カタイとは? わかりやすく解説

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か‐たい【下×腿】

読み方:かたい

ひざから足首までの部分。⇔上腿


かた‐い〔‐ゐ〕【乞丐】

読み方:かたい

こじき。ものもらい

「—どもの、坏(つき)、なべなど据ゑてをるも、いとかなし」〈かげろふ・上〉

人をののしっていう語。物知らずばか者

「この取(かぢと)りは、日もえ計らぬ—なりけり」〈土佐

かつてハンセン病また、その患者をいった語。かったい

[補説] 「傍居(かたい)」の意というが、また、「片居」で、不完全な姿ですわっている者の意からとも。


か‐たい〔クワ‐〕【化体】

読み方:かたい

[名](スル)観念的な事柄を、具体的な形のあるもので表すこと。特に、権利有価証券の形で表すことをいう。「証券に—されている債権


かた・い【堅い/硬い/固い】

読み方:かたい

[形][文]かた・し[ク]

外力対す抵抗力大きく容易に形を崩さない。「—・い殻を割る」「—・くてかめない肉」⇔やわらかい。

㋐物が強い力でぴったりとすきまなく合わさっている。「—・く扉を閉ざす」「帯を—・く結ぶ」「—・い握手を交わす」

㋑力を加えても、抵抗があって、滑らかに動かない。「栓が—・い」

(内にあるものが)強くて、外からの力に負けないしっかりしていて、揺るがない。「—・い信念」「—・い約束」「守りが—・い」「口が—・い」

厳格である。きびしい。「—・く禁ずる」「身持ちが—・い」

㋐確かで、あぶなげがない。信用がおける。手堅い堅実だ。「—・い商売」「当選は—・い」「予算を—・く見積もる

取引で、相場一向に下がるようすがない。

何事もいいかげんにせず、きちんと扱うさま。まじめである。「—・くて信用のおける人」「—・い本」「そう—・いことを言うな」

自由な感じや、やわらかな感じ欠けたようすをいう。

自在な動きできない融通きかない。「からだが—・い」「頭が—・い」⇔やわらかい。

㋑(表現などが)いかめしかったり、こわばったりしていて、すなおに人の気持ち入ってこない。「文章がまだ—・い」「デッサンの線が—・い」

鋭くて張りつめた感じ与える。「—・く乾いた音」「表情を—・くして事態の推移見守る

緊張から、気持ちにゆとりがなくなる。言動ぎくしゃくする

[補説] 漢字使い分けは「固い」が広く用いられ、「硬い」は物の性質、「堅い」は状態・ようすに用いられることが多い。

[派生] かたげ形動かたさ[名]


か‐たい【歌体】

読み方:かたい

句数字数などからみた和歌形式短歌長歌旋頭歌(せどうか)・片歌(かたうた)などの類。

和歌の姿や風体


か‐たい〔クワ‐〕【科怠】

読み方:かたい

過怠(かたい)1」に同じ。


か‐たい〔クワ‐〕【過怠】

読み方:かたい

過失あやまちてぬかり科怠

中世武家の法で、過失行為対す刑罰金品課したり、労役に服させたりした。

あやまち失敗に対して償いをさせること。また、その償いうめあわせ

御前にてさやうに慮外な事を申すほどに、其の—に、くわっとした歌を今一首づつ申し上げい」〈虎明狂・餅酒


かた・い【難い】

読み方:かたい

[形][文]かた・し[ク]《「堅い」と同語源》それをすることが、むずかしい。なかなかできない。「守るにやすく、攻めるに—・い城」「想像するに—・くない」「言うは易く行うは—・し」


乞丐

読み方:カタイ(katai), カッタイ(kattai)

こじき


銙帯

読み方:カタイ(katai)

腰帯一種金・銀玉・石装飾板や垂飾を革帯または布帯にとりつけたもの。


乞丐

読み方:カタイ(katai), カッタイ(kattai), コツガイ(kotsugai)

食物恵与受けて暮すこと。

別名 乞食(こじき)


過怠

読み方:カタイ(katai)

怠り過失行為


カタイ

読み方:かたい

  1. 高い。(価の)。
  2. 〔的〕高いの逆語。高値のこと。

分類 的、香具師

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キタイ (地理的呼称)

(カタイ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 04:40 UTC 版)

キタイ(Qitai,Cathay)とは、中国および中国の一部の地域を指して使用する言葉である。10世紀に中国北部にを建国した契丹に由来する[1]


  1. ^ a b c d 新免「キタイ」『中央ユーラシアを知る事典』、159頁
  2. ^ a b c d e f 伊原、梅村『宋と中央ユーラシア』、341-343頁
  3. ^ a b c d e Wittfogel (1946), p. 1
  4. ^ 宮崎「マルコ・ポーロが残した亡霊」『東西交渉』、99-101頁
  5. ^ 宮崎「マルコ・ポーロが残した亡霊」『東西交渉』、100-102頁
  6. ^ 宮崎「マルコ・ポーロが残した亡霊」『東西交渉』、103頁
  7. ^ 宮崎「マルコ・ポーロが残した亡霊」『東西交渉』、104頁
  8. ^ 宮崎「マルコ・ポーロが残した亡霊」『東西交渉』、106-107頁


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