ザイバッハ帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 11:38 UTC 版)
「天空のエスカフローネ」の記事における「ザイバッハ帝国」の解説
ディランドゥ・アルバタウ、セレナ・シェザール 声 - 高山みなみ ザイバッハ帝国のガイメレフ部隊、「竜撃隊」を指揮する少年。エキセントリックで残虐非道、何よりも戦いや殺しを楽しみとしており、鏡を見て陶酔することもあるナルシスト。しかし一方で、「竜撃隊」の隊員たちからは、死してなお彼を守ろうとするほどの信望を集めてもいた。その正体は、運命改変の実験のため連れ去られ、性別さえも含む姿と記憶を変えられたアレンの妹セレナである。 【劇場版】「黒竜族」の竜撃隊(騎兵部隊・メンバーはTV版と同じ)隊長。バァンたちの父である竜王の庶子でバァン、フォルケンとは異母兄弟。かつて荒野で獣同然の生活をしていたところを、竜族の血を引く手駒としてフォルケンに拾われた身。セレナとは別人になっており、性別は純然たる男性。小説版ではアルセイデスに意識を転写してバァンと戦い、戦死。 フォルケン・ラクール・デ・ファーネル 声 - 中田譲治 バァンの兄。バァンと同様ファーネリアの王子であったが、王位継承の儀式である“竜退治の儀”の途中で行方不明になった。その後、ザイバッハ帝国の軍師としてバァンの前に現れ、エスカフローネを狙う。フレイド攻略の際は、交渉において、全権を任されるほどの力を持っている。元・魔道士。 竜退治の儀で戦った竜に右腕を食いちぎられ、保護されたザイバッハ帝国において機械の義手を与えられた。 元来はバァン同様白い翼を持っていたが、いつの間にか黒く変わっていた。 本当は誰よりも世界のことを想っており、争いのない世界を作るためにドルンカークに与することを選んだ。しかし、次第にその行動に疑問を感じるようになり、やがて離反。刃を向けるが叶わず、命を落とす。 【劇場版】ガイア全土を席巻する「黒竜族」の宗主。元は竜族王家の長子だったが、継承者の条件である王の印が現れなかったため竜族の特徴である翼を捨て、自らの手で国を滅ぼした。悲しみに満ちたガイアを消し去ろうとしており、「翼の神」ひとみをガイアに呼び寄せた張本人。TV版と違い異母兄弟。 シェスタ 声 - 山口勝平 竜撃隊隊員。フレイド攻略後、エスカフローネとの戦闘において戦死。透視能力を持つ。 【劇場版】生き残り、ディランドゥと最後まで同行する。 ミゲル・ラバリエル 声 - 松野太紀 竜撃隊隊員。フレイド攻略前、アレン達に捕虜にされる。逃亡の最中、功を焦って失敗。負傷したところを、作戦の口封じのためゾンギに殺された。 【劇場版】アレンに返り討ちにされた。 ガァティ 声 - 真殿光昭 竜撃隊隊員。他の竜撃隊員とともにエスカフローネに倒される。 【劇場版】シェスタ同様、ディランドゥと同行。 ダレット 声 - 有馬克明 竜撃隊隊員。 【劇場版】ディランドゥと同行。 ナリア 声 - 天野由梨 豹人の幸運強化兵。エリヤの双子の姉。本名ナルナル(ナリアはフォルケンに与えられた名)。銀色の髪を持つ。幼い頃、人間による焼き討ちで両親を失い、エリヤと共に迫害されていたところをフォルケンに助けられた。以来、彼を慕い続けている。エリヤと共に、ザイバッハ本国での魔道士たちによる訓練を終え、フォルケンの下に配属された。専用ガイメレフ・テイリングを駆りアストリア王国を襲撃。 【劇場版】ドライデンの酒場の歌姫として登場。ストーリーには絡んでこない。 エリヤ 声 - 日高奈留美 豹人の幸運強化兵。ナリアの双子の妹。本名ベルベル(エリヤはフォルケンに与えられた名)。金色の髪を持つ。姉のナリア同様フォルケンを慕い、忠実に仕える。ナリアと共に魔道士に訓練を受けた後、フォルケンの下に配属された。専用ガイメレフ・テイリングを駆りアストリア王国を襲撃。 【劇場版】ナリア同様ドライデンの酒場の歌姫として登場。 ジャジュカ 声 - 辻谷耕史 犬人。セレナがザイバッハにさらわれてきた当時の世話役。セレナがディランドゥになってからは、竜撃隊全滅後に与えられた、ただ一人の部下として現れ、ディランドゥが唯一心を開く存在となる。 【劇場版】ディランドゥの副官を務める竜撃隊隊員。元は黒竜族に自分の里を滅ぼされた身で、フォルケンに復讐する機会をうかがっていた。 ゾンギ 声 - 塩沢兼人 カメレオン人(まやかし人)。フォルケンの忠実な部下。特殊な変身能力によって、プラクトゥに成り代わり、フレイド公国に潜入。公国を混乱させるが、任務終了後、ミゲルを殺した咎でディランドゥによって殺される。他国に潜入していた時分、その敵国で任務にあたっていた兄を殺してしまった過去を持つ。 アデルフォス・ゲイン 声 - 銀河万丈 ディランドゥの直接の上司で、赤銅の軍を率いるザイバッハの将軍。ザイバッハ四魔将の筆頭。フレイド公国侵攻などに参加している。他国から恐れられていたことは容易に想像できる。が、アストリアと同盟国との戦闘の際、バスラム軍が使用したエナジスト爆弾によって、彼の乗る浮遊要塞は大破・着底した。アデルフォス自身は四魔将軍の中で唯一生存している。 ヘリオ 声 - 西村知道 ザイバッハ四魔将のひとつ、青銅の軍を率いる。上記エナジスト爆弾によって戦死。 ゾディア 声 - 江角英明 ザイバッハ四魔将のひとつ、黒鉄の軍を率いる。上記エナジスト爆弾によって戦死。 ゲティン 声 - 郷里大輔 ザイバッハ四魔将のひとつ、白鉄の軍を率いる。上記エナジスト爆弾によって戦死。 ドルンカーク 声 - 山内雅人 ザイバッハ帝国皇帝。元々は17〜18世紀の地球に生きていた科学者で、本名はアイザック。「人間の運命を科学的に解明したい」と、死の床に伏しても研究を望む想いが彼をガイアに転移させた。その後、貧しかったザイバッハ発展のため尽くしてきたが、大国となった今、研究への想いは再び燃え上がり、ザイバッハをも含むガイア全土を混乱させていく。過去に惑星ガイアに転移したひとみの祖母と出会っている。 モデルは万有引力を発見した実在の科学者・錬金術師のアイザック・ニュートン。
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北方に位置するロシア的な自然の厳しい軍事国家。元は酷暑と厳寒の痩せた貧しい土地であったが、ドルンカークが皇帝として君臨する現在は、錬金術(科学)による工業で財をなし、ガイア有数の軍事大国に成長した。赤銅、青銅、白鉄、黒鉄の四魔軍と魔道士集団を擁し、その軍事力を背景にガイア統一をもくろむ。が、終盤、ドルンカークの理論追求のため、進軍を許されず、その間にエナジストを用いた大量破壊兵器を投下され、軍の大半を失う。
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