フリースローライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:56 UTC 版)
「スラムダンク (バスケットボール)」の記事における「フリースローライン」の解説
1950年代、ジム・ポラードとウィルト・チェンバレンは2人とも、バスケットから15フィート(約4.6m)離れたフリースローラインからダンクしていた。チェンバレンはフリースローサークル内から前進して、助走なしにフリースローラインからダンクすることができた。このことが1956年のNCAA規則改定「フリースローを行う時は両足をラインの後ろに維持すること」の要因となった。 1976年のABAスラムダンクコンテストで、ジュリアス・アービングがフリースローラインから跳躍してのダンク(ライン上をかかとで踏む)を行い、それ以来フリースローライン・ダンクが一般に広まったとされている。 1988年のNBA スラムダンクコンテストで、マイケル・ジョーダンがアービングと同じようにフリースローラインから跳躍してダンクしたが、両脚を別々に(宙を駆けるように)したことで彼のダンクはアービングよりも革命的なものとなった。 1990年のNBA スラムダンクコンテストで、スコッティ・ピッペンがフリースローラインからダンクした。このダンクで第1ラウンドに50点中47点のスコアを獲得した。しかしピッペンは次のラウンドに進まなかった(同コンテスト優勝者はドミニク・ウィルキンス)。 1996年のNBA スラムダンクコンテストで、ブレント・バリーがフリースローラインからダンクした。このダンクでバリーは49点(50点中)のスコアを獲得した。 2011年のNBA スラムダンクコンテストで、サージ・イバーカがフリースローラインの後ろからダンクし、このダンクで45点を獲得、4位で終わった。 2016年、オーストラリアのバスケットボールリーグで行われたスラムダンクコンテストでは、18歳のアメリカ人(輸入)選手テレンス・ファーガソン(英語版)がまさにフリースローライン上からダンクした。 2016年のNBA スラムダンクコンテストで、ザック・ラヴィーンは3パターン(片手、ウインドミル、ビトゥイン・ザ・レッグズ)でフリースローラインからダンクした。全てのダンクが50点を獲得し、同コンテストで優勝した。
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