NBAにおけるバイオレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 07:50 UTC 版)
「ヴァイオレイション」の記事における「NBAにおけるバイオレーション」の解説
バイオレーションとペナルティ アウトオブバウンズ プレーヤーはボールがアウトオブバウンズになるようなことをしてはならない。ペナルティ ボール保持権を失い、直近のバウンダリーラインから相手チームのスローイン。 例外 スローインの際に、アウトオブバウンズへ誰も触れずにボールが出た場合、ボールはスローインの元の位置に戻される。 ドリブル 詳細は「ドリブル (バスケットボール)」を参照。 スローイン 1.インバウンズに持ち込んではならない。 2.5秒以内にボールを離さなくてはならない。 3.コート上の他のプレーヤーが触るまで、コート上でボールに触れてはならない。 4.決められたスローイン位置から離れてスローしてはならない。 5.コート上の他のプレーヤーが触るまで、ボールをバスケットに入れてはならない。 6.ボールが離れるまでラインを越えてインバウンドにステップしてはならない。 7.誰も触らず直接アウトオブバウンズに出してはならない。 8.スローインに有利なように床から離れてはならない。 9.コート上のプレーヤーにボールを手渡ししてはならない。例外 フィールドゴール後、フリースロー後、各クォーターの開始時は、エンドライン外を移動したり、エンドライン外の味方にパスしてもよい。 ペナルティ ボール保持権を失い、直近のバウンダリーラインから相手チームのスローイン。 ストライク・ザ・ボール プレーヤーは足でボールを蹴ること及び拳でボールを叩くことをしてはならない。故意に叩いたり蹴ったりした場合は、バイオレーションだが、偶発的に当たった場合はバイオレーションにはならない。 意図的に足のどの部分でも、ボールに触れてはならない。ペナルティ オフェンス側が起こした場合は、直近あるいは、ベースラインとフリースローラインの間ではフリースローライン延長上のサイドラインから相手チームのスローイン。 ディフェンス側が起こした場合は、ボールポゼッションは代わらずに、直近あるいは、ベースラインとフリースローラインの間ではフリースローライン延長上のサイドラインからオフェンス側のスローイン。 スローインの際に起きた場合は、相手チームで同じ場所からのスローイン。 ボールを暴力的に投げたり、蹴ったりして直接客席に入れたプレーヤーは、理由や着地点に拘わらずテクニカルファウルを宣告され退場となる。 ジャンプボール 詳細は「ジャンプボール」を参照。 オフェンス3秒ルール 詳細は「3秒ルール」を参照。 ディフェンス3秒ルール 詳細は「3秒ルール」を参照。 8秒ルール チームは、ボールポゼッションのあるとき、バックコートからフロントコートにボールを運ぶのに連続して8秒より多く費やしてはならない。例外 1 ディフェンス側が、次のことをした場合、新たに8秒が与えられる 1.キック(パンチ)ボール、 2.パーソナルファウル、テクニカルファウル 3..ゲーム遅延への警告 例外 2 次の場合、新たに8秒が与えられる 1.インフェクションコントロール(治療)で、ゲーム進行が止まったとき。 2.バックコートでのジャンプボールでボールコントロール得た場合。 3.第4クォーターやオーバータイムの最後2分で行うフロントコートからバックコートへのスローインの時。 ペナルティ 相手チームのコート中央ミッドコートラインからのフリースローライン バックコート ボールコントロールのあるチームのプレーヤーは、味方がフロントコートから、バックコートへ到達させたボールに触れてはならない。 ジャンプボール、ショット、やリバウンドで、味方へボールを送る時など、混み合った区域でボールをタップする状況では、ボールコントロールはいずれのチームにもないので、適用されない。ペナルティ 相手チームのコート中央ミッドコートラインからのフリースローライン 肘のスウィング ディフェンスが近傍におり、オフェンスがボールを持っている時に、どちらのプレーヤーも接触が無くても、過度で過大に肘を振り回してはならない。ペナルティ 直近あるいは、ベースラインとフリースローラインの間ではフリースローライン延長上のサイドラインから相手チームのスローイン。 スローインの際に起きた場合は、ゲームクロックは動かさない。 バスケットの下からのボール通過 どのプレーヤーもバスケットの下からボールを通過させてはならない。 ペナルティ フリースローライン延長上のサイドラインから相手チームのスローイン。 イリーガルアシスト a.プレーヤーは、ゴールを得るために、リング、バックボード、支柱などにぶら下がったり登ったりして使ってはならない。 b.プレーヤーは、他のプレーヤーがゴールを得るために、高さを得ることを助けてはならない。ペナルティ フリースローライン延長上のサイドラインから相手チームのスローイン。 トラベリング 国際ルールと同じ イリーガルオフェンススクリーンセット 詳細は「スクリーン (バスケットボール)」を参照。 5秒ルール フロントコート上でフリースローライン延長線を越えたオフェンスプレーヤーは、バスケットの背や横を向けて、5秒より長くドリブルを続けてはならない。カウントは次の時点で終了する。1.プレーヤーがボールを保持したとき。 2.フリースローライン延長線を出たとき。 3.ディフェンスプレーヤーがボールを逸らしたとき。 ペナルティ フリースローライン延長上のサイドラインから相手チームのスローイン。 バスケットインターフェア - ゴールテンディング プレーヤーは次のことをしてはならない ボールがバスケットリングを使って転がったり、乗っている時に触れる。 バスケットリングより上の仮想円柱上にあるボールに触る。 フィールドゴールを狙ったボールがリングより上でバックボードに触れ落ちてきたところを触れる。 フィールドゴールを狙ったボールがリングより下でバックボードに触れ上がってきたところを触れる。 バスケットリングを通過してきたボールに触れる。 フィールドゴールを狙ったボールがリングより上で下降しているところを触れる ボールがリングに触れたり転がっているとき、リングを傾けたり、リング、ネット、バックボードに振動を与えボールに不自然な動きをさせる。 ボールがネットに通過してきたとき、リング、ネット、ボールに触れる バックボード面と手で放たれたボールをトラップする。(ボールをボードにぶつけるのはトラップではない) ペナルティ ディフェンス側が起こした場合は、通常のフィールドゴール成功と同じ扱い。 オフェンス側が起こした場合は、ゴールしても得点にはならず、フリースローライン延長上のサイドラインから相手チームのスローイン。 両チーム同時の場合、センターサークルでジャンプボール。
※この「NBAにおけるバイオレーション」の解説は、「ヴァイオレイション」の解説の一部です。
「NBAにおけるバイオレーション」を含む「ヴァイオレイション」の記事については、「ヴァイオレイション」の概要を参照ください。
- NBAにおけるバイオレーションのページへのリンク