古波蔵家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:08 UTC 版)
上村(古波蔵)恵里(うえむら(こはぐら) えり)〔1 - 4〕 演 - 国仲涼子(少女時代 : 浦野未来) 本作の主人公。愛称はえりぃ。和也・文也兄弟との出会いや上京など様々な経験を経て成長し、看護婦(看護師)となる。朝起きるのが苦手で、目覚まし時計をたくさん使っている。なお、子供の頃に文也からもらったスーパーボールを宝物にしていた。その際、文也と将来結婚する約束をする。 古波蔵 ハナ(こはぐら はな)〔1 - 4〕 演 - 平良とみ(ナレーション兼任) 恵里・恵達の祖母、恵文の母で勝子の姑。旧姓は松原(第76話【おばぁの秘密】初恋相手サトウススムさんからの手紙の宛名から)。恵文の父で恵里・恵達の祖父である夫は他界しており物語スタート時点ですでに未亡人である。愛称はおばぁ(本来「おばぁ」は自分の祖母に対しての呼称だが、ハナは家族以外の人からも「おばぁ」と呼ばれている)。古波蔵家で最も元気かつ精神的にタフであり、家族から頼りにされている。恵里から電話がかかるのを予知する能力を持つ(おばぁになると備わる能力なのか、恵里妊娠後は勝子も予知できるようになった)。2の終盤で再婚したが、相手の男性は全く登場せず、3以降も古波蔵姓のままである。 古波蔵 恵文(こはぐら けいぶん)〔1 - 4〕 演 - 堺正章 勝子の夫、恵里・恵達の父で恵尚の継父。愛妻&恐妻家。小浜島で民宿「こはぐら荘」を開業したがまったく振るわず、家族で那覇に引越す。タクシー会社にドライバーとして勤務するが、勤務実績はよくない。暢気な性格で頼りないが、時々含蓄のある台詞を口にして恵里を暖かく励ます。恵里のことが心配でおばぁの予知通りに電話がかかってくると真っ先に受話器をとろうとするが、いつも他の人にとられてしまう。そして自分にかわってもらった時には既に電話が切れている。また浮気性で美人(例えば静子や容子)にめっぽう弱いが、いつもすぐにばれてしまい勝子とおばぁから手厳しく叱られてばかりいる。普段勝子からは「文ちゃん」と呼ばれるが、彼女が怒った時には「恵文さん」になる。自称「小浜のジミヘン」。 古波蔵 勝子(こはぐら かつこ)〔1 - 4〕 演 - 田中好子 旧姓比嘉。恵文の妻で、恵尚・恵里・恵達の母。口癖は「で、あるね!」。しっかり者で、家族の中ではツッコミ役になることが多い。恵文が彼女にプロポーズした際、別れた恋人の子(恵尚)を身籠っていたために断ったが、恵文からその子を自分の子として育てると言われ、結婚を承知した。 惠尚が考案・製作した「ゴーヤーマン」がさっぱり売れないため、実家に赴いて支援購入を嘆願。比嘉家長老が「一人一個買え」と指示した結果、一日で200個売れたことから、比嘉家の一族は200名近くいるらしい。孫が出来てからは電話がかかって来るのを予知する能力も発現した。 古波蔵 恵尚(こはぐら けいしょう)〔1 - 4〕 演 - ゴリ(ガレッジセール)(少年時代 : 宮谷恵多) 恵里・恵達の異父兄。日本各地を旅している風来坊で、マスコット人形「ゴーヤーマン」を製作して大儲けしようとするが失敗。在庫の山が残ってしまったため、現在でも「ゴーヤーマン」を完売するために各地を渡り歩いている。ちなみに彼の名付け親はおばぁで結婚の経緯を知った上で恵文から一字取って名づけている。血がつながっていないにもかかわらず、性格は恵文に一番よく似ている。一風館では島田と容子が結婚して一緒に住む事により空室になった部屋を妻の奈々子と移り住む。 古波蔵 恵達(こはぐら けいたつ)〔1 - 3〕 演 - 山田孝之(少年時代 : 村上雄太) 恵里の弟。古波蔵家の中では珍しく、冷静で現実的な性格。高1の時、同級の金城ゆかりに恋する。彼女を尾行して入ったライブハウスでゆかりがロック・ファンである事を知り、彼女の気を引きたい一心で同ハウスの経営者ジョージ我那覇に師事し、ロッカーを目指す。高校を中退し、やがて上京し、「一風館」で恵里と一緒に暮らす。恵里によく憎まれ口をたたくが、いつも恵里の事を心配して、恵里を傷つけたと思って文也を殴りにいくほど大の姉思いである。一度はCDデビューしたが、甥の和也のために作った曲は売れなかった。恵里の親友で自分の昔からのファンだった祥子と結婚し、3で一児の父となった。4ではニューオーリンズに修行の旅に出て、写真と回想でしか登場しない。1では一風館で恵里と同じ部屋で暮らし恵里が文也と結婚すると柴田と同じ部屋(同じ下宿人の島田が引っ越した時に、彼に所持品とともに部屋をゆずった)、祥子と結婚すると二人で暮らす。
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