副砲、その他の備砲について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:14 UTC 版)
「鞍馬型巡洋戦艦」の記事における「副砲、その他の備砲について」の解説
副砲は「四一式 20.3cm(45口径)砲」を採用した。その性能は113.4kgの砲弾を最大仰角30度で射程18,000mまで砲弾を届かせる能力を持っていた。砲塔の俯仰角度は仰角30度・俯角5度であったが、露天ならば300度の旋回角度があったが本型は上部構造物により射界に制限があった。砲身の上下・旋回・装填には主に水圧で補助に人力を必要とした。発射速度は毎分2発である。 他に対水雷艇砲として「安式 12cm(40口径)速射砲」を採用した。その性能は20.4kgの砲弾を最大仰角20度で最大射程9,050mまで砲弾を届かせる能力を持っていた。砲身の俯仰角度は仰角20度・俯角3度で、旋回角度は舷側配置で150度であった。砲身の上下・旋回・装填には人力を必要とした。発射速度は毎分5~6発である。更に近接戦闘用に「安式 7.6cm(40口径)速射砲」を甲板上に4基「安式 7.6cm(25口径)速射砲」を単装砲架で4基を装備した。更に主砲でも相手にならない相手への対処として45cm魚雷発射管を水面部に単装で3門を装備した。
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