副砲、その他備砲について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:32 UTC 版)
「インディファティガブル級巡洋戦艦」の記事における「副砲、その他備砲について」の解説
副砲は前級に引き続き「Mark VII 10.2cm(50口径)砲」を採用した。副砲配置は前級が主砲塔の上に配置されていたが、本級から前部艦橋と後部構造物の壁面にケースメイト式配置で装備された。これは、前級のように主砲塔天蓋部に副砲を配置する従来の方式では主砲発射時は砲員が爆風で吹き飛ばされるためである。よって、副砲を甲板上の上部構造物壁面に埋め込むことにより主砲の爆風対策と外洋航行時に波風に砲員が吹き飛ばされることを対策したものである。しかし、船体の上部に副砲と弾薬庫を配置したためにトップヘビーに悩まされることになった。配置は前部単装6基に後部単装10基の計16基である。他に対水雷艇用に4.7cm単装砲4基を6基搭載した。更に対艦攻撃用に45cm水中魚雷発射管を単装で3基内蔵した。
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