ゼボイム
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エルドリッジ墜落から約6,000年後、本編から約4,000年前のエピソード3にあたる時代。エルドリッジの遺跡の発掘・解析が進んで高度に発達していた文明。文明としてはピークに達してはいたが、ゼボイムのヒトには遺伝子的欠陥が蔓延しており、平均寿命は30代、先天的に子を為す能力がないヒトも多かった。また、世界情勢的にもいつかは勝手に滅びる可能性も高かった。デウス復活の材料に不適と判断したミァンが核戦争を引き起こし、全人口の90%の命を奪って文明を滅ぼした。そのため、地殻変動が発生し、海底プレートが大きく動いた他、逃走した実験動物の繁殖により、チュチュをはじめとするヒト亜種の母体が誕生する。ミァンがヒトを滅亡させてふるいにかけ生き残りから再スタートさせるのはこれが3度目(1度目は原初の人種、2度目はゼボイムの前の文明だが具体的なことは不明)。
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ゼボイム
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キム フェイの前世のひとつ。創始暦6055年誕。生化学者、医者。大学院時代の紆余曲折を経て、連邦医務局で医師を務めていた。 平均寿命30歳と儚いゼボイム人の寿命をなんとか延ばそうと延命研究を続けた一環としてナノテクノロジーを実現し、すべてのゼボイム人の希望を託して人造人間エメラダを創造する。トーラは発掘されたキムの論文からナノマシン技術を蘇らせた。 エリィ(ゼボイム)が死んだ後、エメラダを構成するナノマシンを解体、施設ごと凍結した後、行方をくらませた。 なお、本作品発売前の『Vジャンプ』増刊号にて、「ナノマシンは科学者エリックが考え出した技術」とされていた。 エレハイム(ゼボイム) ゼボイム時代のエリィの前世。創始暦6055年誕。連邦医務局の看護婦。先天的に子供を生めない身体。ミァンの手引きで研究所に押し寄せた軍部からエメラダとキムを守るために、自分もろとも高出力の放射線を照射して敵を道連れにして、エメラダとキムを逃がした。 ミァン(M0661、M0662) 双子の姉妹がミァンとして覚醒。国家元首の側近として核戦争を引き起こした。またキムのナノマシン研究のスポンサーでもあった。ミァンが死んだ際に、次に2人のミァンが同時に別々の場所で覚醒することは稀にあるが、珍しく双子が同時に覚醒した。 ビッグ・ジョー (Big Joe) 本名はジョー力石。36歳 (+4000) 。フェイ一行の行く先々に現れる謎の男。4000年前のゼボイム時代の国民的英雄だったが、人工冬眠施設を視察中、冷凍リアクターに入ってしまい、係員のミスが重なって、そのままコールドスリープされてしまう。国民の悲しみは大きくゼボイムでは戦時にもかかわらず大々的に葬儀がなされた。4000年後、教会に発掘されたリアクターは粗大ゴミに分類されてしまい海に廃棄され、ビリーの孤児院がある島に流れ着く。孤児院のデビー少年は砂浜に流れ着いたリアクターを遊び道具にしていじるうちに凍結機能を停止。砂浜の熱で奇跡的に自然解凍されて蘇生したビッグジョーは何を思ったか、驚くデビー少年を尻目にいきなり海へ飛び込んでイグニス大陸まで遠泳したのだった。その後、武術大会やキスレブなどフェイの行く先々で登場。実は多種多様な分野に才能を持つ万能の天才で、冷凍睡眠期間を加えれば、現代に生きている人間の中では天帝カインに次ぐ長生きということになってしまうのだが、ストーリーとはあまり関係が無い。灯台の地下にあるゼボイム遺跡でショップを経営し始める。人里離れた僻地ながらも経営は上々らしい。 ラヴィーネ 反政府テロ組織。彼らが連邦首都の発電所を爆破したため、首都の50%の世帯が停電。そのため、病院内の自家発電の故障もあってキムが執刀していた少女の命が喪われることになった。後にキムの大学院時代の分子工学の論文(ナノマシン)を入手し、兵器転用の危険性からキムに接触を図るが、キムはそれを拒み続けた。劇中でエメラダが眠っていた研究所は、ミァンの思惑に気づいたキムがエメラダを匿うためにラヴィーネに用意してもらった研究所である。 なお、名前の由来は「雪崩」をドイツ語にしたものである。
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