オフロードモデル
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TRF211X プロトタイプ2WDハイエンドバギー。アメリカで100から200台程度販売されたと言う。RR式レイアウト、多板式スリッパークラッチなどの車体構成にはその後、211Xをベースとして販売された量産車「ダイナストーム」と大きな相違点はないが、ロアデッキの頂点を結ぶように張り巡らせた細身のアッパーデッキが特徴的である。 TRF406X 2005年JMRCAオフロード全日本選手権に投入されたプロトタイプモデル。モーターをリアオーバーハングに搭載したシャフトドライブ4WD・バッテリー縦置きレイアウトを採用。シャーシフレームは樹脂製で、専用のボディも用意されなかったことから、競技用としてではなくデータ取りの為に造られた色合いが強い。レイアウトなどの共通性から、このあと半年を経ずに発表されたDF-03シャーシのプロトタイプとも言われている。 TRF411X データ収集用として、211Xのパーツを多数流用して製作されたプロトタイプ4WDハイエンドバギー。ベルトドライブ駆動であり、211X同様の多板式スリッパークラッチを持つ。特筆すべき特徴はない車体だが、この車体を造り上げているパーツは、その後様々に転用がなされている。 TRF501X アバンテ以来の販売となった4WDハイエンドバギー。ベルトドライブを採用。旧来とは一線を画し、目新しいアイデアよりも流行を追った堅実な車体となっている。ワールドエディション 実戦データを踏まえ、主に強度を増す方向にファインチューンを施したモデル。 TRF511 2009年3月発売。TRF501Xをベースにほとんど全てのパーツを新規開発した2ベルト4WDのピュアレーシングバギー。重量バランスの最適化、整備性の向上などが行われている。 TRF201 2010年6月発売。上記TRF211X以来となる2WDハイエンドバギーであるが、今回は製品として発売。タミヤ製品としては3/32インチのデフボールを使用したボールデフを初めて採用した。また、基本構造はほぼそのままに、材質変更及びデチューンを施し、新規ボディを添付した廉価版シャーシ「DN-01」(第1弾「ザハーク」)が2010年12月に発売。 TRF502X 2010年11月発売。上記TRF406X以来のシャフトドライブモデルであり、製品として発売されているTRFシリーズとしても唯一のシャフトドライブモデルでもある。 TRF503 2014年3月発売。TRF511をベースにほとんど全てのパーツを新設計した2ベルトドライブ4WDバギー。アルミロワデッキを採用し、サーボマウントは2mm厚カーボンプレートによる片持ち式となっている。 TRF201XMW 2014年5月発売。TRF201をベースとした2WDハイエンドバギー。フロントエンドのみ流用し、MR式レイアウトに改めた改良型。 TRF211XM 2015年6月発売。TRF201XMWとした2WDハイエンドバギー。上記TRF211Xとは、関連がない。ロワデッキが、3mm厚アルミからバスタブ形樹脂製に変更され、条件付きながらストレートパックの使用も可能。
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オフロードモデル
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「オートバイの種類」の記事における「オフロードモデル」の解説
この項目では、モーターバイクについて説明しています。自転車のオフロードバイクについては「マウンテンバイク」を、オールテレインバイクについては「シクロクロスバイク」をご覧ください。 舗装道路以外でも走ることを前提に設計されたものを「オフロードタイプ」や「オフロード車」などと呼ぶ。中排気量のものを「ミドルオフロード」または「ミドルオフ」、大排気量のものを「ビッグオフロード」または「ビッグオフ」とも呼ぶ。総じて大径のスポークホイールや長いストロークを持つサスペンション、軽量で細身の車体を持っているのが特徴である。軽量化のためにバッテリーやセルモーターを廃したものもある。かつては「スクランブラー」と呼ばれていた。 デュアルパーパス オフロードタイプのうち、公道を走れるように法定保安部品類を備えたものをメーカーの大分類ではこのように呼ぶ。メーカーによってはトレイルと呼ぶ場合もある。 詳細は「デュアルパーパス」を参照 アドベンチャー デュアルパーパスのなかでも大排気量のエンジンとハーフカウルを搭載したものを、近年ではアドベンチャーと呼ぶ例が多い。アルプスローダー(和製英語)やマルチパーパスと呼ばれる場合もある。アフリカやオーストラリアに見られる広大で平坦な砂漠地帯でのラリーレイド競技(ダカール・ラリーなど)で従来から使用されている車両のイメージを踏襲しながら、一般ユーザー向けに舗装路や市街地でも快適で使いやすい設計とした製品が多い。 スーパーモタード スーパーモタードという競技に用いられる車両である。 詳細は「スーパーモタード」を参照 フラットトラッカー、ダートトラッカー アメリカで発祥したダートトラックレースに特化したオートバイを指す。単気筒のエンジンを搭載したスリムで低めの車体で、サスペンションストロークは少なく、ダウンフェンダーで後部に大きなゼッケンプレートを持つ外観が特徴である。こうした外観的特徴を持ちながら保安部品を備えた車種も国産メーカーから市販されていたことがある。 モトクロッサー、モトクロスバイク モトクロスと呼ばれる、林間や岩場などに設けられたコースでの競技に特化したもので、公道走行に必要な保安部品を持たないものがほとんどである。 詳細は「モトクロッサー」を参照 エンデューロレーサー、エンデュランサー、エンデューロマシン、エンデューロバイク オフロードの耐久レースに特化したオートバイを指す。モトクロスバイクに近いが、長時間の走行でも疲れにくい特性を持っている。公道走行できるようになっているものが多く、前述のデュアルパーパスと重なる特徴が多い。 詳細は「エンデューロ」を参照 トライアルバイク、トライアラー 岩場や沢、崖、あるいは人工の障害物などを走破する技術を競う競技(トライアル競技)に特化したオートバイを指す。保安基準を備えて公道走行できる車種も市販されている。 詳細は「トライアル (オートバイ)」を参照 ファームバイク、アグリカルチャー 一般的な特徴として、左右両側に備えられたサイドスタンド、大型のリアキャリアとハンドルポスト上のフロントキャリア、大型の泥除け(マッドガード)などを有し、人が歩く程度の速度で移動可能な低いギア比のトランスミッションや副変速機が備えられる。チェーンドライブの場合には牧草などの巻き込み防止のためにフルカバータイプのチェーンカバーが装備される場合がある。クラッチレバーやブレーキレバーを引いた状態で固定しておけるロック機構が装着されるなど、一般的なデュアルパーパスとは大きく異なる外観や機能性が持たせられている。かつては機構の一部を省略しながらもこうした外観的特徴を強く残した車種が国産メーカーから市販されていたことがある。 オフロードモデルの画像 デュアルパーパスタイプ デュアルパーパスタイプ アドベンチャータイプ ダートトラッカータイプ スーパーモタードタイプ モトクロッサータイプ エンデューロレーサータイプ トライアルタイプ アグリカルチャータイプ
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