「ピサ級巡洋艦」の記事における「副砲、その他備砲、雷装等」の解説
副砲は破壊力を重視して「アームストロング 1908年型 19 cm(45口径)速射砲」を採用した。その性能は重量90.9kgの砲弾を最大仰角25度で射程22,000 mまで届かせるという射程を持っており、これを連装砲塔に収めた。俯仰能力は仰角25度・俯角5度である、旋回角度は船体首尾線方向を0度として160度の広い旋回角度を持つ。砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分2.6発である。 その他に対水雷艇用に「アームストロング 7.62 cm(40口径)速射砲」を採用した。その性能は重量5.87kgの砲弾を仰角40度で射程10,740mまで届かせるという射程を持っており、これを単装砲架で16基搭載した。俯仰能力は仰角42度・俯角10度である、旋回角度は360度の広い旋回角度を持つが実際は上部構造物により射界に制限を受けた。砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は毎分15発である。近接火器としてヴィッカース社製「4.7cm(50口径)速射砲」を単装砲架で2基2門。対艦攻撃用に45 cm水中魚雷発射管を単装で3基を装備した。 竣工後に「ピサ」のみ対空火器として「アンサルド 1917年型 7.62cm(40口径)高角砲」を採用した。前述のアームストロング社の7.62cm速射砲をアンサルド社がライセンス生産したものを砲架を改良して高角砲としたもので、その性能は重量6.5kgの砲弾を仰角42度で射程10,000mまで、仰角70度で高度5,790mまで届かせられた。これを単装砲架で6基搭載した。俯仰能力は仰角75度・俯角10度である、旋回角度は360度の広い旋回角度を持つが実際は上部構造物により射界に制限を受けた。砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は毎分15発である。
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副砲、その他備砲、雷装等
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「ビスマルク級戦艦」の記事における「副砲、その他備砲、雷装等」の解説
副砲はシャルンホルスト級からドイツ大型水上艦に採用された「SK C/28型15cm(55口径)砲」を採用し、連装砲塔を航海艦橋左右に1基ずつ、残り4基をカタパルトを挟んで舷側寄りに片舷2基ずつ計6基装備し前方へ8門、後方へ4門指向できた。その他に対空用に「10.5cm(65口径)砲」を連装砲架に8基計16門を副砲塔よりも一段高い場所に片舷4基、「3.7cm(83口径)対空砲」を連装で8基16門を装備した。なお、「ティルピッツ」のみ53.3cm四連装魚雷発射管を片舷1基ずつ計2基装備している。 射撃指揮装置は前檣に2基、後檣に1基装備し、列強新戦艦に多く見られる2基に比較して多い。射撃方位盤はヴァイタル・パート内に収容され前後2基存在する。測距はステレオ式である。こうした精密機械関連技術、光学技術は当時のドイツ産業界が得意とした分野であり、再軍備により新規に制式化されたことも相まって高い評価がなされる。
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副砲、その他備砲、雷装等
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「河内型戦艦」の記事における「副砲、その他備砲、雷装等」の解説
副砲は日本戦艦として初めて「15.2cm(45口径)砲」(制式名称:「四十五口径四一式六吋砲」。呼称法改定後は「四十五口径四一式十五糎砲」)を採用し、二番甲板の下方に舷側ケースメイト配置に片舷5門ずつ配置した。その他に対水雷艇用に「12cm(40口径)砲」(制式名称:「四十口径四一式四吋七砲」。呼称法改定後は「四十口径四一式十二糎砲」)を単装砲で8門、「7.6cm(40口径)砲」(制式名称:「四十口径四一式三吋砲」。呼称法改定後は「四十口径四一式八糎砲」)を単装砲で16門、を搭載した。他に対艦攻撃用に45cm水中魚雷発射管5基を装備した。 竣工後の1921年(大正10年)に「7.6cm(40口径)砲」全基と「45cm魚雷発射管」2門を撤去し、「7.6cm(23.5口径)高角砲」(制式名称:五年式短八糎砲)を単装砲で2基を追加した。
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副砲、その他備砲、雷装等
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「クイーン・エリザベス級戦艦」の記事における「副砲、その他備砲、雷装等」の解説
副砲については参戦前に2度の改装で大きく変更されている。副砲は「Mark XII 15.2cm(45口径)速射砲」を14基(クイーン・エリザベスは16基)採用した。その性能は重量45.36kgの砲弾を最大仰角14度で射距離12,344mまで届かせる事ができる性能であった。装填機構は自由角度装填で仰角14度から俯角7度の間で装填でき、発射速度は竣工時は毎分5~7発であった。砲身の仰角は15度・俯角5度で動力は人力とした。旋回角度は120度であった。および3インチ(7.6cm)単装高角砲2基を装備した。一部の艦ではこれらを撤去し、俯仰角範囲が広くて(最大仰角80度)、高発射速度(12発/分)の45口径4.5インチ(11.4cm)連装両用砲または45口径4インチ(10.2cm)連装高角砲で対空防御を強化している。 その他に対戦艦用に53.3cm水中魚雷発射管を単装で4門を装備した。
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副砲、その他備砲、雷装等
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「扶桑型戦艦」の記事における「副砲、その他備砲、雷装等」の解説
副砲には打撃性能を重視して「50口径四十一式15cm砲」を採用した。これを単装砲架で舷側ケースメイト(砲郭)配置で位置は二番甲板の下方に、3番主砲塔を中心として放射線状に配され、片舷8門ずつ計16門を搭載した。しかし、この砲は主砲射撃時の爆風の影響を大きく受け、射撃・観測が困難となるといった問題があった上に砲弾重量が大きいために装填速度が落ち速射が困難という問題が発生している。 その他、対水雷艇用にアームストロング社からライセンス生産した「四一式 短8cm単装砲(40口径)」を4門装備していたが、「山城」では、竣工直後、これを高角砲架と組み合わせた対空兵器として「三年式 8cm(40口径)高角砲」を単装砲架で4基搭載し、日本で初めて高角砲を搭載した戦艦となった。装備位置は前部マストの側面に片舷1基ずつと、2番煙突の側面に片舷1基ずつの計4基である。なお「扶桑」にはこの装備が1918年に設けられた。 他、53.3 cm 水中魚雷発射管を1番主砲塔の前方・水線下に1基、2番主砲塔の後方・水線下に1基、4番主砲塔の側面・水線下に1基の、片舷3基ずつ計6基装備した。
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副砲、その他備砲、雷装等
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「リヴェンジ級戦艦」の記事における「副砲、その他備砲、雷装等」の解説
副砲は「Mark XII 15.2cm(45口径)速射砲」を引き続き採用した。その性能は重量45.36kgの砲弾を最大仰角14度で射距離12,344mまで届かせる事ができる性能であった。装填機構は自由角度装填で仰角14度から俯角7度の間で装填でき、発射速度は竣工事は毎分5~7発であった。砲身の仰角は15度・俯角5度で動力は人力を必要とした。旋回角度は120度の旋回角が可能であった。その他に対戦艦用に53.3cm水中魚雷発射管を単装で4門を装備した。 就役後に対空火器は「ヴィッカース 12.7mm(62口径)機銃」を四連装砲架2基を搭載していたが、第二次世界大戦中に「4cm(56口径)機関砲」や「エリコンFF 20 mm 機関砲」に換装されていった。対空火器の増加の代償として舷側の15.2cm速射砲は12門から8門へと減少していた。
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