光復軍出身の韓国軍軍人とは? わかりやすく解説

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光復軍出身の韓国軍軍人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 06:33 UTC 版)

韓国光復軍」の記事における「光復軍出身の韓国軍軍人」の解説

1946年1月南朝鮮国防警備隊創設されるが、日本軍満州国軍出身者占めていたため、光復軍出身者は「親日派と共に軍に参加することはできないと言ってほとんど参加しなかった。当初軍事英語学校(朝鮮語版)に、日本軍満州国軍光復軍の各20人を入校させる予定であったが、光復軍出身者拒否したため、推薦任されていた中国軍出身の趙介玉は李成佳兪海濬二名だけを推薦することになった1946年6月以降帰国した光復軍出身者は、国防警備隊アメリカ傭兵みなして朝鮮警備士官学校への入校拒否したが、元光復軍参謀総長柳東説が統衛部(国防部前身部長就任すると、光復軍出身者入校するようになった同年12月国防警備隊総司令宋虎聲就任した。さらに1948年大韓民国樹立すると、出身者多く陸軍士官学校特別組に入校するか、一部特定の階級への特任入隊許された。 しかしこれらを除き初期連隊長クラスとなった光復軍出身者は居らず、国防部警備隊総司令部実務陣は、日本軍陸士満州国軍、英語水準学歴が高い学徒兵出身者占めようになった初期韓国軍内に日本軍満州国軍などの出身者による派閥形成されその中で光復軍中国軍出身者早く派閥争いから姿を消した。その理由として、正規軍事教育を学んでおらず、西欧思考英語力限界があったため、米軍顧問団認定を受けることができなかったことが挙げられている。その他に李承晩と金九の権力闘争であった李承晩は軍の要職若くて扱いやすい将校任命し金九系列の軍幹部排除して軍部忠誠確保しようとした。そのため光復軍出身金九没落後に軍部内の主導権地位喪失した光復軍出身者大将進んだ者は1人も居らず、中将数人だけである。 主な出身者氏名出身校韓国軍経歴備考任官任官時の階級最終階級 主な役職 崔用徳 保定航空学校1期中国陸軍大学別班5期 空軍幹部候補生第1期少尉空軍中将 空軍参謀総長 初期韓国空軍中将が最高階であった金弘壹 貴州陸軍講武学校2期中国陸軍大学別班6期 特別任官准将陸軍中将 校長第1軍団崔徳新 中央軍10期 陸士特別3期大尉陸軍中将 師団長軍団長 李俊植 雲南陸軍講武堂 陸士8期特別第1班大佐陸軍中将 師団長、副軍団長 安椿生 中央軍10期 陸士8期特別第1班大佐陸軍中将 師団長第2軍副司令官 朴始昌 黄埔軍校5期中国陸軍大学別班6期 陸士特別3期大尉陸軍少将軍団長 兪海濬 中央軍15期 軍事英語学校(中尉陸軍少将 第1軍副司令官、陸軍大学総長 朴英俊 中央軍17陸士8期特別第4班少佐陸軍少将 政訓監、師団長 金国柱 中央軍校韓光班 陸士特別7期少尉陸軍少将 師団長第1軍副司官 金五 雲陸軍講武堂 陸士特別7期少尉陸軍少将21連隊長遊撃司令部司令官 権晙 黄埔軍校4期 陸士8期特別第1班大佐陸軍少将 首都警備司令官管区司令官 張興 黄埔軍校5期 陸士特別7期少尉陸軍少将 憲兵司令官兵事司令官 金永逸 OSS特殊工作訓練 陸士特別8期 陸軍少将100軍需司令官陸大総長 閔泳玖 中国航海専門学校 海軍少将 作戦参謀副長海士校長 宋虎聲 邯鄲軍官講習所 陸士特別2期少佐陸軍准将 国防警備隊総司令官師団長 朝鮮戦争初期越北 張虎崗 将校養成所 陸士8期特別第4班少尉陸軍准将 連隊長師団長軍需基地副司官 金東洙 中央軍10期 特別任官 陸軍准将 連隊長師団長 朴基成 中央軍11期 陸士特別3期大尉陸軍准将 訓練所長、予備師団長 高時福 中央軍10期 陸士2期少尉陸軍准将 第6師団参謀長、第30連隊長 1953年5月8日殉職 呉光鮮 新興武官学校 陸士8期特別第1班大佐陸軍准将 兵事司令官 蔡元凱 洛陽講武陸士特別3期大尉陸軍大佐 旅団長 全盛鎬 独立軍幹部養成所 陸士第8期特別第1班少佐陸軍大佐12連隊長 1950年9月14日戦死 張哲夫 中央軍20陸士5期少尉陸軍大佐 騎兵大隊1950年8月4日自決 金英哉 日本航空学校 空軍大佐 整備補給戦隊長釜山供給処長 尹泰鉉 幹部訓練韓人陸士特別第7期 陸軍少佐21連隊第1大隊1950年7月17日即決処分 金潤陸士第5期少尉陸軍少佐 陸士生徒隊第1中隊長 1950年6月30日戦死 武先 中央軍洛陽分校 陸士特別第7期 陸軍少佐 中隊長 1951年4月13日戦死

※この「光復軍出身の韓国軍軍人」の解説は、「韓国光復軍」の解説の一部です。
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