副砲、その他備砲、雷装など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:40 UTC 版)
「伊勢型戦艦」の記事における「副砲、その他備砲、雷装など」の解説
副砲も当初は一発の打撃性能を重視して「50口径四一式15cm砲」を引き続き採用するはずであったが、当時の日本人の体格に合わせて口径が小さい「50口径三年式14cm砲」を新規開発して搭載した、これはフランス海軍の「クールベ級」が副砲の速射性能と給弾の容易性のために13.9cmを搭載したことに倣ったものである。その性能は重量38.6kgの砲弾を最大仰角20度で射距離15,800mまで届かせる事ができる性能であった。砲身の仰角は20度・俯角7度で動力は人力を必要とした。旋回角度は140度の旋回角が可能であった。装填機構は自由角度装填で仰角20度.俯角7度の間で装填でき、発射速度は毎分6~10発であった。装備数は前級よりも小口径になった分を補うために門数を増やし単装砲20基となった。 その他に「40口径三年式8㎝高角砲」を単装砲架で4基、53.3cm水中魚雷発射管6基を装備した。
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