かい‐な
かいな〔かひな〕【▽腕/×肱】
快な
かいな(あ)
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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かいな(あ) | かな、(た)っけ | 「か」+「い」+「な」。詠嘆、疑問、推量、確認。「い」は「よ」の転。「やろか」より確認の要素が強い。あの服どこしもたかいなあ、きょうはすき焼きにでもしょうかいな、探してた本はこれかいな。「かい」を低めに「なあ」は高低で発音する。東京の「っけ」は、上方言葉のこの「かい」の訛り。 |
かい、かいな
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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かい、かいな | か、なのか、かね | 「か」+「い」。「い」は「よ」の転。相づち、詠嘆、確認。誰でもええんかい、もう行くのんかいな、これもろてもええんかいな、あんたも負け組かいな、ほんまかいなそうかいな…、と使う。疑問の意味は薄い。低音で発音する。 |
かい、かいな
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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かい、かいな | わけない(じゃないか)、ものか | 「か」+「い」。「い」は「よ」の転。意外性、驚き。ほんまかいな!そうかいな! そんなん食べれるかいな、は、そんなの食べれるわけないよという意味。アクセントは「か」。河内や和泉では「かれ」。 |
(ん)かい、(ん)かいな
カイナ
腕
(かいな から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/12 09:54 UTC 版)

人間の腕は医学的には、上肢(じょうし)と呼ばれる事が多い。腕は肘を境に、肩に近い方を上腕(じょうわん)、手の方を前腕(ぜんわん)という。
人間の腕の解剖学
腕の骨
腕の筋肉



腕の神経
- 上腕
- 前腕
- 手指
腕を表す日本語
- うで(腕)
- 現在は肩から手首を指す。だが、奈良時代頃は「手首あたり」を指した[1]。その頃は肘から下は「ただむき」と呼ばれていたが、いつしか「腕」がただむきより多く使われるようになり、前腕、すなわち肘から手首の事を指していた[2]。
- かいな(腕・肱)
- 上腕、すなわち肩から肘を表す古語。今でも相撲ではこの語を使う。ただし、肩から手首までを指す事もあった。
- 二の腕(にのうで)
- 上腕に同じ。古くは「一の腕」といっていたが、いつしか誤用されて二の腕というようになったとも言われる[2]。語源は上腕二頭筋から来ているとの説があるが、裏側の上腕三頭筋も含めて「二の腕」と表記することが多い。
生物学と腕
生物学的には「人間の腕は哺乳類の前肢にあたる」とも、反対に「哺乳類の前肢はヒトの腕にあたる」とも表現可能である。
動物の体の名称に「腕」を用いる例はごく少ない。以下のような例がある。
腕を用いた慣用句・言葉
「腕」という言葉は、日本語においてはそのまま技術、力量といった言葉に置き換える事が出来る。
- 腕に縒りを掛ける - 丹精込めて作ること。
- 腕組みする - 思案している様子の比喩表現。
- 腕を振るう - 力量、技術を存分に出すこと。
- 腕試し - 力量、技術を試すこと。
- 腕枕 - 眠る際に腕を曲げて自分の、広げて他の人の枕にすること。
- 腕を磨く - 練習や訓練、実践を通じて技術を高めること。「腕が上がる」とはその結果のこと。反対語は「腕が鈍る」、上がるに対しては「腕が落ちる(下がる)」と表現する。
- 腕が鳴る - 技術を試す機会に恵まれ、期待が高まること。
脚注
- ^ 日本国語大辞典第2版(小学館)」
- ^ a b 夏に気になる二の腕、昔は「一の腕」だった?
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「かいな」の例文・使い方・用例・文例
- だれかいないの?
- やっかいなことになって
- やっかいな事
- 船上には多くて80人の水兵しかいなかった
- ここでフランス語が話せるのはゲールしかいない
- やっかいな手続き
- 彼女はおせっかいな近所の人たちに我慢できなかった
- 彼はそのやっかいな仕事から解放された
- やっかいな
- 「彼には私しかいないと思うの」「もちろんそうよ」
- やっかいな子供
- やっかいな少年
- 難題,やっかいな問題
- やっかいな問題
- あなたは自分にやっかいな事をしょい込んでいる。
- あなたの息子は誰も殺してなんかいない。
- 私は私がやっかいな人に思われている気がします。
- そこはおとなしい猫しかいなかった。
- その演劇部には少しの人数しかいない。
品詞の分類
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