副砲、その他の備砲および雷装とは? わかりやすく解説

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副砲、その他の備砲および雷装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/14 09:32 UTC 版)

シャルンホルスト級巡戦艦」の記事における「副砲、その他の備砲および雷装」の解説

副砲配置は「D級装甲艦」時はドイッチュラント級装甲艦と同じ「SK C/28 1928年型 15cm(55口径速射砲」を採用した。 その性能は45.3kgの砲弾初速875m/秒で仰角35度で22,000mまで届かせるものであった。 これを単装砲架で8門の設計であったが、シャルンホルスト級への設計段階副砲門数を5割増し12門とし、内8門を新設計の連装砲塔収めて4基と単装砲架で4基の変則配置変更された。副砲配置連装砲塔艦橋左右に連装砲塔を1基ずつとカタパルト左右に1基ずつの計4基、単装砲は船体中央部舷側甲板上に背中合わせに片舷2基ずつの計4基とした。この配置方式により、前後方向最大4門、左右方向最大6門が指向できた。しかし、この連装砲塔単装砲架混在する特異な配置のため、発射速度荒天下での操作性差異生じたようで成功した配置とはいえず、後のビスマルク級戦艦では全て連装砲塔形式で6基に統一された。 他に対空用として「1933年型10.5cm(65口径高角砲」を装備した。これは15.8kgの砲弾仰角45度17,700 m、最大仰角80度で12,500mの高度まで到達させた。旋回俯仰動力電動人力行われ左右方向360度旋回でき、俯仰仰角80度、俯角10度であった発射速度毎分1518発だった。これを連装形式収め船体中央部煙突両脇高所に3基ずつ、3番主砲塔背後に1基の計7基装備したまた、近接対空火器として「3.7cm(83口径)機関砲」を連装砲架で8基、2cm(65口径)高射機関砲連装砲架で5基搭載した。なお、グナイゼナウのみ1940年頃に53.3cm3連装水上魚雷発射管装備した位置水上機揚収クレーン下部、両舷に1基ずつ計2基である。

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副砲、その他の備砲および雷装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 06:22 UTC 版)

O級巡洋戦艦」の記事における「副砲、その他の備砲および雷装」の解説

本級の副砲にはシャルンホルスト級同じくSK C/28 1928年型 15cm(55口径速射砲」を採用して新設計の連装砲塔収めて3基を搭載する予定であった。その性能は45.3kgの砲弾初速875m/秒で仰角35度で22,000mまで届かせるものであった砲塔俯仰能力仰角40度・俯角10度である。旋回角度360度旋回角度持っていたが、実際上部構造物により制限があった。砲身俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。発射速度毎分6~8発であった。 他に対空用として「SKC/33 1933年型 10.5cm(65口径高角砲」を装備した。これは15.8kgの砲弾仰角45度17,700 m、最大仰角80度で12,500mの高度まで到達させた。旋回俯仰動力電動人力行われ左右方向360度旋回でき、俯仰仰角80度、俯角10度であった発射速度毎分1518発だった。これを連装砲架で4基、合計8門を搭載する予定であったまた、近接対空火器として「SKC/30 1930年型 3.7cm(83口径機関砲」を単装砲架で4基4門、「SKC/38 1938年2cm65口径機関銃」を単装砲架1010門を搭載する予定であった。他に、主砲では相手にならない相手のために53.3cm三連魚雷発射管を2基搭載する予定であった

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副砲、その他の備砲および雷装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:50 UTC 版)

シャルンホルスト級戦艦」の記事における「副砲、その他の備砲および雷装」の解説

副砲配置は「D級装甲艦」時はドイッチュラント級装甲艦と同じ「SK C/28 1928年型 15cm(55口径速射砲」を採用。その性能は45.3kgの砲弾初速875m/秒で仰角35度で22,000mまで届くものであった。 これを単装砲架で8門の設計であったが、シャルンホルスト級への設計段階副砲門数を5割増し12門とし、内8門を新設計の連装砲塔収めて4基と単装砲架で4基の変則配置変更された。副砲配置連装砲塔艦橋左右に連装砲塔を1基ずつとカタパルト左右に1基ずつの計4基、単装砲は船体中央部舷側甲板上に背中合わせに片舷2基ずつの計4基とした。この配置方式により、前後方向最大4門、左右方向最大6門が指向できた。しかし、この連装砲塔単装砲架混在する特異な配置のため、発射速度荒天下での操作性差異生じたようで成功した配置とはいえず、後のビスマルク級戦艦では全て連装砲塔形式で6基に統一された。 他に対空用として「1933年型10.5cm(65口径高角砲」を装備した。これは15.8kgの砲弾仰角45度17,700 m、最大仰角80度で12,500mの高度まで到達させた。旋回俯仰動力電動人力行われ左右方向360度旋回でき、俯仰仰角80度、俯角10度であった発射速度毎分15 - 18発だった。これを連装形式収め船体中央部煙突両脇高所に3基ずつ、3番主砲塔背後に1基の計7基装備したまた、近接対空火器として「3.7cm(83口径)高角砲」を連装砲架で8基、2cm(65口径)高射機関砲連装砲架で5基搭載したその他の装備として、ベルリン作戦前に軽巡から降ろした53.3cm3連装水上魚雷発射管装備している。位置水上機揚収クレーン下部、両舷に1基ずつ計2基である。

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副砲、その他の備砲および雷装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 07:27 UTC 版)

P級装甲艦」の記事における「副砲、その他の備砲および雷装」の解説

本級の副砲にはシャルンホルスト級同じくSK C/28 1928年型 15cm(55口径速射砲」を採用して新設計の連装砲塔収めた。その性能は45.3kgの砲弾初速875m/秒で仰角35度で22,000mまで届かせるものであった砲塔俯仰能力仰角40度・俯角10度である。旋回角度360度旋回角度持っていたが、実際上部構造物により制限があった。砲身俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。発射速度毎分6~8発であった。 他に対空用として「SKC/33 1933年型 10.5cm(65口径高角砲」を装備した。これは15.8kgの砲弾仰角45度17,700 m、最大仰角80度で12,500mの高度まで到達させた。旋回俯仰動力電動人力行われ左右方向360度旋回でき、俯仰仰角80度、俯角10度であった発射速度毎分1518発だった。これを連装砲架で4基、合計8門を装備したまた、近接対空火器として「SKC/30 1930年型 3.7cm(83口径機関砲」を単装砲架で4基4門、「SKC/38 1938年2cm65口径機関銃」を単装砲架1010門を装備した。他に、主砲では相手にならない相手のために53.3cm四連魚雷発射管を2基搭載した

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