ガイアの国々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 11:38 UTC 版)
「天空のエスカフローネ」の記事における「ガイアの国々」の解説
ファーネリア王国 山間にある侍の国。小国だが、イスパーノ製の白いガイメレフ、エスカフローネを持つ。バァン、フォルケン、メルル、そして、バルガスの故国。“侍”と呼ばれる戦士たちが国土を竜や他国から守っている。バルガスはその侍大将4人のうちの一人、バァンが王となった直後、ザイバッハ竜撃隊の奇襲により滅びた。その際バルガスたち侍大将は討ち死に、生き残った人々も散り散りとなった。この国では、王候補である王子たちには、王になるため、竜を倒してドラグエナジストを取り出し持ち帰るという“竜退治の儀”が課せられる。バァンの父で先代の王は、ゴオウ、母でその王妃はヴァリエ。 アストリア王国 南部ヨーロッパを連想させる、商業で栄える王国。ベネツィアを想起させる、水路が入り組む華やかな水の都パラスを首都に持つ。獣人が虐げられることの多いガイアだが、パラスの市場では多くの獣人が行き交い、王国の懐の深さが窺える。物語途中まではザイバッハ帝国と同盟を組んでいたが、フォルケンのパラス襲撃を受けて同盟を破棄。反ザイバッハ同盟の盟主的存在となる。 アストリアの由来はアストリアの英雄アリーアから取られた。 ザイバッハ帝国 北方に位置するロシア的な自然の厳しい軍事国家。元は酷暑と厳寒の痩せた貧しい土地であったが、ドルンカークが皇帝として君臨する現在は、錬金術(科学)による工業で財をなし、ガイア有数の軍事大国に成長した。赤銅、青銅、白鉄、黒鉄の四魔軍と魔道士集団を擁し、その軍事力を背景にガイア統一をもくろむ。が、終盤、ドルンカークの理論追求のため、進軍を許されず、その間にエナジストを用いた大量破壊兵器を投下され、軍の大半を失う。 フレイド公国 東南アジア風の雰囲気を持つ国で、仏教の僧のような風貌の兵士たちがいる宗教色のつよい国家。国土にフレイドの秘宝と呼ばれるパワースポットを持つ。パワースポットには、古代アトランティスを滅ぼした力が眠っており、何世代にも渡ってフレイドの民により守られてきた。しかしザイバッハ帝国の侵攻により王は戦死。その遺志を継いだシド王子によりザイバッハへ引き渡された。首都・ゴダシム。 バスラム共和国 ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。決戦の最中、勝利を焦ったバスラム所属の将のひとりが禁断の兵器であるエナジスト爆弾を投下、味方の軍もろともザイバッハ軍の大半を消滅させた。 デイダラス王国 ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。 チェザリオ王国 ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。ザイバッハとの決戦では、戦場へ先遣隊を送り込んでいる。その先遣隊と幻の月(地球)から戻ったバァンとひとみが出会い、請われて、バァンは彼らと共に戦うこととなる。 エグザルディア王国 ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。実は、ミラーナ姫が初登場時に着ていた服装はこの国の物である。
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