ミミルとは? わかりやすく解説

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ミミル 【Mimir】

北欧神話の霊。生命樹イグドラジル根から出る泉を守り毎朝その泉水を飲むので、何でも知っているという。最高神オーディンもこの欲しくて、ミミルに眼一つを与えたといい、ミミルは、その眼を器として泉水飲んだという。

ミーミル

(ミミル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:43 UTC 版)

ミーミル古ノルド語: Mímirミミルミーミ)は、北欧神話オーディンの相談役となった賢者。オーディンの伯父にあたる[1]巨人といわれている。


注釈

  1. ^ 菅原邦城によれば、北欧ではドヴェルグにあたる[8]
  2. ^ 谷口幸男は、ミミングのこの腕輪と、バルドルの持つ、同じ重さの腕輪を生み出す腕輪ドラウプニルとの類似を指摘している[13]

出典

  1. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.21。
  2. ^ a b 『北欧の神話』pp.27-28。
  3. ^ 菅原、p.53。
  4. ^ 『北欧の神話』p.202。
  5. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.276。
  6. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.236。
  7. ^ a b 『巫女の予言 エッダ詩校訂本』pp.223-227。
  8. ^ 菅原、p212。
  9. ^ 『デンマーク人の事績』で確認した日本語表記。
  10. ^ 『北欧神話』(菅原)で確認した日本語表記。
  11. ^ a b 『デンマーク人の事績』pp.96-97(第三の書)。
  12. ^ 『北欧の神話』p.142。
  13. ^ 『デンマーク人の事績』p.427(訳注「第三の書」(3))。


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