メンバーシップの歴史
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「ワンワールド」の記事における「メンバーシップの歴史」の解説
1998年 - アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カナディアン航空、キャセイパシフィック航空、及びカンタス航空が連合を意図した形態の発表を行い、9月にワンワールドが発足した。 1999年 - 2月から運営が行われ、メンバー航空会社は連合の特典の提供を始める。イベリア航空及びフィンエアーが、この年の終わり頃に正式加盟した。 2000年 - エアリンガス及びラン・チリ(現在はLATAM チリ)が正式加盟。しかしながら、設立メンバー航空会社であるカナディアン航空は財務悪化後にエア・カナダによって買収された(エア・カナダは競争相手であるスターアライアンスのメンバーである)。 2003年 - 2005年 - スイスインターナショナルエアラインズ(スイス国際航空)は、コードシェア便の拡張、ロンドン・ヒースロー空港でのスロット交換合意及びブリティッシュ・エアウェイズのエグゼクティブ・クラブでのスイス・フリークエント・フライヤー・プログラムの統合を含む、イギリスの航空会社として戦略同盟に合意したブリティッシュ・エアウェイズが確認書類にサインすると同時に、9月に加盟要請が受け付けられた。しかし、2004年6月に、スイスインターナショナルエアラインズは重大な経費並びに合併の障害が長期間の利益より重い事を引用して、合意を破棄した。BA同盟の破棄の結果、スイス国際航空はワンワールドに加入する申請を継続しない事を決定した。その後2005年3月に、ルフトハンザドイツ航空はスターアライアンスのメンバーへの道を開くため、スイスインターナショナルエアラインズを買収すると発表した。2003年中、ブリティッシュ・エアウェイズ及びKLMオランダ航空は同盟を拡大するためKLMの戦略パートナーであるノースウエスト航空を引き抜き、ワンワールドの加盟社をもっと増やすため、吸収合併が可能か話し合いを始めた。しかしながら、この話は実を結ばずKLMは次年度にエールフランスと合併し、スカイチームに加盟となった(エールフランス - KLM)。 2007年4月1日 - 日本航空、マレーヴ・ハンガリー航空、ロイヤル・ヨルダン航空が正式加盟。エアリンガスが脱退。 2007年11月1日 - 香港ドラゴン航空(現キャセイドラゴン航空)が正式加盟。 2009年11月10日 - メキシカーナ航空が正式加盟。 2010年1月19日 - 日本航空が、2兆3000億円の負債を抱え経営破綻、倒産した。この時、日本航空に対しデルタ航空とスカイチームが支援を表明し再建策が検討されるものの、1兆円の公的資金の投入や、経営再建のために新会長に就任した稲盛和夫が、これまでの日本航空とアメリカン航空との関係等を重視した経営判断によりワンワールドへの残留が決まった。 2010年8月28日 - メキシカーナ航空が、同日付けで全便の運航を停止。2014年4月4日に裁判所から破産宣告が下され、事実上のワンワールド脱退となった。 2010年11月15日 - S7航空(旧シベリア航空)が正式加盟。 2012年2月3日 - マレーヴ・ハンガリー航空が、同日付けで全便の運航を停止すると発表。同年2月14日、ブダペスト首都裁判所より破産宣告と会社清算命令が下され、事実上のワンワールド脱退となった。 2012年3月20日 - エア・ベルリンと子会社のニキ航空が正式加盟。 2012年10月25日‐フィンランド航空の子会社、フライビー・フィンランド(旧社名・フライビー・ノルディック航空)がアフィリエイトとして正式加盟(ただし、フィンランド航空に代わって運行しているルートに限る)。 2012年12月1日 - ブリティッシュ・エアウェイズの子会社、オープンスカイズがアフィリエイトとして正式加盟。 2013年2月1日 - マレーシア航空が正式加盟。 2013年10月1日 - LATAM チリの子会社、LATAM コロンビアがアフィリエイトとして正式加盟。 2013年10月30日 - カタール航空が正式加盟。 2014年3月31日 - TAMブラジル航空(現LATAM ブラジル)とUSエアウェイズが正式加盟。 2014年5月1日 - スリランカ航空が正式加盟。 2017年10月27日 - エア・ベルリンが破産のため脱退。 2018年6月1日 - ワンワールド・コネクト(oneworld connect)として、フィジー・エアウェイズが参加を表明した。 2019年2月2日 - アメリカン航空とカンタス航空に強硬な姿勢を取り続けていたカタール航空のCEO、アクバル・アル・ベイカーが姿勢を一転、ワンワールドに残留する考えを明らかにした。 2019年9月27日 - LATAM航空グループが、スカイチームメンバーのデルタ航空との提携を開始すると発表し、同日にワンワールドを脱退する意向を示した。 2020年4月1日 - ロイヤル・エア・モロッコが加盟。 2020年4月30日 - LATAM航空が脱退。 2020年10月25日 - 日本航空傘下の日本エアコミューターと北海道エアシステムがアフィリエイトメンバーとして加入。 2021年3月31日 - アラスカ航空が加盟。
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