副砲・その他備砲とは? わかりやすく解説

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副砲・その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 22:14 UTC 版)

ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦」の記事における「副砲・その他備砲」の解説

副砲は前級の「カイオ・デュイリオ級」よりも更に口径アップしているがこれは従来口径ではフランス大型駆逐艦には対抗できても、軽巡洋艦駆逐するには不十分であるとの判断であるとともにこのくらい口径でも発射速度がよく軽量な砲が開発できるようになった為である。主砲同じくOTO社の新設計の「OTO 1936年型 15.2cm(55口径速射砲」を採用した。なお、この砲は他に軽巡洋艦「ルイージ・ディ・サヴォイア・デュカ・デグリ・アブルッツィ級」の主砲にも採用されている。その性能重量50kgの砲弾最大仰角45度25,740mまで届かせることが出来た砲塔俯仰能力仰角45度俯角5度である、旋回角度240度の旋回角度を持つ。主砲身の俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。装填角度仰角20度から俯角5度の間で装填できる自由角装填式で発射速度毎分4~5発である。 他に対空火器として「Ansaldo and OTO 1939年型 9cm(50口径高角砲」を採用した。この砲は近代化改装後の「カイオ・ドゥイリオ級」のにも採用されている優秀砲である。その性能重量10kgの砲弾仰角45度13,000mまで、最大仰角75度で最大射高10,800mまで届かせることが出来た砲架俯仰能力仰角75度・俯角5度で、旋回角度舷側方向を0度として左右120度の旋回角度持っていた。主砲身の俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。発射速度毎分12発である。 近接火器としては「1938年型 3.7cm(54口径機関砲」を連装砲架10装備した。他に「2cm65口径機関砲」を連装砲架10装備した。他に、照明弾礼砲用にアームストロング社の設計購入して国産化した「アームストロング 1892年12cm40口径)砲」を採用した。その性能重量20.4kgの砲弾仰角20度で9,050mまで届かせることが出来た砲架俯仰能力仰角20度・俯角5度で、旋回角度360度旋回角度持っていた。主砲身の俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度毎分5~6発である。これを、防盾をつけて単装砲架舷側中央部に片舷2基ずつ計4基を装備した

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:20 UTC 版)

ミナス・ジェライス級戦艦」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

元になった「ドレッドノート」が副砲廃したのに対し、本級は対水雷艇用に副砲として「1909年12cm50口径速射砲」を採用した。これを単装砲架22基を搭載した。これは主力艦駆逐艦軽巡洋艦を近づけないだけの補助艦艇持たないブラジル海軍には、主力艦独力でこれらを排除する必要があったためである。しかし、副砲口径当時軽巡洋艦駆逐艦主砲口径とさほど変らないため、威力不足は否めなかった。他には上部構造物に「1910年型 7.6cm(45口径速射砲」が2基、対水雷艇用にオチキス 4.7cm(43口径)単装機砲8基が配置された。

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/29 15:37 UTC 版)

マーシャル・デオドロ級海防戦艦」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

副砲は「アームストロング 1898年12 cm50口径速射砲」を採用した。その性能重量45.49kgの砲弾最大仰角30度で射程16,000 mまで届かせられた。これを単装砲架で4基を搭載砲架俯仰能力仰角30度・俯角5度である、旋回角度150度である。砲身俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度毎分6発である。 その他に水雷艇用に「オチキス 5.7cm(40口径速射砲」を採用した。その性能重量2.72kgの砲弾仰角45度射程7,955mまで届かせられた。これを単装砲架で4基を搭載砲架俯仰能力仰角60度・俯角8度である、旋回角度露天360度旋回角度持っていたが実際上部構造物により制限受けた砲身俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度毎分20発である。艦攻撃用に45.7cm水中魚雷発射管を単装で水線下に片舷1門ずつ計2門を装備した

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 14:32 UTC 版)

イドラ級海防戦艦」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

副砲破壊力重視して「カネー 1881型 15cm(36口径後装式ライフル砲」を採用し、これを単装砲架で5基を搭載したその他に水雷艇用に「シュナイダー 8.5cm(22口径後装式ライフル砲」を単装砲架で4基。近接火器としてオチキス社製「オチキス 4.7cm(33口径)単装機砲」を単装砲架で4基、同「オチキス 3.7cm(23口径)単装機砲」を4基、オチキス 3.7cm(20口径)五連装機関砲を6基を搭載した対艦攻撃用に35.6cm水中魚雷発射管を単装で艦首に1門、舷側に片舷1門ずつ2門の計3門を装備した就役後1897年15cm砲5基と8.5cm砲4基と3.7cm機砲4基を撤去艦首側の35.6cm魚雷発射管撤去した代わりに新設計の「シュナイダー 10cm45口径速射砲」を単装砲架艦首に1基、同社の「シュナイダー 6.5cm50口径速射砲」を単装砲架艦首砲郭に片舷1基ずつ、船体中央部に片舷3基ずつの計8基を搭載したまた、近接火器として3.7cm5連装機関砲を4基追加し艦首に38.1cm魚雷発射管1門を搭載した1910年には副武装として「シュナイダー 15cm(45口径速射砲」が単装砲架で5基が搭載された。その後1915年に15cm速射砲2門が撤去され代わりに近接火器としてオチキス3.7cm(23口径)単装機砲が6基に更新された。

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 01:35 UTC 版)

イェロギオフ・アヴェロフ (装甲巡洋艦)」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

副砲破壊力重視してオリジナル通りの「1908年19 cm45口径速射砲」を採用した。その性能重量90.9kgの砲弾最大仰角25度では射程22,000 mまで届かせるという主砲超える大射程を持っており、これを連装砲塔収めた俯仰能力仰角25度・俯角5度である、旋回角度船体首尾方向を0度として160度の広い旋回角度を持つ。砲身俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。発射速度毎分2.6発である。 その他に水雷艇用に「アームストロング 7.62 cm40口径速射砲」を単装砲架舷側ケースメイト配置で片舷8基ずつの計1616門、オチキス社製「47 mm43口径)機砲」を単装砲架で2基2門。対艦攻撃用45 cm水中魚雷発射管を単装で艦首に1門、舷側に片舷1門ずつ2門の計3門を装備した就役後1910年代対空火器としてアームストロング社製の「7.6cm(40口径高角砲」が単装砲架で1基が搭載された。第一次世界大戦後1925年から1927年にかけてフランスで近代化改装が行われた際に、対空火器は「Mk III 7.6cm(40口径高角砲」を単装砲架で4基と近接火器としてヴィッカース 4cm(39口径)単装ポンポン砲4基が搭載されたが1930年代に4cm単装ポンポン砲1基が追加され5基となった第二次世界大戦中全ての4cm単装ポンポン砲撤去され代わりにエリコン 20mm(76口径機銃」が単装砲架で6基に更新された。 7.6cm単装高角砲を扱う砲員 対空測距儀を扱う水兵

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 15:13 UTC 版)

松島型防護巡洋艦」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

本型の副砲にはイギリス兵器メーカーアームストロング社の「アームストロング 1887年12cm40口径速射砲」を採用した。その性能は20.4kgの砲弾を、仰角20度で9,050mまで届かせた。砲は単装砲架据え付けられ、俯仰能力仰角20度・俯角3度である。旋回角度舷側配置150度の旋回角度持ち主砲身の俯仰旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度毎分5 - 6であった。 本型の設計時の副武装にはカネー社の12cmライフル砲採用予定であったが、建造途中で日本海軍アームストロング社の速射砲採用した。「松島」と「橋立」の砲門形状は、じっくり狙い付けて撃つライフル砲合わせ横幅のない形状だった。しかし操作軽快速射砲合わせて改設計された「厳島」の砲門射界をとるために形状横長となっている。 その他、対水雷艇用に「7.6cm(40口径速射砲」を単装砲架で片舷3基ずつ計6基を装備し、さらにオチキス社製の「オチキス 4.7cm(43.5口径速射砲」を単装砲架で6基装備していた。また対艦攻撃用に35.6cm単装固定式水上魚雷発射管を4基、吃水線よりも高い位置装備した発射管艦首艦尾に1基ずつ、舷側左右1基ずつで計4基を配置していた。

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/11 06:11 UTC 版)

1940年度巡洋戦艦試案」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

本案副砲としてスウェーデンボフォース社の新設計の「1928年12cm50口径速射砲」を採用した本案用に開発されたが、後にスウェーデン海軍駆逐艦エレンスコルド級駆逐艦主砲として採用された。その性能は24kgの砲弾仰角30度で19,500mまで届かせることが出来た。この砲を新設計の連装砲塔収めた俯仰能力仰角70度・俯角5度である。旋回角度左右方向を0度として左右120度の旋回角度持っていた。主砲身の俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。発射速度毎分10発である。 他に近接対空用としてオランダ海軍主力巡洋艦採用されているボフォース社製「1936年型 4cm(56口径機関砲」を連装砲架で7基、イスパノ・スイサ社の2cm機銃単装砲架で8基装備した

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/15 06:57 UTC 版)

リヨン級戦艦」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

副砲は前級に引き続き「M1910型 13.9cm(55口径)砲」を採用した。この砲は重量39.5kgの砲弾仰角25度で射距離16,100mまで届かせることが出来た。これを単装砲で片舷にケースメイト配置で片舷12基計24門を配備した艦首方向に8門、艦尾方向に4門、片舷方向12門が指向できた。他に対水雷艇用にオチキス47mm単装速射砲を6基搭載した。更に対艦攻撃用45cm水中魚雷発射管を単装で6基内蔵した

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副砲、その他備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 15:27 UTC 版)

ノルマンディー級戦艦」の記事における「副砲、その他備砲」の解説

副砲は前級に引き続き「M1910型 13.9cm(55口径)砲」を採用した。この砲は重量39.5kgの砲弾仰角25度で射距離16,100mまで届かせることが出来た。これを単装砲で片舷にケースメイト配置12基計24門を配備した艦首方向に6門、舷側方向に4門、片舷方向12門が指向できた。 他に対水雷艇用にオチキス47mm単装速射砲を6基搭載した。 更に対艦攻撃用45cm水中魚雷発射管を単装で6基内蔵した

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