コンポノンとは? わかりやすく解説

シュナイダー・クロイツナッハ

(コンポノン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 08:52 UTC 版)

シュナイダー・クロイツナッハJos. Schneider Optische Werke GmbH )は、ヨーゼフ・シュナイダーによって創業されたドイツレンズメーカーシュナイダーと略称される。傘下にはレンズメーカーのイスコIsco )がある。またドイツ統一に伴い苦境に陥っていたペンタコンを傘下に収めた。




「シュナイダー・クロイツナッハ」の続きの解説一覧

コンポノン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 09:14 UTC 版)

シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の記事における「コンポノン」の解説

コンポノン(Componon )は2-12倍用の拡大接写用や引伸用レンズ。 引伸用レンズとして上級版でローデンシュトックロダゴン双璧をなす逸品として知られるWAコンポノンは広角版。コンポノンSは高級版。Gコンポノンは20倍を超える高倍率用。ライカLマウント製品が多いが、φ32.5ねじマウント、φ50ねじマウント、Tマウント製品や、シュナイダー独自規格マウント製品など過去にはあった。現在は、引伸用レンズとしての役目はほとんどなくなり、超高解像力生かした工業用7000万画素級ラインセンサーカメラ向けレンズとして、ヘリコイド接写リングユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システム(Schneider-Kreuznach UNIFOC 58/76 Helical Focus Mount System )での使用メインになりつつある。高精度なコンポノンSやアポ・コンポノンHM の40mmから135mm あたりが主に利用されている。このユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムは後部鏡筒すげ替えや、リング継ぎ足しなどで工業用システム柔軟な対応をするように、工業用使用される主な各種マウント用意されている。 コンポノン16mmF2.8 コンポノン25mmF4 コンポノン28mmF4 - ライカLマウントバレルがある。 コンポノン35mmF4 - ライカLマウントバレルがある。 コンポノン40mmF4 コンポノン50mmF4 - 4群6。 コンポノン60mmF5.6 - ライカLマウント。4群6。 コンポノン80mmF5.6 - 4群6。 コンポノン100mmF5.6 コンポノン105mmF5.6 - 4群6。 コンポノン135mmF5.6 - 4群6。φ32.5mmねじマウントアタッチメントはφ49mmレンズねじ込み18全真絞り金属鏡筒モノコート。 コンポノン150mmF5.6 - 4群6。 コンポノン180mmF5.6 - 4群6元来は鼓型をしたライカLマウントレンズであるが、ライカLマウント→φ60mmねじマウント変換リングにはめ込まれている。各自システムによりカスタマイズができる。一般的には、φ60mmねじマウント座金取り付けて使用されていた。アタッチメントはφ58mmレンズねじ込み19全真絞り金属鏡筒モノコート大判カメラ撮影使用して極めてシャープ階調が豊で高解像力である。 コンポノン210mmF5.6 コンポノン240mmF5.6 コンポノン300mmF5.6 コンポノン360mmF5.6 WAコンポノン40mmF4 - 3群6WAコンポノン60mmF5.6 - ライカLマウント。3群6WAコンポノン80mmF5.6 - ライカLマウント。3群6。 コンポノンS 50mmF2.8 - 4群6オルソメター光学系ライカLマウントバレルがある。現行品の物はライカLマウントである。アタッチメントはφ43mmレンズねじ込み初期の物は金属製鏡筒絞りクリックフリーをスイッチノブで切り替えができた。絞りは角の尖った独特の五角形その後現行品は、合成樹脂鏡筒で、角型瞬間絞り込み用のレバー新設された。ユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムにて使用する際は、このレバーはねじ一本止められているがこれを外す必要がある現行品絞り丸みのある五角形一般的な接写撮影では非常にシャープ適しておりボケ良いユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムでの標準レンズ存在である。合成樹脂鏡筒現行品以前の物と光学系変わらないが、現行品の方が高解像力である。 コンポノンS 80mmF4 - 4群6オルソメター光学系ライカLマウントバレルがある。現行品の物はライカLマウントである。アタッチメントはφ43mmレンズねじ込み現行品合成樹脂鏡筒角型瞬間手動絞り込み用のレバー付いている。ユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムにて使用する際は、このレバーはねじ一本止められているがこれを外す必要がある絞り丸みのある五角形一般的な接写撮影では非常にシャープ適しておりボケ良いユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムと併用するキヤノン EOS DSLR で∞から合焦でき、一般的なマクロレンズとしても高解像力活躍出来る。ただし、ユニホック専用接写リング継ぎ足すとこれには内面処理がされていないため、内面反射が非常に激しく激しフレアーが出る。この為一般撮影ではハレ切り注意を必要とする。工業用限定的環境に対して開発された為そのようになったが価格が高い部品の割に、非常にお粗末仕上げである。接写リングの件は旭PENTAXねじマウント接写リング使用すれば問題解決できる。 コンポノンS 80mmF5.6 - 4群6オルソメター光学系現行品の物はライカLマウントである。アタッチメントはφ43mmレンズねじ込み現行品合成樹脂鏡筒角型瞬間手動絞り込み用のレバー付いている。ユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムにて使用する際は、このレバーはねじ一本止められているがこれを外す必要がある絞り丸みのある五角形一般的な接写撮影では非常にシャープ適しておりボケ良いユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムと併用するキヤノン EOS DSLR で∞から合焦でき、一般的なマクロレンズ上の解像力活躍出来る。ただし、ユニホック専用接写リング継ぎ足すとこれには内面処理がされていないため、内面反射が非常に激しく激しフレアーが出る。この為一般撮影ではハレ切り注意を必要とする。工業用限定的環境に対して開発された為そのようになったが価格が高い部品の割に、非常にお粗末仕上げである。接写リングの件は旭PENTAXねじマウント接写リング使用すれば問題解決できる。 コンポノンS 100mmF5.6 - 4群6オルソメター光学系現行品の物はライカLマウントである。アタッチメントはφ43mmレンズねじ込み現行品合成樹脂鏡筒角型瞬間手動絞り込み用のレバー付いている。ユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムにて使用する際は、このレバーはねじ一本止められているがこれを外す必要がある絞り丸みのある五角形一般的な接写撮影では非常にシャープ適しておりボケ良いユニホック 58/76 ・ヘリカル・マウント・システムと併用するニコン DSLR で∞から合焦でき、一般的なマクロレンズ上の解像力がある。ただし専用接写リング継ぎ足すとこれには工業用限定的環境に対して開発されたため内面処理がされておらず内面反射が非常に激しく激しフレアーが出、このため一般撮影ではハレ切り注意を必要とする。接写リングの件は旭PENTAXねじマウント接写リング使用すれば問題解決できる。 コンポノンS 135mmF5.6 - 4群6オルソメター光学系。Tマウントバレルがある。現行品の物はφ50P=0.75ねじマウントである。アタッチメントはφ49mmレンズねじ込み。以下は全て光学系同一だが、シリアルNo.12000000番台はTマウント鏡筒がφ51mmと小型金属製鏡筒絞り環のクリックストップがなく、代わりにネジ任意に固定できるいずれも絞り独特なとがった五角形一般撮影使用した場合大変髙解像力だが、この絞り形状災いしてボケ汚くなるものの、上手くかせれば他種レンズにない背景光源ボケ得られるシリアルNo.14000000番台はTマウント鏡筒がφ58mmで絞り環にクリックストップのあるなしを選択できるスイッチノブを備え金属製鏡筒現行品の物は、シリアルNo.140000000番台以降で、光学系同一だが、主な改良点絞り表示青地数値バックライトで光る様に改良された。また、ねじマウントもφ50P=0.75ねじマウント変更された。コーティング改善されカラーバランスは依り優れたが、絞りユニット部は据え置き今まで同様、絞り羽根は5。独特の角の尖った五角形金属製鏡筒撮影使用する場合小型鏡筒タイプ内面反射フレアーが出ることがある。14000000番台以降問題ない一般的なマクロレンズ上の解像力得られるため、大判カメラなどではレンズシャッター組み込み一般接写撮影にも使用が可能。一般的に、Tマウントロットレンズ光学系の前群と後群の間に隠し鏡筒がはめ込まれており、Tマウントしか使用できないように見えるが、この隠し鏡筒外してしまえばライカLマウントとして機能する。 コンポノンS150mmF5.6 - 4群6オルソメター光学系アタッチメントはφ52mmレンズねじ込みマウントはφ50mmねじマウント現行品)。それ以前の物はTマウント光学系同一だが、シリアルNo.12000000番台レンズは、レンズ鏡筒がφ51mmと小型金属製鏡筒レンズのクリックストップはあるが切り替えスイッチノブが無く、クリックストップをフリーにできない逆にコンポノンS 135mmF5.6 と異なり、ストッパーネジはない。シリアルNo.14000000番台鏡筒がφ58mmで絞り環にクリックストップのあるなしを選択できるスイッチノブを備える。一貫して絞り独特な尖った五角形一般撮影使用した場合大変髙解像力だが、この絞り形状災いしてボケ汚くなることがあるが、うまく活かせれば他種レンズにない背景光源ボケ得られるまた、古い番手小型レンズの方はフレアーが出やすい。総じて、コンポノンS135mmF5.6 と絞りユニットは共通の物を使用している。一般的に、Tマウントロットレンズ光学系の前群と後群の間に隠し鏡筒がはめ込まれており、Tマウントしか使用できないように見えるが、この隠し鏡筒外してしまえばライカLマウントとして機能する。 コンポノンS180mmF5.6 - 4群6。 コンポノンS210mmF5.6 - 4群6ライカLマウント別に後群レンズ部分にもφ55mmねじマウントがある。アタッチメントはφ72mmレンズねじ込み形状が独特の鼓型をしたレンズ撮影装置引き伸ばし機装着するときは大きく広がっている後玉をはずしてからレンズ座金装着し、後玉をはめ戻す必要があるまた、後玉の後部マウントねじも使用できる品目に依っては、前群と後群の間にアタッチメント部材(隠し鏡筒)を挟み込みレンズ一体化させられたような、筒型形状仕上げたロット製品もあり。これは後玉の後部にあるφ55mmねじマウントのみでカメラ引き伸ばし機装着する絞り羽根は5。独特の角の尖った五角形金属製鏡筒総じて、コンポノンS135mmF5.6と絞りユニットは共通の物を使用している。非常にシャープボケ良く意外に一般撮影にも向いている。一般的にφ55mmねじマウントだけのロットレンズ光学系の前群と後群の間に隠し鏡筒がはめ込まれており、φ55mmねじマウントだけしか使用できないように見えるが、この隠し鏡筒外してしまえばライカLマウントとして機能する。 コンポノンS240mmF5.6 コンポノンS300mmF5.6 コンポノンS360mmF6.8 Gコンポノン100mmF5.6 - 4群6。 Gコンポノン150mmF5.6 - 4群6。 Gコンポノン210mmF5.6 - 4群6。 Gコンポノン240mmF5.6 - 4群6。 Gコンポノン300mmF5.6 - 4群6。 Gコンポノン360mmF6.8 - 4群6。 Gコンポノン480mmF9.4 - 4群6。 アポ・コンポノンHM40mmF2.8 - 4群6ライカLマウントアタッチメントはφ43mmねじ込み。 アポ・コンポノンHM45mmF4 - 4群6ライカLマウントアタッチメントはφ43mmねじ込み。 アポ・コンポノンHM60mmF4 - 4群6ライカLマウントアタッチメントはφ43mmねじ込み。 アポ・コンポノンHM90mmF4.5 - 4群6ライカLマウントアタッチメントはφ43mmねじ込み理由不明だがコンポノンS80mmF4 とは異なり、角が尖った独特の5羽根絞りである。この焦点距離だと一般的な一眼レフデジカメで∞が出せるため一般撮影使用する者も多い。絞りの角が尖っているので、ボケ味時に堅くなる場合があるが、目視では残存色収差確認できない使いやすいねじマウントで便利である。3600万画素のローパス・レス・デジタルカメラの使用でも、まだレンズ余裕がありきわめて解像力を誇る。ライバルメーカーのローデンシュトック製アポ・ロダゴン-N105mmF4とほぼ互角性能である。 アポ・コンポノンHM120mmF5.6 - 4群6。φ50mmねじマウントアタッチメントはφ40.5mmねじ込み。 アポ・コンポノンHM150mmF4 - 4群6。φ55mmねじマウントアタッチメントはφ55mmねじ込み

※この「コンポノン」の解説は、「シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の解説の一部です。
「コンポノン」を含む「シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の記事については、「シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「コンポノン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コンポノン」の関連用語

コンポノンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コンポノンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシュナイダー・クロイツナッハ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのシュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS