フランス、ドイツ以外の使用国とは? わかりやすく解説

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フランス、ドイツ以外の使用国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 05:21 UTC 版)

オチキス H35」の記事における「フランス、ドイツ以外の使用国」の解説

ポーランド 3輌の「H39仕様オチキス1939年7月ポーランド輸出されポーランド軍装甲部隊技術調査室(Biuro Badań Technicznych Broni Pancernych)においてテストされた。1939年ドイツ軍ポーランド侵攻の際、9月14日、キヴェルツェにおいてオチキスは3輌のルノー R35とともにユゼフ・ヤクボヴィチ中尉臨時編成の「半中隊R35戦車独立中隊)」に配備された。部隊ドゥブノ戦闘団組み入れられたが、ドイツ軍ソ連軍蜂起したウクライナ民族主義者との戦闘続け各地移動する中で、撃破故障により全車消耗したトルコ 1940年2月、2輌がトルコ輸出された。 ブルガリア 1943年ドイツ19輌の「H39」を訓練用としてブルガリア供与した。ブルガリア軍それ以前入手したルノー R35フランス戦車に懲りており、オチキスにも興味はなかったが、本来ブルガリア訓練用として欲したI号戦車が、すでに未改装のものが用意できなかったため、その代わり供与されたものだった。後、これらの車両警察部隊で使用された。 ハンガリー 1944年15輌がドイツから供与された。 クロアチア独立国 少数ドイツから供与された。 イスラエル 戦後10輌の「H39」が秘密裏イスラエル売却された。これらは1948年マルセイユからハイファ船便送られ少なくとも1輌は1952年までイスラエル軍使われていた。

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フランス、ドイツ以外の使用国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 06:07 UTC 版)

ルノー R35」の記事における「フランス、ドイツ以外の使用国」の解説

ポーランド 100輌の購入契約を結び、最初50輌は1939年7月輸入された。第二陣が1939年9月船積みされたが、これはポーランド敗戦により到着しなかった。第一陣のうち45輌が第21軽戦車大隊配備された。第21軽戦車大隊R35のほか、ラフリー軍用車などを持つフランス式装備部隊で、司令部直属独立大隊であった訓練用マニュアルフランス語のものしかなく、1939年9月開戦時部隊はまだルーマニア国境に近いポーランド南東部準備中段階であった9月17日ソ連軍侵入に伴い部隊ルーマニア向けて撤退戦行ったルーマニア逃れることができたR3534であったまた、21軽戦車大隊および装甲部隊技術調査室BBT Br.Panc)が保有したR35の数輌は、9月戦役後半臨時編成されR35戦車独立中隊において使用された。 ルーマニア王国 当初200輌のライセンス生産計画されたものの契約成立せず、直接フランスから輸入されることになったフランス本国での需要その他の国への輸出との関係で供給は遅れ、結局1939年41輌が到着したのみで、残りフランス敗戦によって果たせずに終わった。 しかし、1939年9月ポーランド陥落で、国境越えてルーマニア逃亡したポーランド軍R35接収した結果ルーマニア保有するR35は計75となったR35第2戦車連隊配属され1941年からの戦いでは、ベッサラビア、北ブコビナ解放戦、オデッサ包囲戦投入された。その後第2連隊予備部隊とされた。1944年30輌のR35鹵獲品であるソ連製の45mm戦車砲搭載型に改造された。砲の搭載のため、砲塔は砲耳部バルジ前方延長された。これらは「R35戦車駆逐車(Vanatorul de care R-35)」と名付けられた。改造型第2連隊戻され通常型とともにチェコオーストリア方面での戦い参加したトルコ 1940年1月50輌を注文、これらは4月到着した100輸入説もあり)。 ユーゴスラビア 1940年54輌が輸入され第1戦車大隊 (Bbk) に配備された。R35は、開戦時ユーゴスラビア装備していた最新鋭戦車であった。これらは、1941年ドイツユーゴスラビア侵攻時、4月13-14日のドイツ第11戦車師団との戦闘でほとんどが破壊された。 イタリア王国 1941年ドイツから124輌を供与された。イタリアで中戦車分類され、「M/R 35」の名称が与えられた。これらは後にシチリア防衛戦使用された。 ブルガリア公国 1941年ドイツから40輌を購入。これは、却下されLT-35追加輸入代替品だった。ブルガリアでのR35評価低く訓練用中心に限定的に使用されたのみだった。 シリア 第一次中東戦争の際、シリア軍によって、旧仏領からの独立時残された数輌のR35使用された。5両のR35ガリラヤ地域キブツ デガニア・アレフに侵攻しキブツ防衛部隊によって3両が撃破された。このうち1両は現在も記念碑としてキブツ残されている。1991年イスラエル軍による調査で、このR35イギリス製のPIAT破壊された事が判明したまた、ラトルン戦車博物館にもシリア軍塗装施したR35展示されている。 レバノン 1940年代後半よりオチキスH38/H39と共にレバノン軍使用されていた。一部車両ルーマニアの「R35戦車駆逐車」と同様の改造施しイギリス製のオードナンスQF 2ポンド対戦車砲搭載された。これらの車両は後にPLOによって使用されたものもあった。

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