オフェンス用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:27 UTC 版)
節TOC(ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行) 「オフェンス」も参照 ア行 アイソレーション 能力の優れた1人の選手をわざと孤立させて、1on1による得点を狙うプレイ。 アップ・アンド・アンダー 頭上からショットするフェイクでディフェンダーを浮かし、ピボットでかわして、下からレイアップショットをするプレー。 アンクルブレイク 高いドリブルスキルによりディフェンスの選手の体勢を崩すこと。 イージー・ツー イージー・バスケット、またはイージー とも言う。ペイントエリアで、ノーマーク状態で放つショットなどゴールが容易なこと。 ウィーク・サイド フロントコートを縦に分割して、ボールコントロールしているプレーヤーのいない側(ストロングサイドの反対) エルボー コート上の場所を表す用語で、フリースローラインとレーンラインが交わる角の近傍。 オフェンシブ・レイティング 100回のポゼッションで獲得できた点数。オフェンスの堅実性をはかる指標となる。 カ行 カット(カット・イン) ボールを保持していない状態でディフェンスを引き離し、ペイントエリアに切り込みパスを受けるプレイ。 キー ペイントエリアの別名、トップ・オブ・ザ・キーと言えば、フリースローサークルから3ポイントラインの近辺のこと。 ギブ・アンド・ゴー 味方にパスを出し、その後ディフェンスを振り払い、フリーの状態で再びパスを受けるプレイ。パス・アンド・ランとも呼ぶ。 コースト・トゥ・コースト ディフェンス・リバウンドを取った選手がドリブルでボールを運び、自分でシュートに持ち込むプレイ。コーストとは海岸の意味で、コートの端から端までをアメリカの西海岸から東海岸までに例えた。 サ行 ショット・セレクション ボールコントロールしているプレーヤーが、自らがショットすべき状況にあるかどうかの判断。 ストロングサイド フロントコートを縦に分割して、ボールコントロールしているプレーヤーのいる側(ウィークサイドの反対) スモール・(バスケット)ボール ビッグマンを敢えて使わず、機動力のある選手をライナップしたチーム編成。5アウトオフェンスを用いる場合も多い。 セカンド・ブレイク ファスト・ブレイクが決まらなかったときに追い付いてくる選手で速攻を続けるプレイ。 ゼロステップ ボールをホールドしてから一歩目のステップを0ステップとして認識され、二歩目のステップを一歩目として数えられるルール。 ゾーン・オフェンス ゾーンディフェンスに対するオフェンスの方法 タ行 ダブル・クラッチ ショットするためにジャンプした後、空中で体を縮めた後に再び伸びて、ディフェンダーをかわして、ショットをするプレー。 ターン・アラウンド ゴールに背を向けた状態からターンしてゴール方向へ進む動き。 タフ・ショット 厳しい体勢から放つショット。ワイルド・ショットとも言う。 ターンオーバー オフェンス側がスティールやヴァイオレイション、オフェンシブ・ファウルなどで攻撃権を失うこと。 ディレイド・オフェンス 遅攻。オフェンスの制限時間を意識的に使って攻める攻撃法。 デプス(Depth) チームの層の深さ(厚さ)。ポジション別に表にしたものをデプスチャートと言う。 トリプル・スレット パスを受けて、シュート・ドリブル・パスの全てのプレーに移れる状態のこと。最も攻撃側の選択肢を多くとれる状態である。 トランジション・オフェンス 速攻を主体としたテンポの速いオフェンススタイル。 ナ行 ナンバー・プレイ オフェンスで、決められたとおりの動きからシュートに持ち込むプレイ。コーチやポイントガードが、プレイを番号で指示することからの呼称。セットオフェンスともいう。 ハ行 ハーフコート・オフェンス ハーフコートに敵味方揃った状態で攻めること。 ハンマー・セット ストロングサイド(ボール保持側)のヘルプディフェンスを重視するチームに対し、ウィークサイドのコーナーに、シューター(ハンマー)をセットし、そこへパスを送り、3ポインターを決めるプレーの総称。 ピック スクリーンを仕掛けること。 ピック・アンド・ロール ボールマンをマークしているディフェンダーに対しスクリーンを仕掛け(ピック)、ディフェンダーのマークを遅らせ、ボールマンをフリーにすると共に、スクリーナーが方向転換(ロール)し、パスを受けるプレー。 ピック・アンド・ポップ ボールマンをマークしているディフェンダーに対しスクリーンを仕掛け(ピック)、ボールマンのマークにスクリーナーのディフェンダーがヘルプディフェンスをして、スクリーナーがオープンになったところへパスを送りショットを狙うプレー。 ピボット(ピヴォット、ピボッド) 着地した状態で、ボールキープを行う時に使用。片足を軸足にし、もう片足を前後左右に動かし、相手を翻弄、動揺させたり、リズムを崩したりする。着地して行う場合、先に着地した足を軸足にしないとトラベリングとなる。 ファイブ・アウト ファイブ・アウト・モーション・オフェンスの略で、5人すべてアウトから攻撃を組み立てるオフェンス形態。ビッグマンを使わないスモール・ボールの編成で行われることが多く、カットを中心に機動力を使った攻撃となる。 ファスト・ブレイク ディフェンスが戻りきる前にシュートに持ち込むプレイ。速攻。いわゆるカウンター。トランジッションとも言う。 フェイク(フェイント) 相手をあざむきひっかけるプレイのこと(例: シュートを打つふりをしてドリブルをする)。 フェイダウェイ シュートするためにジャンプする際に、バスケットから離れる方向に動き、相手のブロックを交わしてシュートをするプレー。 フットボール・パス バックコートでボールを獲得し、フロントコートにいる味方にそのままゴールにつながるように投じられるパス。タッチダウン・パスとも言う。 +/-スタッツ ある選手が出場している間のチームとしての得失点差。チームへの総合的な貢献度の指標となる。 プルアップ・ジャンパー ボールを低い位置で保持している状態から持ち上げて放つジャンプショット。 フロム・ダウンタウン 3ポイントショットのことを表す。 フロントコート センターラインを境にして、攻める側のコート。スモールフォワード、パワーフォワード、センターのこと。 ペネトレイション ドリブルでバスケットに向かって切り込みシュートに持ち込むプレイ。 ペリメーター 3ポイントライン内でペイントエリア外のエリア。このエリアでのショット(ミドルレンジショット)を得意とするシューターをペリメーターシューターと呼ぶ。 ポストプレー 味方プレイヤーが相手コートの制限区域付近で行うプレー。センターなど背の高い選手が行うことが多い。ローポスト / ゴールに近いポスト(位置) ミドルポスト / ローポストとハイポストの中間 ハイポスト / ゴールに遠いポスト(フリースローライン付近) ポンプフェイク ポンプのように体を上下に伸縮させて、ショットタイミングをずらす動作で、ディフェンスのブロックをかわすプレー。 マ行 ヤ行 ラ行 ラン・アンド・ガン 常に速攻を狙う攻撃スタイル。ランアンドガンのラン(RUN)は走る、ガン(Gun)は撃つという意味である。 ワ行 ワイド・オープン ペリメーター近辺のオフェンスプレーヤが、ディフェンスのマークを外れ、バスケット方向に大きくスペースが開けた状態。例えばペイントゾーンへのペネトレイションで、ディフェンダーを集め、ペリメータ近辺で待つシューターにキックアウトすることなどによって生じる。
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