とりごや高校サッカー部
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「清村くんと杉小路くんと」の記事における「とりごや高校サッカー部」の解説
清村 緒乃(きよむら おの) 主人公その1。3年10組。3年生にしてサッカー部新入部員。ポジションは基本的にフォワードでストライカーだが、『清杉よ』第5話ではゴールキーパーもこなすほどのオールラウンダー。背番号は姫野崎中学時代からつけている「7」。中学時代に全国レベルのサッカーの実力を持っていながら、監督との確執から殴り飛ばしてしまい、以来サッカーから離れていた。高校ではいわゆる不良で一般生徒から近寄りがたい存在であった。杉小路にサッカー部に誘われたのを機に再びサッカーへ対する情熱を取り戻すが、部の皆があまりサッカーをしないので戸惑ったり本気でキレたりしている。サッカーの実力は高いが、部活の環境のせいであまり生かせない。杉小路には全く敵わず、毎回杉小路のイタズラに翻弄され、よくそれが原因で大量出血を伴う重傷を負う(イタズラの威力は金庫が大破する程である。その時杉小路は『いつも清村にやっていることをやったからね。さすがに原型とどめてないよ』と話していた)。度重なる杉小路のイタズラの結果、徐々に超人的な体力と回復能力を身に着けるようになる。頭は悪くないが授業をサボりがちなことと勉強嫌いから成績は単位がギリギリ卒業できるレベル。不良だがタバコの煙や臭いは嫌いで、一度思いっきり吸い込んでしまい死んだ(倒れた)こともある。喫煙に対する知識がある。シュークリームの踏み絵を全力で拒否する程の無類の甘いもの好きで、それを餌に幾度となく杉小路の策略に嵌められる。好物は「はもや」のシュークリームと「ぐんぐにる」のスイーツ全般。作者は『清杉と』第1巻で「マテリアルパワーが使える」と発言している。1月30日生まれ。 『BAMBOO BLADE』がアニメ化された際、第16話にて杉小路と共に特別出演した。声優は野島健児。 杉小路 隆千穂(すぎのこうじ たかちほ) 主人公その2。3年1組。サッカー部の部長で、不良だった清村を部に呼び込んだ人物。ポジションは『清杉ろ』第17話の説明からミッドフィールダー、特にトップ下と思われる。一見普通の生徒だが清村に対するイタズラには天才的な能力を発揮し、毎回あらゆる手段を使って彼にイタズラをする。清村に怒られても全く動じない。人を陥れる事が嫌い。学校へは車で通っているが、免許は仮免。何台か同じ車を所有していたようだが(確認できるかぎり3台)、度重なる事故(?)で全て廃車となり、『清杉ろ』においてサッカー部室ともども全壊した際に新車に乗り換えた。校庭の地下に秘密の駐車場を作ったり、車や部室、携帯電話に常識外の改造(意図的でない)をしたりと、謎の技術・権力を持っているが、技術に対し知識面はかなり適当。背中に星型の痣がある父と、杉小路が昔付けた七つの傷を腹に持つ双子の弟(杉小路 隆千歩 / すぎのこうじ たかちぽ)とは生き別れており、家には一人でいることが多い。「少林寺撲殺拳」、「超天空×字拳」や「48の殺人技」などの必殺技が使える。4月2日生まれ。 アニメ版『BAMBOO BLADE』第16話における声優は野島裕史。 安井 やすお(やすい やすお) 2年6組。ポジションはディフェンダー。作中のギャグでは清村に次ぐ肉体的ダメージを受けるボケを担当する(ボケて清村に殴られる、杉小路に遊ばれるなど)。坊主頭で少し太り気味の男子。1ヶ月分の食費を落としたり、両親が入院して家賃が払えず車で生活したり、カップ焼きソバのかやくで3食をしのいだりと、かなり厳しい生活状況を送っている。よく「あう〜」と泣く。学業成績はあまり良くないようだが、小学生時代以来「野球のボールをぶつけられる→いぬに噛まれる→水をかけられる」の順で被害に遭うと、直後のテストで100点を取れるというジンクスがある。5月17日生まれ。 本来はプロトタイプとして「安井善文(やすいよしふみ)」という髪もあり面構えも少々キリッとしたキャラクターになる筈だったが、設定資料を作者が紛失し、「別にいいや」と適当に描いた結果、現在ののっぺりした安井が出来上がったという。 蓮間 亜季彦(うるしま あきひこ) 3年9組。ポジションはディフェンダーで、『清杉ろ』第17話の説明からリベロと思われる。清村入部前はフォワードを務めていた。彼女持ち。サッカー部の中ではマトモで落ち着いた人物なのだが、しばしば杉小路のイタズラに加勢する。たまにツッコミ(清村のような激しいツッコミではなく、主に心の中でツッコむ)に回ることもあるが、清村の味方につくことは少ない。あまりサッカーの練習には熱心ではなく(清村以外の部員全員に言える事だが)、彼自身もなぜサッカー部にいるのか分かっていない。愛煙家で、タバコで自ら清村にちょっかいを出すこともある。当初は進路は「とりあえず進学」だったが、連載後期で「進学しない事は確かだな」と心変わり。ただしこれは作者が前者の設定を忘れていたことが単行本で明らかになった。11月11日生まれ。 工藤 海矢(くどう かいや) 1年2組。作中で台詞がなく、かつ表情も強面でほとんど変化しない(清村によれば彼のアップ写真は魔除けになる)。ポジションはゴールキーパーで、そのディフェンス能力は凄まじく、『清杉と』最終話で語られた全国大会では相手のシュートはおろか相手選手、清村のシュート、果ては清村自身を全て片足で地面に押さえつけて止めるという、清村いわく「大魔神」な活躍をした。作者いわく「数合わせのキャラ」。登場する度に顔が変わるのも特徴的で、作者も『清杉と』第2巻の時点で「なんかもう工藤の顔がよくかけません」と告白している。2月25日生まれ。 アニメ版『BAMBOO BLADE』の最終回にて彼らしき後ろ姿が確認できる。 人肉マン(じんにくマン) とりごや高校サッカー部顧問。『清杉と』第41話に登場。サッカー部の顧問であること以外は素性が知れず、謎に包まれている。半裸。死んだら人骨マンになるとのこと(要するに人)。第1話の扉絵にも登場しているが、「気持ち悪い」等の理由により本編に登場したのはしばらく経ってからだった。
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