ブンビーの部署
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:36 UTC 版)
「Yes!プリキュア5」の記事における「ブンビーの部署」の解説
ナイトメアの幹部であるブンビーが管理している部署で、ギリンマ、ガマオ、アラクネアなどが配属されている。また、カワリーノも部署の監査役及びブンビーの直属の上司として足を運ぶことが多い。 ブンビーが使用するテーブルを向かうように、下層の社員たちが使用する長めのテーブルが配置されている。なお、部署内には自動式の落とし穴が存在し、失態が重なった部下は一時的にその穴に落とされる。 第31話でガマオが職務放棄し、その後もギリンマとアラクネアが殉職したことに伴い、上層部から部署の解散を命じられ、残された下層の社員たちは全員新部署へと移され、部署の責任者であるブンビーは降格される形で新部署に異動される。 ブンビー 声 - 高木渉 ナイトメアに所属する部署の責任者である幹部。詳しくは、ブンビーの項目へ。 ギリンマ 声 - 檜山修之 ナイトメアに所属する社員で、組織内ではブンビーの部下を務める若い男性。色白の肌に緑色の短髪が特徴。一人称は「オレ」または「わたし」。 人間態では灰色の背広を着用しており、頭部には黒色のソフト帽をかぶり、群青色のレンズのラウンドタイプのサングラスをかけている。また、ステッキを携帯している。 表向きは陰湿な紳士として振る舞っているが、弱者の夢や友情を罵倒して徹底的に煽るなど、冷酷かつ非情な本性をもつ。また、相手を傷つけることに快感を覚えており、本人もその残虐さかつ卑怯さを自覚して開き直っている。一方で、幹部に昇進するという野望を抱いており、幹部会議に出席することを望むとなど、組織への忠誠は非常に高い。 自分より弱い相手には容赦がないが、上司であるブンビーの前では控えめになり、彼の嫌味に不満をこぼすときも小声であるが、実はブンビーとは自宅で朝まで語り明かした間柄でもある。また、ブンビーによれば、パルミエ王国の侵攻時には多く活躍していたという。 第23話にて、度重なる失敗で組織からの信頼を失い、ブンビーから渡された最終通告でもある「黒い紙」をみずから使用して最終形態に変貌し、プリキュアたちに戦いを挑む。一度はキュアドリーム以外の全員を圧倒するも、続く第24話での決戦ではプリキュアたちに苦戦し、その後はカワリーノの力でパワーアップするが、最期はプリキュアたちの必殺技である「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」を受けて消滅した。戦闘形態 羽を生やしたカマキリのような外見の怪人になり、腕には長い鎌をつけているほか、肌は水色。 腕につけている鋭い鎌で攻撃をしかけるほか、本気をだすと突風が起きるほどの威力がある。 最終形態 第23話にて「黒い紙」を使用した姿。黄色く光る大きな目が特徴で、肌が紫色に変化しているほか、鎌や肩パッドが大きく変化する。 戦闘能力が格段に上がり、巨大な鎌で突風を起こして攻撃したり、すさまじい速さで相手を追いつめる。 ガマオ 声 - 陶山章央 ナイトメアのアルバイトとして活動するフリーターで、組織内ではブンビーの部下を務める肥満体格の若い男性。一人称は「オレ」。 人間態では頭部にニット帽をかぶり、水色のジャケットと「T」と描かれた橙色のシャツを着用し、下半身にはカーゴパンツを穿いている。 非常に面倒くさがりな人物であり、ナイトメアから与えられた「ドリームコレット」を強奪するという任務に就いてはいるが、上司であるブンビーにドリームコレットを売り渡して自分の利益を得ようと目論むなど、金銭欲に駆られた行動をする。また、組織の命令で働いていたことは少なく、自らプリキュアの前に出現することもないため、彼女たちとの戦闘も偶然的なものが多い。 アルバイトという非正規雇用のため、ナイトメアの正式なメンバーではないが、直属の上司であるブンビーからは部下とみなされている。また、初戦でプリキュアに敗れた後は本部に戻らず、金欠のために空腹の日々を余儀なくされ、仕方なく人間界でさまざまなアルバイトで食いつなぐが、前述の怠惰な性格が災いしてどれも長続きせずに退職している。 第32話にてカワリーノと遭遇し、彼から新型のコワイナーを託されたうえ、成功すればナイトメアの幹部になり得ると聞かされ、再び組織のため働くことを誓う。それ以降、カワリーノに自分をナイトメアの幹部にするよう直接頼むようになり、カワリーノからも実力と経験を評価されているが、実績不足という組織の貢献面の理由で断られている。 第36話にて、カワリーノが故意に落としていった「黒い紙」を強大な力と引き換えに自我を失う物だと知らずに拾い、仮面に強制的にとりつかれる形で最終形態に変貌するが、最期はプリキュアたちの必殺技である「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」を受けて消滅した。戦闘形態 中世ヨーロッパ風の服を着た、橙色の斑点がついたガマガエルのような姿。 長い舌を使役して攻撃をしかけ、相手を巻きつけて苦しめることが得意だが、それが災いすることもある。 最終形態 第36話にて「黒い紙」を使用した姿。赤い肌をした巨大な姿に変貌し、手足が大きくなる。 巨大な舌で攻撃したり、大きな体を駆使して相手を下敷きにすることもできる。 アラクネア 声 - 沢海陽子 ナイトメアに所属する組織内ではブンビーの部下を務める若い女性社員。広く伸びた薄い桃色のセミロングヘアが特徴。一人称は「わたし」。 人間態は赤色のスーツを着用したセクシーなキャリアウーマンの格好をしており、下半身には赤色のスカートに足には赤色のヒールを履いている。 プライドが非常に高く仕事熱心な人物ではあるが、自己過信が強い傲慢な一面もあり、感情が高まると口調が荒くなる傾向にある。また、戦闘の際では知略を活かした作戦を立てるなど、合理的かつ策士家な一面をもつ。 自身を「ナイトメアのエリート」と自称しており、同僚であるギリンマやガマオをそれぞれ見下し、時には上司であるブンビーをも出し抜こうとする一面をもつ。また、ブンビーからの嫌味に怒りを覚えることもあり、強く言い返せる度胸も備えている。 第30話にて、度重なる失敗の名誉回復とプリキュアたちの抹殺のため、危険を承知で自らカワリーノに懇願して「黒い紙」を入手し、ブンビーの制止を振り切って超獣化して最後の戦いを挑むも、最終的にはプリキュアたちの必殺技である「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」を受けて消滅した。 のちの『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』にて、ボトムの力によって復活を果たして再登場する。戦闘形態 背中に6本の脚を生やしたクモのような外見の怪人になる。肌は薄い桃色。 ギリンマやガマオよりも戦闘能力が高く、背中のクモの脚から糸を噴射して攻撃を仕掛け、相手を糸で縛りつけて苦しめる。8話ではキュアドリーム、キュアレモネード、キュアミントの隙をついて捕獲し、人質にとってキュアルージュとキュアアクアをおびき出すなど策士に長けた面もある。 前述の糸は防御技としても使用し、「ドリーム・アタック」を弾き返す強度をもつ。また、コワイナーに糸を巻きつけて防御力を上昇させることもできる。 最終形態 第30話にて「黒い紙」を使用した姿。筋肉質な巨体に変貌し、手が長い鎌のような形になり、クモの足が大きくかつ太くなるほか、目は4つに変化する。 クモの足から放つ太い糸で相手に攻撃をしかけ、力も強大になっている。
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