プリティートップ
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「プリティーリズムの登場人物」の記事における「プリティートップ」の解説
プリティートップ(Pretty Top)は、あいら達が所属しているプリズムスター専門の芸能事務所。男子プリズム界ではトップレベルの人気と実力に恵まれたCallingsを擁し、カリスマ読者モデルのみおんをプリズムスターとしてスカウトするなど勢力の拡大を図っていたが、デビュー当日に失踪したみおんの代役としてあいらを急遽スカウトし、スクールの練習生であったりずむと共に特待生として育成。後に復帰したみおんと3人で、新ユニット・MARsを結成している。また、ファッションブランド・Prism Stoneを展開し、ランドマークプラザに同名のブランドショップを出店しているのを始め、第5話では史上初めてとなるファッションショーとプリズムショーの同時開催に踏み切るなどダンスとファッションの垣根を越えた野心的な活動に乗り出している。 第2期では規模の拡大に伴い、本社とスクールを原宿からお台場へ移転した。2014年からは、毎年夏に所属プリズムスターが一堂に会するP-nationと呼ばれるイベントを開催している。 滝川 純(たきがわ じゅん) 声 - 千葉進歩 プリティートップの社員で、あいら達のマネージャーを担当する青年。年齢は第1期の時点で24歳。あいら達からは「純さん」、社長の阿世知今日子からは「純」と呼ばれている。一人称は「俺」または「僕」。 時折、格言のような詩的な言葉をつぶやくことがあり、場合によってはそれがあいら達の悩みや問題を解決するヒントになることもある。ただしほとんどの人にとっては意味不明で、本来の意味を理解できるのはみおんのみである。 みおんが失踪した当日、街の中で偶然出遭ったあいらの才能を一瞬で見抜き、スクール練習生のりずむと共に代役としてデビューさせた。2人の才能には絶対的な信頼を置いており、2人がピンチに陥っても冷静に見守っている。 第37話で姉の存在を示唆した後、第41話で自身の異父姉が今日子であることをあいらに打ち明けた。 第2期では、MARsのプリズムショーに客席から乱入した所を取り押さえられた上葉みあにスター性を見出し「ペンギン先生の許可が有れば」との条件付きでスクールへの入学を認める。その後はみあがプリズムショーに関する疑問を口にする度に、謎の仮面・アドバイザープリズムエースに変装して、颯爽と登場しているが、みあ以外からは完全に正体を見破られている。第26話では母のケイより伝説のプリズムアクト・グレイトフルシンフォニアに関する過去の出来事を知らされ、シンフォニアセレクションに関わらないよう今日子に進言しているが聞き入れられていない。なお、第46話にて、彼は幼少時に実の両親を交通事故で亡くしてケイに引き取られた養子であり、今日子とは血のつながりはないことがケイの告白によって明かされた。その後、今日子と結婚した。 阿世知 今日子(あせち きょうこ) 声 - 早水リサ プリティートップの女性社長。年齢は第1期の時点で34歳。自身も元プリズムスターであり、現役当時はプリズムクイーンの座を賭けてりずむの母・神崎そなたと激しいライバル関係に在った。離婚歴がある(第11話)。一人称は「私」。 態度や物言いは厳しいが、その一方であいら達の目覚ましい成長を誰よりも喜んでいる。ただ、いつでも事務所の利益を第一とする考えが見え隠れしており、サマークイーンカップではあいら達が優勝するものと思い込みまだ決勝戦にも入らないうちに優勝記念のコンサート会場の予約を勝手に取り付け、あいら達が優勝を逃して計画がつぶれると純やあいら達に責任を押し付けて八つ当たりをするなど、経営者としてはお世辞にも優秀とは言いにくい所がある。 オーロラライジングの発案者であるダンス指導者・ケイの離婚した前夫の娘であり、純は異父弟に当たる。母の指導で14歳にしてプリズムクイーンとなった後、ピュアプレミアムウェディングカップで2位となりながらも優勝した今日子より大きな喝采を観客から浴びた神崎そなたと終生のライバル関係となる。しかし、チャンピオンシップでそなたを破ってプリズムクイーンの座を防衛した際もケイに自身のプリズムショーを「欲にまみれた紛い物」扱いされたことに反発を覚え、同時期に一線を退いたそなたとの再戦を望む余りそなたを半ば挑発する形でオーロラライジングへの挑戦を明言する。後にチャンピオンシップで実現したそなたとの再戦では公約通りオーロラライジングに挑戦したものの失敗し、その直後にオーロラライジングを決めたそなたに敗れプリズムクイーンの座を明け渡すことになった。そなたが表舞台から姿を消した後は贖罪の念を込めてオーロラライジングに挑戦し続けたものの果たせないままプリズムショーへの意欲を喪失し、ピュアフレッシュウェディングカップで新進気鋭の富樫かりなと合同記者会見に臨んだ際に逃げるような形で現役引退を表明してしまう。 自身が現役時代に果たせなかったオーロラライジングへの未練は今も持ち続けており、みおんをそなたに次ぐ2人目のオーロラライジング成功者の最有力候補と見込んでおり、みおんが気まぐれで起こすスタンドプレーの数々に対してもペナルティを課していない。りずむが初めてオーロラライジングに挑み、失敗に終わった際にはオーロラライジングが有する負の側面を知る者としてりずむに厳禁を言い渡した。しかし、ハイヒールカップ前日に一瞬だけ目撃したそなたの帰還を確信し、大会当日にはりずむがそなたの手製であるアンディを持参していたことが契機となって、りずむがそなたの娘であることを本人の口から知らされる。MARsがハイヒールカップを制した後はプリズムクイーンカップを目前に3人の成長を評価し「オーロラライジング無くしてプリズムクイーン無し」と、それまでの姿勢から一転して3人にオーロラライジングへの挑戦を命じた。 第2期ではプリティートップをMARsを筆頭に男女プリズム界の頂点に立つ有力事務所へ育て上げたが、婚活は依然として上手くいっておらず拝金主義に磨きがかかっている。とはいえその後純と結婚した模様。 山田 山夫(やまだ やまお) 声 - 三宅健太 ダンススクールの管理人を名乗り、常にペンギン先生を肩に乗せている中年男性。普段は「山田さん」と呼ばれているが、第32話Bパートでフルネームが判明した。年齢は第2期の時点で49歳。趣味は読書とリリアンで高校時代は手芸部に所属していた。 大柄で鍛え抜かれた肉体を持ち、口ひげを蓄えていて手に竹刀を持っている。その体格に似合わず、若い頃は声優を目指していたと自称する割に小声で口数も非常に少なく、ペンギン先生との関係を始め謎の多い人物。ペンギン先生にもわからないペアチャムの言葉が理解できる。赤井めが姉ぇからはペンギン先生と一対のマスコットと認識されており、プリズムスターやデザイナー・マスコットしか入れないはずのプリズムショーの世界にも普通に立ち入っている。
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