『ZERO』からの登場キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 17:58 UTC 版)
「ストリートファイターZERO」の記事における「『ZERO』からの登場キャラクター」の解説
リュウ 初出:ストリートファイター 声:石塚堅(『ZERO』『ZERO2』)、森川智之 (『ZERO3』) 本シリーズでは己の中に眠る殺意の波動の存在に悩まされる。『I』と同じく赤髪と白い鉢巻で、グラフィックは若々しくなっている。 『ZERO3』では従来と違い「竜巻旋風脚」が強弱に応じてヒット数が変化するようになった。気絶値も高く強力な技になっているが、バージョンアップ版の『ZERO3↑』では気絶値が低く調整されている。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMは『II』の曲をアレンジしたもの。 ケン 初出:ストリートファイター 声:岩永哲哉 旧シリーズに比べると長髪になり、それを赤いリボンで纏めている。本シリーズではリュウに置いていかれることを焦る場面もある。 新スーパーコンボ「神龍拳」が登場。『ZERO3』からは『III』シリーズで使用していた蹴り技を連続して放つLV3限定スーパーコンボ「疾風迅雷脚」が追加された。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMには『II』の曲のフレーズが含まれているが、曲調は大きく異なる。 春麗 初出:ストリートファイターII 声:宮村優子 父が失踪する原因となった秘密結社「シャドルー」を追っている。 本シリーズでは基本的にジャージを着用しているが、『ZERO2』では隠しコマンド(春麗にカーソルを合わせ、スタートボタンを3秒以上押したまま選択)、『ZERO2 ALPHA』ではバージョン選択、『ZERO3』ではX-ISMを選択することで、『II』シリーズで着ていたチャイナ服姿になる。 「スピニングバードキック」が「旋円蹴」に差し替わっており、『ZERO3』のX-ISMを除いて使用できなくなっている。これは『ZERO2 ALPHA』のEXキャラクターも同様。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMは『II』の曲をアレンジしたもの。 サガット 初出:ストリートファイター 声:三木眞一郎 長年格闘界に君臨していたムエタイの帝王。本シリーズのサガットのストーリーは、彼自身の内面の成長が描かれている。 『II』時代に比べて体重が増加し、グラフィック上も逞しく見えるようになった。また、トランクスの色が青紫地に黄色のラインに変更。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMは『II』の曲をアレンジしたもの。3作ともステージの背景には寝釈迦像が横たわっている。 アドン 初出:ストリートファイター 声:高木渉 自らを「ムエタイの新たなる神」であると口はばからず豪語する自信家。貪欲といえるほど絶対的な強さを追求しており、次第に殺意の波動に興味を持つ。 『ZERO3』のX-ISMでは、「ジャガーキック」が必殺技ではなく、通常技のキックボタンで出る(必殺技ではないため、削り能力は無いが、性能は必殺技版「ジャガーキック」よりも高い)。初期のロケテスト版では強「ジャガーキック」のみ、しゃがみガードができない中段攻撃扱いだった。 バーディー 初出:ストリートファイター 声:高木渉 酒場の用心棒などで暮らしているアウトローで、「シャドルー」に興味を持つ。入団後はシャドルーの乗っ取りを計画している。 巨体の重量キャラクターだが、突進系必殺技や、飛び道具に対応できる必殺技やスーパーコンボを併せ持つ。また、迎撃に適した技が豊富。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMは『I』の曲をアレンジしたもの。 ガイ/ 初出:ファイナルファイト 声:岩永哲哉 「武神流」の極意を追い求め、武者修行を続ける忍者。 システムからZEROコンボが削除された『ZERO2』以降でも、特殊技「武神獄鎖拳」という形でZEROコンボ系の技が残った。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMは、『ファイナルファイト』のラウンド1(スラム街)などで流れる曲をアレンジしたもの。 ソドム 初出:ファイナルファイト 声:高木渉 ガイたちに壊滅させられた「マッドギア」の再興を目的に活動している。 やや変則的な投げ技系必殺技を持つテクニカルキャラクター。突進系必殺技「ジゴクスクレイプ」は押すボタンによって技が変化し、使い分ければ様々な局面へ対応できる。十手を武器として使うが、『ZERO3』でX-ISMを選択した場合は『ファイナルファイト』で使用していた日本刀を持つ。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMは、『ファイナルファイト』のラウンド1(スラム街)中盤、ラウンド2(地下鉄)前半の曲を繋げてアレンジしたもので、同作のソドム戦BGMのフレーズは入っていない。『ZERO3』ではソドムのみステージBGMが2種類用意されている。 ナッシュ 初出:ストリートファイターZERO 声:森川智之 「シャドルー」を追っている米空軍中尉。冷静沈着な性格だが、少々キザな一面を持つ。 基本的な操作は『II』のガイルに準ずる。『II』でのガイルのバックストーリーの影響で、エンディングに悲劇的な結末が多く、報われないキャラクターというイメージが定着した。『ZERO3』ではそれまでのエンディングから一転、ベガとサイコドライブを撃破しているほか、他のキャラクターのエンディングにも多く登場している。 ローズ 初出:ストリートファイターZERO 声:宮村優子(『ZERO』『ZERO2』)、根谷美智子 (『ZERO3』) ベガと相反する、ソウルパワーの使い手。ナッシュと同じく、エンディングは悲劇的な内容になることが多い。 必殺技はバランスの取れた構成だが、やや癖が強い。 ベガ 初出:ストリートファイターII 声:西村知道 秘密結社「シャドルー」の総帥。世界征服に乗り出すため、自ら世界中を廻り、優れた格闘家を集めている。 本シリーズではサイコパワーの全盛期とあって、『II』シリーズに比べると筋肉質で体格が良い。『ZERO』では隠しキャラクターとして登場したために高い性能を誇るが、『ZERO2』以降は通常キャラクターとなったため随所が弱体化した。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMには『II』の曲のフレーズが含まれているが、曲調は大きく異なる。 豪鬼 初出:スーパーストリートファイターII X 声:西村知道 「拳を極めし者」を名乗る謎の格闘家。 多彩かつ軒並み高性能な必殺技や特殊技を持つ反面、耐久力が低い。 『ZERO』では『II』シリーズと同様に隠しキャラクターとして使用可能。一定の条件を満たせば、CPUとしても出現する。 『ZERO』『ZERO2』でのステージBGMは『スパIIX』の曲をアレンジしたもの。 ダン 初出:ストリートファイターZERO 声:石塚堅(AC版『ZERO』)、細井治(家庭用版『ZERO』以降) 父を殺した格闘家、サガットに復讐を誓う男。 『ZERO』にて隠しキャラクターとして初登場。しかし「隠しキャラクターは強い」という従来の常識を覆し、意図的に弱く設定されている。『ZERO』の対CPU戦では条件を満たすと現れる。 『ZERO2』からは挑発の種類やコマンドがさらに増え、挑発を繰り返すスーパーコンボ「挑発伝説」の追加も手伝い、「ダンと言えば挑発」のイメージを定着させた。 ステージはタイ(『ZERO』)、香港(『ZERO2』)、日本(『ZERO3』)と、3作全て違う国である。
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