副砲、その他の備砲・雷装等
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「オスカー2世 (海防戦艦)」の記事における「副砲、その他の備砲・雷装等」の解説
副砲はボフォース社の新設計の「1903年型 15.2cm(50口径)速射砲」を採用しており、この砲は同時期に建造された装甲巡洋艦「フィルギア」の主砲にも採用された。その性能は重量45.8kgの砲弾を最大仰角30度で13,716mまで届かせることが出来た。これを連装式の砲塔に収め、砲架の俯仰能力は仰角30度・俯角5度である。さらに旋回角度は左右120度の旋回角度を持っていた。砲塔の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は電動で補助に人力を必要とした。発射速度は毎分3~4発である。 その他に対水雷艇用にボフォース 5.7cm(55口径)速射砲を採用しており、この砲は同時期に建造された装甲巡洋艦「フィルギア」の備砲にも採用された。その性能は重量2.72kgの砲弾を最大仰角20度で5,000mまで届かせることが出来た。これを卵巣砲架で10基を搭載した。砲架の俯仰能力は仰角20度・俯角20度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが実際は上部構造物により制限を受けた。砲架の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は人力を必要とした。発射速度は毎分20発である。他に3.7cm速射砲1基を艦上構造物に装備した。他に対艦攻撃用に45cm水中魚雷発射管を単装2基装備した。 1916年に5.7cm速射砲2門を撤去し、新たに5.7cm(55口径)高角砲を単装で2基搭載した。
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副砲、その他の備砲・雷装等
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「フォン・デア・タン (巡洋戦艦)」の記事における「副砲、その他の備砲・雷装等」の解説
副砲については、1906年型 15cm(45口径)砲を採用した。主行動水域と想定される北海では霧などにより視界が悪く、比較的近距離で主力艦同士の砲戦が開始される可能性を考慮し、ドイツ海軍は発射速度が主砲より高く単位時間当たりの発射弾量で有利となりうる15cm級中口径副砲の装備を重視したものである。その性能は重量45.3kgの砲弾を最大仰角20度で18,900mまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角20度・俯角7度で、旋回角度は舷側ケースメイト配置で150度の旋回角度を持っていた。発射速度は毎分5~7発である。 対水雷艇用に、1905年型 8.8cm(45口径)砲を採用した。その性能は重量9kgの砲弾を最大仰角25度で10,694mまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角25度・俯角10度であった。発射速度は毎分15発である。搭載位置は艦首に片舷2基、艦橋基部に2基、見張り所脇に2基、艦尾に2基の片舷8基計16基である。 水雷兵装として、45cm単装魚雷発射管を水線下に4門装備した。
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副砲、その他の備砲・雷装等
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「ザイドリッツ (巡洋戦艦)」の記事における「副砲、その他の備砲・雷装等」の解説
副砲は、1906年型 15cm(45口径)砲を採用した。主行動水域と想定される北海では霧などにより視界が悪く、比較的近距離で主力艦同士の砲戦が開始される可能性を考慮し、ドイツ海軍は発射速度が主砲より高く単位時間当たりの発射弾量で有利となりうる15cm級中口径副砲の装備を重視したものである。その性能は重量45.3kgの砲弾を最大仰角20度で18,900mまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角20度・俯角7度で、旋回角度は舷側ケースメイト配置で150度の旋回角度を持っていた。発射速度は毎分5~7発である。 対水雷艇用に、1905年型 8.8cm(45口径)砲を採用した。その性能は重量9kgの砲弾を最大仰角25度で10,694mまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角25度・俯角10度であった。発射速度は毎分15発である。 水雷兵装として、45cm単装魚雷発射管を水線下に4門装備した。
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副砲、その他の備砲・雷装等
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「スヴェア級海防戦艦」の記事における「副砲、その他の備砲・雷装等」の解説
副砲もアームストロング社の「1903年型 15.2cm(38口径)ライフル砲」を採用しており単装砲架で6基搭載していた。他に近接火器として「ノルデンフェルト 1884年型 3.7cm(40口径)単装機砲」2基と「ノルデンフェルト 1877年型 2.5cm(40口径)単装機砲4基」を搭載していた。対艦攻撃用に艦首に35.6cm水中魚雷発射管を単装で1基を搭載していた。
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副砲、その他の備砲・雷装等
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「ブランデンブルク級戦艦」の記事における「副砲、その他の備砲・雷装等」の解説
副砲は速射性を重視して35口径10.5cm速射砲を採用し、前部艦載艇置き場の下部に設けられたケースメイト砲郭内部に単装砲架で片舷3門で計6門を装備した。同世代の列強の戦艦が副砲に14cm〜16cm砲を採用しているのに比べて口径が小さいのは仮想敵国のフランス海軍が多数の水雷艇を配備しており、その襲撃に備えるためであった。 同じく対水雷艇用にドイツ軍艦に馴染みとなる35口径8.8cm砲を8門、37mm機砲を12門、45cm魚雷発射管6基を装備した。
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副砲、その他の備砲・雷装等
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「ヘルルフ・トロル級海防戦艦」の記事における「副砲、その他の備砲・雷装等」の解説
副砲は水雷艇の襲撃を警戒し、威力を重視してボフォース製「1896年型 15cm(43口径)速射砲」を採用した。その性能は46.7kgの砲弾を、最大仰角20度で14000mまで届かせられた。この砲を単装砲架で片舷2基ずつ計4基を舷側ケースメイト(砲郭)配置した。俯仰能力は仰角20度・俯角7度である。旋回角度は露天では300度だが本艦は上部構造物により射界に制限を受け120度の旋回角度であった。砲架の俯仰・旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は毎分5発であった。 他に対水雷艇迎撃用にオチキス「5.7cm(44口径)速射砲」を単装砲架で10基搭載した。その性能は2.70kgの砲弾を、最大仰角45度で7,955mまで届かせられた。この砲を単装砲架で片舷5基ずつ計10基を配置した。砲架の俯仰能力は仰角60度・俯角8度である。旋回角度は露天で360度の旋回角度を持つが実際は上部構造物により射界に制限を受け、舷側ケースメイト配置の旋回角度は150度であった。砲架の俯仰・旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は毎分20発であった。 他に近接火器としてオチキス 3.7cm単装機砲8基を搭載した。他に対艦攻撃用に45cm魚雷発射管を単装で艦首に1基と艦橋の側面に片舷1基ずつの計3基を配置した。 各艦の武装の追加・撤去の相違は以下の通り 艦名主砲副砲備砲対空火器機関砲雷装ヘルルフ・トロル カネー 1893-96年型 24cm(40口径)単装砲2基 ボフォース 15cm(43口径)単装砲4基 オチキス 5.7cm(44口径)単装速射砲10基+(1905年:オチキス 4.7cm(43口径)単装機砲6基) ← オチキス 3.7cm(23口径)単装機砲8基 45cm水中魚雷発射管単装3基 オルフィアツ・フィッシャー ← ← オチキス 4.7cm(43口径)単装機砲6基 ← オチキス 3.7cm(23口径)単装機砲2基 ← ヘルルフ・トロル&オルフィアツ・フィッシャー(1918年) ← ← 7.5cm(55口径)単装速射砲6基 ← オチキス 3.7cm(23口径)単装機砲2基 ← ペダー・スクラム ← ← 7.5cm(55口径)単装速射砲10基(1916年:8基) (1916年:7.5cm(55口径)単装高角砲2基) 3.7cm(23口径)5連装ガトリング砲2基 45cm水中魚雷発射管単装4基 ペダー・スクラム(1934年) ← ← 7.5cm(55口径)単装速射砲8基 ← マドセン 2cm(60口径)連装機関砲2基、8mm(80口径)連装機銃2基 ← ペダー・スクラム(1943年) ← ← 7.5cm(55口径)単装速射砲8基 ボフォース 4cm(56口径)単装機関砲2基 8mm(80口径)連装機銃2基 ←
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