くれるとは? わかりやすく解説

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暮れる

読み方:くれる
別表記:昏れる

日が沈み暗くなること。「暮れる」の表記は「季節年が終わりに差し掛かるという意味でも用いられる

く・れる【呉れる】

読み方:くれる

[動ラ下一[文]く・る[ラ下二

人が自分に、または自分の側の者にものを与える。「いつも姉が小遣いを―・れる」「友達が妹に花を―・れた」

自分相手にものを与える。また、相手に対してある行為をしたり、加えたりする。相手与え手より低い者として卑しめる気持ち込めた言い方で、「くれてやる」の形になることも多い。「にえさを―・れる」「盆栽を―・れる」「平手打ちを―・れてやる」

補助動詞動詞連用形接続助詞「て」を添えたに付く

㋐人が自分に、または自分の側の者に対して何かをすることを表す。「手伝って―・れる」「秘密にしておいて―・れ」「母がセーター編んで―・れる」

㋑こちらが、相手不利益になるようなことを与えることを表す。「痛い目にあわせて―・れるぞ」

[補説] (1) 対等の間柄か、または目下の関係にあるに対して用いる。目上の人に対したり、尊敬の意を表す場合は「くださる」を用いる。(2) 下一段活用であるが、命令形は「くれ」を用いるのが一般的(3) 3㋐は、その行為好意的恩恵的になされる場合が多いが、「とんでもないことをしてくれたなあ」のように、その行為を受ける側が被害こうむったり、不利益になるときにも用いことがある


く・れる【暮れる/×眩れる/暗れる】

読み方:くれる

[動ラ下一[文]く・る[ラ下二

暮れる)太陽沈んであたりが暗くなる夜になる。「日が―・れる」⇔明ける。

暮れる)季節年月終わりに近づく。「今年無事に―・れた」⇔明ける。

暮れる)同じことを繰り返しして、時が過ぎるあけくれする。「今日も一日畑仕事で―・れた」

悲しみなどで暗い気持ちのまま時を過ごす。「悲嘆に―・れる」「涙に―・れる毎日

どうしたらよい見通し立たず困ってしまう。思い惑う。「途方に―・れる」「思案に―・れる」

(「目がくれる」の形で欲望心を奪われて正常な判断ができなくなる。「金に目が―・れる」

激しい感情のため、目先暗くなる目がくらむ

「いかにしなし奉り給はむとするにかあらむと思ふに、目―・るる心地して」〈落窪・一〉


【くれる】 くれる

モノなどを人に)あげる。大学生になるまで私は標準語だと思っていました。「だいじ」と並んで標準語だと茨城人が勘違いしている茨城弁一つ
ちなみに「あげる」は茨城では女性が使う「女言葉」で、男性使わない

くれる

甲州弁意味用例
くれるあげる、与える ⇒けえらあ(同義しょおくれる(ご飯をあげる)

くれる

出典:『Wiktionary』 (2021/10/08 14:21 UTC 版)

動詞:呉れる

くれるれる】

  1. (NがDにAをくれる、Nが行為者、Dが受領者、Aが対象物) 話者から心理的に遠い人が話者から心理的に近い人あるいは話者本人物を与える
  2. 方言)やる。あげるくれてやる
  3. 視線投げかける
  4. (補助動詞、…してくれる) 話者から心理的に遠い人が話者から心理的に近い人あるいは話者本人利益になるような行為をする。

活用

発音(?)

語源

古典日本語呉る

関連語

動詞:暮れる

くれるれる】

  1. 日が沈んで暗くなり、昼間の時間終わる。
  2. 季節年が終わる。
  3. 時が過ぎるあけくれする。
  4. 暗い感情感じながら長い時間過ごす。
  5. どうしたらよいかわから困惑する思い惑う

活用

発音(?)

語源

古典日本語暮る

関連語




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