副砲、その他兵装とは? わかりやすく解説

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副砲、その他兵装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:26 UTC 版)

長門型戦艦」の記事における「副砲、その他兵装」の解説

前型である伊勢型引き続き五十口径三年式十四糎砲」を搭載した搭載位置は両舷の最上甲板上甲板二段ケースメイト配置装備され、単装砲20基を搭載した伊勢型よりも船体容積増したため、副砲により居住空間狭くなる弊害は少しは改善された。その他に四十口径三年式八糎高角砲(実口径は3インチ)」を第一煙突両脇シェルター甲板に2基ずつの計4門搭載した改装により、三年8センチ高角砲降ろし代わりに八九式12.7センチ連装高角砲4基(計8門)を搭載した重量問題などもあり副砲2門を降ろしている。 さらに昭和18年6月に、二号一型電探搭載したマリアナ沖海戦後に二号二型電探一号三型電探各2基搭載対空機銃増設(計98門)を行った。なおこの時点副砲2門を代償重量として撤去されたとされていたが、昭和19年10月撮られブルネイ停泊時の長門写真では撤去はされていないレイテ沖海戦後には、副砲4門撤去代償として、八九式12.7センチ連装高角砲2基(計12門)、25ミリ機銃30基(計128門)を増設している。こうした装備のほとんどは、昭和20年6月本土決戦備えた特殊警備艦となった際に降ろされている。 さらに、53.3センチ魚雷発射管を8門(4基を水上設置の半旋回型とし、残り水中装備搭載していたが、改装時に撤去された。 竣工時には弾着観測気球装備し甲板後部係留発艦させていた。水上機による弾着観測実用化されると弾着観測気球水上機置き換えられたが、カタパルト実用化されていなかったためにデリック水上機水面上げ下ろしし、水上機水面より発進していた。改装前後の時期実用化された呉式2号5型カタパルト装備され同時に艦載機運搬軌条ターンテーブル設置従来デリック廃止し収納式の強化デリック新設などが行われた。艦載機には九五式水上偵察機、のちに零式水上観測機といったいわゆる「二座偵」が3機搭載された。長門型装備されカタパルトは、旋回時に後部艦橋接触することを防ぐため、前から1/4ほどの位置で上に折り曲がる機構持っていた。

※この「副砲、その他兵装」の解説は、「長門型戦艦」の解説の一部です。
「副砲、その他兵装」を含む「長門型戦艦」の記事については、「長門型戦艦」の概要を参照ください。

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