ゼノサーガシリーズとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 19:35 UTC 版)
「ゼノギアス」の記事における「ゼノサーガシリーズとの関係」の解説
『ゼノギアス』は、エンディングにおける「Episode V」の表示が示す通り、15,000年にも亘るストーリー構想の中の一つという設定で製作された。公式設定資料集によると「三部作6エピソード」で構成されており、「Episode I」から「Episode VI」までとなっている。しかしその後、杉浦博英や高橋哲哉など、中核となっていたクリエイターが『ゼノギアス』の続編制作の有無など、経営方針の違いからスクウェアを退社。モノリスソフトをナムコの出資の元で立ち上げる(同社は、2007年から任天堂の子会社的存在になったものの、バンダイナムコゲームスとは、ビジネスパートナーとして提携を2015年発売の『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』までは行っていた。)。その後の関連作は『ゼノサーガシリーズ』としてナムコから発売されることになる。結果、『ゼノサーガ』は『ゼノギアス』における世界観や用語の多くを踏襲、引用するものの会社の移り変わりによる権利関係の障害などから、一度解体して再構築をしたものである。 『ゼノサーガ』はエピソードI〜エピソードIIIまであるが、それらはすべて『ゼノギアス』におけるXenogears Episode I(本編の1万年以上前の過去)に相当する設定構想を元に、設定を新しく再構築したとされる。つまり本来であれば以下の対応になるはずであった。なお、『ゼノサーガ』には『ゼノギアス』のキャラやギアに酷似したキャラクターやメカ(グノーシス)などが登場する。EPIIIは特にそれが顕著である。 第1部Xenogears Episode I:星間戦争時代(ゼノサーガEpI・ゼノサーガEpII・ゼノサーガEpIIIに相当) 第2部Xenogears Episode II:原初の時代(本編の1万年前) Xenogears Episode III:ゼボイム文明(本編の4000年前) Xenogears Episode IV:ソラリス戦役(本編の500年前) Xenogears Episode V:ゼノギアス本編 第3部Xenogears Episode VI:ゼノギアス本編よりも後の時代
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