イバライガー側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 08:50 UTC 版)
「時空戦士イバライガーR」の記事における「イバライガー側」の解説
イバライガーたちのマスク・バイザー部分は、茨城の鳥「ヒバリ」をイメージしたデザインになっている。 イバライガーR初代イバライガーの後を受け継いで現代に出現した対ジャーク防衛用ヒューマロイド(人造人間)。RはReturn(復帰)やRevive(復活)などの意味で、まさしく「帰ってきたヒーロー」といえる。初代イバライガーの同型機だが、荒廃した未来世界では本来は初代イバライガー一体を起動するだけで精一杯であり、本来は決して起動するはずのない機体だった。だが、現代の人々の「想いの力」が、初代イバライガーとジャークの戦いで生まれた時空の裂け目を通じて届き、イバライガーRを目覚めさせた。性格的には人格モデルとなった人物の影響により少年マンガの典型のような熱血&良い子タイプ。 登場時のセリフは「時空戦士!イバライガーR!」 必殺技時空突破クロノ・ブレイク - 周囲から集まった感情パワーが一定レベルを超えると使用可能になる、イバライガーたちのハイパーモード。自分を量子化することで通常の時間の流れとは違う状態を作り出し、周囲よりも高速で行動できるようになる。イバライガーは高エネルギー状態となり、光速に近付くことで「見た目の質量」が増加するため、通常を遥かに上回る攻撃力となる。ただしイバライガー自体にも巨大な負荷がかかるため、諸刃の技でもある。なおクロノ・ブレイク自体はイバライガーの高速戦闘モードなので、クロノ・ブレイク発動中に他の技を使うこともできる。設定では、発動中は背面のクロノ・スラスターからエキスポ・ダイナモの輝きが二筋伸びて光の翼(ブラックは黒い翼)のような状態になり全身も発光するが、ステージショーでは再現不能。 時空鉄拳ブレイブ・インパクト - イバライガーRの必殺技。エネルギーを両腕に集中させて放つ拳による連撃。腕だけのクロノ・ブレイクとも言える。白熱させて放つ「バーニング」、全エネルギーを打ち出す「フルバースト」など、バリエーションもあり。 イバライガーブラックイバライガーRが現代へ出現する際に「別の可能性」として実体化してしまった孤高の戦士。恐るべき戦闘力とクールな判断力でイバライガーたちの危機を度々救うが、常に「環境が破壊された未来を変える」という使命を優先しているため、地球を汚す人間や、それを守ろうとするイバライガーRたちと対立することも多い。イバライガーRから分裂したため、本質的には同じ性能、同じ人格モデルのはずだが、性格的には正反対であり、冷徹な判断力と容赦のない戦闘力を有している。 必殺技時空雷撃拳 - イバライガーブラックの必殺技。エキスポ・ダイナモの力を解放し、戦闘能力を大幅に強化する。 ブラック・エクスプロージョン - イバライガーブラックの必殺技。エネルギーを脚部に集めて放つ連続蹴り。ブレイブ・インパクトの足技版。やはり「ビッグバン」など、バリエーションがある。 時空侵略クロノ・リメイク - イバライガーブラックの必殺技。時空の歪みを作り出し、周囲の物質を刃に変換して、どんなものでも分子レベルで切断してしまうということになっているが、ステージショーではほぼ使われたことがない。 イバガールイバライガーの試作機の一体で、イバライガーRと共に現代へ出現し、イバライガーたちを支援するサポートロイドとして活躍する「時空天使」。女性型のヒューマロイドで、元気でおてんばな性格は、やはり人格モデルの影響によるもの。本来は戦闘用ではないため、Rやブラックに比べると戦闘力は劣るが、クロノ・ブレイクなど、イバライガー同様の技を使いこなせることから、スペック的には同レベルと思われる。 登場時のセリフは「時空天使!イバガール!」 必殺技エターナル・ウインド・フレア - ネーミングから風や炎を扱う技だと推察できるが、ショーでは普通の連続攻撃。 初代イバライガージャーク軍団の侵略により荒廃と化した未来を救うために、現代にやってきた「オリジナルのイバライガー」。初代だけは長い時間をかけて育て上げたAIが組み込まれており、人格モデルはない。ジャークとの戦いで一度は時空の裂け目に消滅するが、イバライガーRたちの活躍によって呼び覚まされた現代の人々の想いの力が、彼を呼び戻す。復活後の初代イバライガーには、かつての戦いで負った修復不能の傷が残っており、そうした破損をフォローするため、独自の改造が施されている。 ハイパーイバライガーイバライガーRよりさらに未来から来たという超時空戦士。イバライガーたちを遥かに上回る性能を有するジョーカー的存在でありながら、なぜかイバライガーRたちへの支援に徹しており、積極的に戦いに介入しようとしない。ハイパーイバライガーには多くの謎があり、そもそも「荒廃してしまったはずの未来」において、次々とヒーローが誕生するはずがない。自由に形状を変えることができるらしく、自身のエネルギー量に応じて、ブラットイバライガーや赤い球体の姿で登場することがあり、またハイパーイバライガー自体も、登場する度に形状の一部が変化している。何故そんなことが可能かは不明である。存在自体に謎が多いキャラクターである。 必殺技ハイパーブラスト - ハイパーイバライガーの必殺技。掌から強い光とともに発せられる超強力な衝撃波。 ミニライガー初期のイバライガー試作機を改造し、初代イバライガーのサポートユニットとした子供型のヒューマロイド。AIもイバライガーよりも未熟なため、行動や思考も子供そのもの。戦闘にはあまり向かないが、イバライガーたちにエネルギーを補給することができ、イバライガーのバックアップシステムとしての機能も合わせ持つため、イバライガー本体が破損した場合でも、ミニライガーがあれば回復することができる。ブルー、イエロー、グリーンの3体が存在し、それぞれ同等の性能を持つ。なお、本来は「初代のオプション」だが、初代イバライガー不在の期間は、イバライガーRのバックアップユニットとして機能していた。 ミニライガーブラックイバライガーブラックが、自ら専用のバックアップユニットとして生み出した子供型ヒューマロイド。ブラックと同等の戦闘力を有しているが、子供(AIが未熟)なため、本来の力が発揮されていない。性格的にもブラックの子供版。 ブラットイバライガーハイパーイバライガーと同様に謎が多く、その容姿、強さからハイパーイバライガーのバックアップユニットだと思われていたが、その正体はハイパーイバライガー自身であることが判明した。エネルギーを使い果たし、赤い球体の姿となっていた際に、ミニライガーブルーからエネルギーを受け取ることで、この姿に変化した。ミニライガーの力だけではエネルギー不足であったため、子供サイズまでしかその姿を形成することができなかった。また、ミニライガーブルーのエネルギーを受け取ったことにより、ボディの半分がミニライガーブルーと同様のカラーになっている。エネルギーがフルチャージされることで、ハイパーイバライガーへとその姿を変える。 ミニライガーR初代の復活によってミニライガーたちが本来の役割=初代のバックアップに立ち返ったため、新たに生み出されたイバライガーR専用のバックアップユニット。イバライガーRの分身体であり「です・ます口調」で礼儀正しい優等生。 登場時のセリフは「時空戦士!ミニライガーR!」 モラクルイバライガー試作機の一体で、初代イバライガーのサポートユニットとして、現代に送り込まれた女性型ヒューマロイド。環境調査用にセッティングされており、ジャークとの戦いで荒れた環境を癒す役割も与えられている。 イモライガー少年時代に初代イバライガーに救われたことから、イバライガーに憧れ、自ら作ったコスチュームを着てイバライガーたちを追い掛けるコスプレヒーロー。太めで気弱なため、足手まといになることが多いが、ときに勇気と機転でイバライガーたちの危機を救うこともある。 司会のお姉さんステージショーでは進行役として「司会のお姉さん」が活躍する。
※この「イバライガー側」の解説は、「時空戦士イバライガーR」の解説の一部です。
「イバライガー側」を含む「時空戦士イバライガーR」の記事については、「時空戦士イバライガーR」の概要を参照ください。
- イバライガー側のページへのリンク