スイスインターナショナルエアラインズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 組織・団体 > 企業・法人 > 海外の企業 > スイスの企業 > スイスインターナショナルエアラインズの意味・解説 

スイスインターナショナルエアラインズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/27 14:26 UTC 版)

スイスインターナショナルエアラインズ
(スイス国際航空)
Swiss International Air Lines
IATA
LX
ICAO
SWR
コールサイン
Swiss
設立 2001年
ハブ空港 チューリッヒ空港
焦点空港 ジュネーヴ・コアントラン国際空港
ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港
マイレージサービス Miles & More
会員ラウンジ SWISS Lounge
航空連合 スターアライアンス
子会社 スイスヨーロピアンエアラインズ
エーデルワイス航空
保有機材数 90機
就航地 120都市
親会社 ルフトハンザドイツ航空グループ
本拠地 スイス バーゼル
代表者 Dr. Harry Hohmeister CEO
外部リンク スイスインターナショナルエアラインズ
スイスインターナショナルエアラインズの本部
東京事務所(山王パークタワーアネックス)

スイスインターナショナルエアラインズ (ドイツ語: Swiss International Air Lines AG) は、スイス航空会社スイス国際航空とも。

スイス航空グループ (Swissair) のクロスエア (Crossair) が、破綻したスイス航空を継承し発足した航空会社で、現在はルフトハンザドイツ航空の子会社である。スイスのチューリッヒ空港をベースにし、ヨーロッパ各国をはじめ世界各国に路線網を持つ。IATA航空会社コードは旧クロスエアのコードのLX、ICAO航空会社コードは旧スイスエアのSWRを引き継でいる。略称「スイス (SWISS) 」。スターアライアンスに加盟している。日本における事業所は東京都千代田区山王パークタワーアネックスにある。

概要

2002年3月31日にクロスエアが名称を変更して運航を開始。当初は巨額の赤字を計上する苦しい出発だったが、経営の合理化を図り年々赤字額を縮小、2006年には初の営業利益を計上するまでに回復した。

当初から他の大手航空会社との提携の可能性を探って、イギリスブリティッシュ・エアウェイズと提携しワンワールドへ加盟準備をしていたが交渉が決裂、2004年6月3日にはマイレージサービスの統合に同意できないとして提携を行わないことを発表した。その後ドイツルフトハンザドイツ航空と提携、2005年3月22日にはルフトハンザが同社を買収する意向を発表し、2007年7月1日に完全にルフトハンザの子会社となった。この間、2006年4月にスターアライアンスに加盟した。

マイレージプログラムは旧スイス航空時代の「クオリフライヤー(Qualiflyer)」から、経営がクロスエアに移行すると「スイストラベルクラブ(Swiss Travel Club)」と名称変更し、ルフトハンザドイツ航空による買収に伴うスターアライアンス加盟を機にルフトハンザのプログラムである "Miles & More" に統合された。

2008年2月8日にはスイスの旅行会社Kuoni Travelよりエーデルワイス航空の営業権の譲渡を受けて、同社を子会社とした。

2015年3月12日に、B777-300ERを3機、追加購入する意向を表明した。これらの機材更新により一層のブランドイメージ向上を目指すとしている。

路線

スイス国内

アフリカ

アジア

ヨーロッパ

北アメリカ

南アメリカ

保有機材

エアバスA319-100
エアバスA321-100
エアバスA330-200(2008年)
エアバスA340-300(2008年)
エアバスA340-300(2014年)。新塗装では「SWISS」のロゴが大きくなったほか、エンジンに会社名の塗装が省略されている。
機材 保有数 発注数 座席数 備考
F B E
エアバスA319-100 5 - 60 48 108
エアバスA320-200 23 - 64 72 136
エアバスA321-100 6 - 68 108 186
エアバスA321-200 2 1
エアバスA330-300 14 1 8 45 183 236
エアバスA340-300 15 0 8 47 164 219
ボーイング777-300ER 0 6 No Data 2016年以降順次導入予定
68 8
スイス・ヨーロピアン・エアラインズ
BAe Avro RJ-100 20 - 97 97 順次退役予定
ボンバルディア CS100 0 30 125 125 順次導入予定
総計 88 38
  • 2014年1月現在

スイスインターナショナルエアラインズの機材は以下の航空機で構成され、機種によっては子会社のエーデルワイス航空ヘリースしていて、整備点検時に機材が不足する場合はお互いの機材でやり繰りするときもある。

関連項目

脚注

外部リンク


スイス インターナショナル エアラインズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/16 14:20 UTC 版)

スイス インターナショナル エアラインズ
(スイス)
Swiss International Air Lines
IATA
LX
ICAO
SWR
コールサイン
SWISS
法人番号 1700150000562
設立 2002年
ハブ空港 チューリッヒ空港
焦点空港 ジュネーヴ空港
ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港
マイレージサービス Miles & More
会員ラウンジ SWISS Lounge
航空連合 スターアライアンス
親会社 ルフトハンザグループ
子会社 スイスグローバルエアラインズ
エーデルワイス航空
保有機材数 89機(28機発注中)
就航地 49か国105都市[1]
本拠地 スイス バーゼル
代表者 Dr. Harry Hohmeister CEO
外部リンク swiss.com
テンプレートを表示
スイス インターナショナル エアラインズの本部
東京事務所(山王パークタワーアネックス)
冬のチューリッヒ空港に集まるスイスインターナショナルエアラインズ

スイス インターナショナル エアラインズドイツ語: Swiss International Air Lines AG日本語では「スイス」「スイス国際航空」とも)は、スイス航空会社。通称「SWISS[2]

スイス航空 (Swissair)及びその関連会社を傘下に収めていた持株会社「SAirグループ」の傘下で近距離の欧州域内路線を主に運航していたクロスエア (Crossair) が、2001年のスイス航空及びSAirグループの経営破綻後、スイス航空の路線網と機材を継承し発足した航空会社で、現在はルフトハンザドイツ航空の子会社である。スイスのチューリッヒ空港をベースにし、ヨーロッパ各国をはじめ世界各国に路線網を持つ。IATA航空会社コードは旧クロスエアのコードのLX、ICAO航空会社コードは旧スイスエアのSWRを引き継いでいる。スターアライアンスに加盟している。日本における事業所は東京都千代田区山王パークタワーアネックスにある。

概要

旧ロゴ

2002年3月31日にクロスエアが名称を変更して運航を開始。当初は巨額の赤字を計上する苦しい出発だったが、経営の合理化を図り年々赤字額を縮小、2006年には初の営業利益を計上するまでに回復した。

当初から他の大手航空会社との提携の可能性を探り、イギリスブリティッシュ・エアウェイズと提携しワンワールドへ加盟準備をしていたが交渉が決裂、2004年6月3日にはマイレージサービスの統合に同意できないとして提携を行わないことを発表した。その後ドイツルフトハンザドイツ航空と提携、2005年3月22日にはルフトハンザが同社を買収する意向を発表し、2007年7月1日に完全にルフトハンザの子会社となった。この間、2006年4月にスターアライアンスに加盟した。

マイレージプログラムは旧スイス航空時代の「クオリフライヤー(Qualiflyer)」から、経営がクロスエアに移行すると「スイストラベルクラブ(Swiss Travel Club)」と名称変更し、ルフトハンザドイツ航空による買収に伴うスターアライアンス加盟を機にルフトハンザのプログラムである「Miles & More」(読み:マイルズアンドモア)に統合された。

2008年2月8日にはスイスの旅行会社Kuoni Travelよりエーデルワイス航空の営業権の譲渡を受けて、同社を子会社とした。

2015年3月12日に、B777‐300ERを3機、追加購入する意向を表明した。これらの機材更新により一層のブランドイメージ向上を目指すとしている。

保有機材

運航機材

スイス インターナショナル エアラインズ 機材一覧(2024年11月現在)[3][4]
機材 保有数 発注数 座席数 備考
F C W Y
エアバスA220-100 9 - - 20 - 105 125 ローンチカスタマー
エアバスA220-300 21 - - 30 - 115 145
エアバスA320-200 11 - - 30 - 150 180
エアバスA320neo 8 8[5] - 30 - 150 180
エアバスA321-100 3 - - 54 - 165 219
エアバスA321-200 3 - - 54 - 165 219
エアバスA321neo 4 5[5] - 48 - 167 215
エアバスA330-300 14 - 8 45 - 183 236 2025年より4クラス225席仕様に改装予定[6]
3 43 28 151 225
エアバスA340-300 4 - 8 42 21 144 215 2025年より退役予定[7]
エアバスA350-900 - 5[7] 3 45 38 156 242[8] 2025年から導入予定[7][9]
ボーイング777-300ER 12 - 8 62 24 226 320
総計 89 18

2016年にボーイング777-300ER(初号機:HB-JNA)を受領した際、旧スイス航空のボーイング社顧客番記号(カスタマーコード)57でなく、新たにDEが代わりに割り振られ777-3DEERという型式になった。1982年の旧スイス航空の747-357以来のスイス向けボーイング製旅客機となり、その間アメリカ製の旅客機はマクドネル・ダグラス製のMD-11のみであった。機種によって、子会社のエーデルワイス航空とお互いの機材でやり繰りすることがある。

退役済機材

ギャラリー

塗装の変化

スイス インターナショナル エアラインズは、過去に3回塗装が変化しており、初代塗装ではエンジンにもロゴが書かれていたが、2代目以降はこれが省略され、さらに3代目塗装では、「SWISS」の文字が明らかに大きくなり、その横に書かれていた小さい文字もなくなった。

路線

スイス インターナショナル エアラインズの就航国

スイス国内

アフリカ

アジア

ヨーロッパ

北アメリカ

南アメリカ

関連項目

脚注

  1. ^ Facts and figures”. Swiss.com. 2015年9月30日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 利用規約と法律上の注意事項”. Swiss International Air Lines. 2015年10月5日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ 保有機材 | SWISS”. Swiss International Air Lines. 2024年11月16日閲覧。
  4. ^ Swiss Fleet Details and History” (英語). Planespotters.net. 2024年11月16日閲覧。
  5. ^ a b Orders and deliveries” (英語). Airbus. 2024年11月16日閲覧。
  6. ^ SWISS Senses”. Swiss International Air Lines. 2024年11月16日閲覧。
  7. ^ a b c SWISS to fly the Airbus A350” (英語). Swiss International Air Lines. 2024年11月16日閲覧。
  8. ^ Swiss locks in new A350 first, business class layout” (英語). Executive Traveller. 2024年11月16日閲覧。
  9. ^ スイス・インターナショナル・エアラインズ、エアバスA350-900型機を5機導入 2025年から”. TRAICY. 2024年11月16日閲覧。
  10. ^ a b https://swiss.newsmarket.com/english/press-releases/new-destinations/s/199b3551-eb9b-4f94-b6bb-9f0bf8ff265c

外部リンク


「スイス インターナショナル エアラインズ」の例文・使い方・用例・文例




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スイスインターナショナルエアラインズ」の関連用語

スイスインターナショナルエアラインズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スイスインターナショナルエアラインズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスイスインターナショナルエアラインズ (改訂履歴)、スイス インターナショナル エアラインズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS