ゼノサキス家関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 16:59 UTC 版)
「魔装機神シリーズの登場人物」の記事における「ゼノサキス家関係者」の解説
エラン・ザン・ゼノサキス 声 - 神谷浩史 初出は『ROE』。謎の魔装機ゼルヴォイドを駆る青年。神祇無窮流剣術の伝承者。剣神ランドールの末裔でありゼノサキス南宗家(ゼオルートやプレシアたち(東宗家)の一族とは2000年ほど前に東西南北に別れた分家)の当主。偉大なる祖先を崇拝、そして超えることを目標とし、ラスフィトートに戦いを挑んでいる。ゼルヴォイドの補給とメンテナンスのためマルテナ社に協力し、マサキに戦いを挑む。性格はやや尊大で他人を見下す様な言動が多いが、マサキにプレシアのヴォルクルスの呪いへの対抗手段を教えた際、マサキから礼を言われた時は対応に困るという場面が見られた。 『POJ』ではソーンに奪われたゼルヴォイドのデータとゼルヴィオリアを取り戻すため、マサキ達アンティラス隊に協力を依頼。明かされるゼノサキス一族の暗部に度々戦意を失いかけるも、オキュラやセレマら使用人達仲間を守ると言う意志から南宗家家長としての自覚と覚悟を固め、完全なポゼッションを習得。育ての父であり、師であるソーンを真伝で打ち倒した。その後は精霊ゼルヴの意志の下、世界を見て回ると言う決意から仲間達と共に旅に出た。 登場当初の尊大な態度や仲間を顧みない自分勝手な行動、ポゼッション発動の経緯、その後の成長までマサキによく似ていると称される。 乗機はゼルヴォイド。専用BGMは「黒い剣聖」、「ゼロ・イグジスタンス」(ポゼッション時、POJにて追加)。 オキュラ・ザニア・ビフラズバ 声 - 甲斐田裕子 初出は『POJ』。ゼノサキス南宗家のメイド長。12年ほど前にスカウトされ、ゼノサキス家に仕えるようになった。 どんな家事でもクールにそつなくこなすものの、使用人らしからぬ、良く言えば毅然とした、悪く言えばつっけんどんな性格。料理指導も完璧で、テュッティ、ウェンディ、セニアにおいしい料理を作らせるほど。ただし、セレマに対しては溺愛するあまり、ちゃんとした指導をできないでいる。また、主であるエランに対しては「様」をつけない「ご主人」と呼ぶなどぞんざいに扱っている。 乗機はズヴェンド・デルツ。 セレマ・ゼオラ・オクスティン 声 - ゆかな 初出は『POJ』。ゼノサキス南宗家の見習いメイド。魔装機の整備が得意で、ゼルヴォイドの起動にも貢献している。反面メイドの本分である家事の技能は壊滅的で、料理に関してはオキュラの指導を受けても見た目までしか矯正できない。エランが完全なポゼッションでプラーナの消耗が激しかった際に口移しでプラーナを補給するなど、度胸がある。 乗機はズヴェンド・デルツ。 ロスポール・ザン・ウェルバー 声 - 小川真司 初出は『POJ』。ゼノサキス南宗家の老執事。南宗家に仕えながらも艮裏家の事情にも精通している。過去に咒詛による傷を負っており、時折顔をしかめている。 実は34年前に艮裏家に仕えており、ヴォルクルス教団を南宗家と共同で殲滅する作戦に参加していたが、己の力を過信してしまった為に部隊は自分とソーン以外が壊滅した。その後、ソーンを連れて南宗家に仕え、ソーンに伝えるべき艮裏家に関する事を隠していた。また、咒詛による傷は南宗家との共同作戦で受けた傷である。 兇剣士として目覚めてしまったソーンに自身の正体と34年前の真相を明かし、乗機ごとソーンの駆るアンビロウムと共に崖から落下して爆散し生死不明になる。しかし、実はテリウスに救出されており、全てが終わった後でエランと再会。大切な仲間の1人として共に旅に出る。 乗機はズヴェンド・デルツ。 ソーン・ザン・バキウム 声 - 大塚芳忠 『POJ』に登場。神祇無窮流の無名の達人にして、エランの剣の師匠であるが、ある時、パーゼミュート社の社長であるモーデルの下にゼルヴォイドに搭載されていた装置である「ゼルヴィオリア」を持ちこみエランの元から去っている。 その正体はゼノサキス四大宗家の一つで南宗家の艮裏家(艮は古ラングラン語で北東。本家と同様に他の3方向を示す裏家があるかは不明)の嫡男だった男で、本名は”ソーン・ザン・ゼノサキス”。34年前にヴォルクルス教団をエランの南宗家との共同作戦で殲滅する手筈であったものの、南宗家の部隊は現れず結果、ソーンの家の部隊はソーンと現在エランの家の執事をしている男以外壊滅し、ソーンはエランの家に引き取られ偽名を名乗ることになった。しかし、引き取られたソーンはエランの父チェンブルによって対外試合に出る事を禁じられ、エランの剣の稽古や教育の役目を与えられ、表舞台に立つことは無かった。 南宗家が現れなかったのは自身の父ブロイグの実力がエランの祖父ガレノスを凌駕する達人であったことや対外試合を禁止され飼殺しにされていたことなどを逆恨みしエランを裏切る結果となる。 だが事実は違い、南宗家の部隊も教団の別動隊に襲撃され援護に間に合わなかったことや、ソーンが艮裏家に稀に出現する「兇剣士」であることからである。 エランと同様に始祖であるランドールを超えることを目標とし最強であらんとした。その為ゼルヴィオリアを搭載した新型魔装機「アンビロウム」を、パーゼミュート社から受領し行動を起こすが、ラスフィトートの力を取り込んだことにより半ば邪神に取りつかれた状態となり最終的にはエランにゼルヴィオリアに頼るなと言いつつ、自分自身もゼルヴィオリアに頼り、更には始祖を超えると言いつつ、その始祖の敵であるラスフィトートの力さえも利用していると言う矛盾をエランに指摘されてアンティラス隊にうたれ、その後の神殿の崩落に巻き込まれて死亡する。 乗機はゼルヴォイド・ヴァスト、アンビロウム。専用BGMは「巨大な闇」。
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