一風館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:08 UTC 版)
桐野 みづえ(きりの みづえ)→ 島田 みづえ(しまだ みづえ)〔1 - 4〕 演 - 丹阿弥谷津子 管理人。世界各地の料理が得意。コーヒー好き。 太平洋戦争で家族を失い、未亡人となっていたが、紆余曲折あって、島田と老いらくの恋を実らせて結婚。 池端 容子(いけはた ようこ)→ 柴田 容子(しばた ようこ)〔1 - 4〕 演 - 余貴美子 旅行会社代理店で働くOL。長野県出身。 「こはぐら荘」のパンフレットを入手して那覇までやって来たが、連絡が取れずに途方に暮れる。バスの時刻表を見ていた際に偶然恵里と出会い、その場で「友達」になる。その後、容子を頼って上京してきた恵里に姉のように接し、何かと面倒を見ることになる。 サバサバして細かいことは余り気にしない性格。他人への包容力があり、ぶっきらぼうな真理亜の心も開かせられるほどの気さくで豪快な人柄。よく転ぶ。怪しげな占い師の予言により柴田と結婚した。 自分の行きつけの店へ恵里らを連れていくと携帯電話に連絡が来て、途中で出ていくのが恒例となっているが、その時は「この店はツケがきくから安心して食べて」と言う。 極度の近眼で、コンタクトレンズがないと、顔と顔をキスするくらいまで近付けないと相手の顔を判別できない。 最初に沖縄にやってきた際恵文と懇意になり、古波蔵家で一騒動起きた。 島田 大心(しまだ だいしん)〔1 - 4〕 演 - 北村和夫 元外科医。北栄総合病院に勤めていた。 妻が罹患(病名不明)した際に執刀し、失敗して死なせたショックで医師を辞める。その後は部屋に引き篭もってオペラのレコードを聞き、他の住人と全く交流しない孤独な頑固者だった。だが、第9週で病気になった時に恵里に助けられ、彼女が看護婦になるきっかけを作ると同時に、他人に心を開くようになった。 一時は息子(次男)の元へ帰って「一風館」を離れていたが、5年後に戻り、みづえと再婚した。 城ノ内 真理亜(じょうのうち まりあ)〔1 - 4〕 演 - 菅野美穂 メルヘン小説家。東京出身。毒舌で皮肉屋だが、いつも恵里や容子に振り回されて自分のペースを狂わされてしまう。しかも、いつの間か彼女の部屋が恵里と容子のたまり場のようになっており、そのことには辟易している様子を見せる。しかし、本当は面倒見が良く、恵里のことを嫌っている様に見えて実は誰よりも心配し興味があるのだが、それを素直に表せない所謂ツンデレタイプ。その反面、子供好きで和也には素直に接することができる。恵里がいないとかえってスランプになってしまう。口癖は「あんた、バカぁ?」。恵里には率直な意見を言え、心の中では容子と恵里を姉妹同然に思っている。美食家で食べ物を食べる前にクンクン匂いを嗅ぐ癖があったが、3と4では癖を直したようだ。 本名は田中久子(たなか ひさこ)だが、本人は本名で呼ばれることを激しく嫌っている。これはある悲しい過去が原因で、いつも黒服を着ているのも同じような理由がある。また、一風館に最初から住んでいるメンバーの中で唯一現在も独身だが、こちらもとある過去の出来事が起因している。 第一部・18週で盲腸炎にかかり運悪く見舞い人が沢山来ている時にガスを出してしまった(周囲は歓喜の嵐だったが、本人は「最悪」とつぶやいた)。 柴田 幸造(しばた こうぞう)〔1 - 4〕 演 - 村田雄浩 製薬会社のサラリーマンで、役職は係長代理。北海道出身。好物はヨーグルト。 一風館からの引越し作業の最中に、新たに入居して来た恵里と遭遇。彼女に一目惚れして、急遽転居をとりやめた。恵理への恋は淡い片思いに終わったが、後に街頭占い師の予言に基づいて容子と電撃結婚した。 温厚で優しい典型的な「いい人」だが、ヴィジュアル性が低いため存在感がイマイチ希薄気味。そのため周囲との懇談時に自分に話がふられずに終わってしまうなど、ぞんざいに扱われることが多い。容子には昔から「シバタ君」(目下扱い)と呼ばれていた。和也は両親が何度注意しても彼を「シバタ」と呼び捨てにする。 一風荘館の住人との懇談中に過去の体験を思い出し、「似ている…!」と叫び(その際彼にスポットライトが当たる)、その当時のことを舞台役者調で熱弁する癖がある(結婚後は容子に制止されている。パート3では島田と遙にも同様のシーンが見られる)。 パート4では容子と共に小浜島に移住。乳製品を多く所持しており、パート1では恵達、文也、島田、和也など一風館の男達と男ゆんたくをしていた。
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