レビ‐ストロース【Claude Lévi-Strauss】
クロード・レヴィ=ストロース
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クロード・レヴィ=ストロース(Claude Lévi-Strauss、1908年11月28日 - 2009年10月30日[1])は、フランスの社会人類学者、民族学者。ベルギーのブリュッセルで生まれ、フランスのパリで育った[2]。コレージュ・ド・フランスの社会人類学講座を1984年まで担当し、アメリカ先住民の神話研究を中心に研究を行った。アカデミー・フランセーズ会員。
- ^ a b “Nécrologie: Claude Lévi-Strauss, anthropologue, père du structuralisme”. Le Monde (2009年11月4日). 2009年11月12日閲覧。 “"30 octobre 2009 Mort à Paris."”
- ^ 2016年12月5日放送、NHK「100分de名著」レヴィ=ストロース 野生の思考 『「構造主義」の誕生』。
- ^ 光嶋裕介『建築という対話 僕はこうして家をつくる』筑摩書房、2017年、188頁。ISBN 978-4-480-68980-1。
- ^ 在日フランス大使館公式サイトの記事「クロード・レヴィ=ストロースが100歳の誕生日」より(2010年1月29日更新、2017年3月1日閲覧)
- ^ 本人は民族学への転進にはアメリカの文化人類学者ロバート・ローウィの著作『未開社会』を読んだことが大きな契機だったと語っている。
- ^ このときのフランスからの派遣教授陣のなかには、後に大著『地中海』で有名になるアナール学派の歴史家、フェルナン・ブローデルもいた。
- ^ この最初の妻とは、ブラジルを離れる頃には離婚していたようであるが、ブラジルでの大小さまざまなフィールドワークは共同で行っていた。たとえば、彼らが撮影したボロロ族の民族誌フィルムには、2人の名前がクレジットされている。
- ^ 他にはマックス・エルンスト、イヴ・タンギーら
- ^ ドイツからフランスを経て亡命してきたハンナ・アレントもそのひとりである。
- ^ 「南米のインディオにおける戦争と交易」という南米を主題にした親族交換論が1942年に発表されている。
- ^ 講座新設後も数年間はコレージュの講義と並行して、高等研究実習院でも彼の講義が行われており、サルトルの『弁証法的理性批判』の講読はこの講座で行われている。
- ^ 同キャンペーンに際してミシェル・レリスも『人種と文明』という小冊子を執筆している。
- ^ 『野生の思考』はこの選出後しばらくして急逝した、彼の記憶に捧げられている。
- ^ クロード・レヴィ=ストロース『神話と意味』みすず書房、2016年。ISBN 978-4-622-08591-1。
- ^ 橋爪大二郎『はじめての構造主義』講談社現代新書、1988年。ISBN 978-4061488984。
- ^ 『芸術新潮』2018年6月号、新潮社、 124頁。
- ^ “Claude LÉVI-STRAUSS”. www.academie-francaise.fr. Académie française. 2020年4月13日閲覧。
- 1 クロード・レヴィ=ストロースとは
- 2 クロード・レヴィ=ストロースの概要
- 3 関わった論争
- 4 エピソード・来日ほか
- 5 指導を受けた研究者たち
- 6 関連項目
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