「しろがね」の操る懸糸傀儡とは? わかりやすく解説

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「しろがね」の操る懸糸傀儡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 16:32 UTC 版)

からくりサーカス」の記事における「「しろがね」の操る懸糸傀儡」の解説

あるるかん〈才賀アンジェリーナ→才賀エレオノール〉 演 - 岩田栄慶キャスタッフ)(2012年)、三枝奈都紀2019年白銀によって製作された最も古い懸糸傀儡あらゆる懸糸傀儡原型黒衣纏い、頭に白い羽がついているこの人形を原型さまざまな懸糸傀儡作られ人形操り練習用として多く複製作られている。オリジナルルシールアンジェリーナをキュベロンから追放する際に彼女に授けアンジェリーナ死後正二保管し、実娘のエレオノール受け継がれている。 胴体部から歯車などを出して上体部分高速旋回させて相手破壊するコラン」(虎乱)・腕をピストン運動させ相手を貫く「炎の矢」(フレッシュ・アンフラメ)・頭部羽根飾りのようなものを伸ばして相手動き封じる「羽の舞踏」(ラ・ダンス・ダン・ヴオラン)という技を持ち右腕には「聖(セント)・ジョージの剣」という大きな刃が内蔵されている。 オリジナルの「あるるかん」の左腕は、かつてアンジェリーナ自動人形からギイを庇ったときに破壊されている。その後破壊され左腕代わりにオリンピア」の折れた腕を右手持っている。その左腕ギイによって鳴海左腕として使用され、こちらは「聖(サン)・ジョルジュの剣」(セント・ジョージフランス語読み)と呼ばれる大きな刃が内蔵されている。 基本的にしろがねエレオノール)が操るが、作中では勝が操る場面も多い。 名前はフランス語道化師意味するarlequin〉から。 オリンピア〈ギイ・クリストフ・レッシュ〉 4本の腕と2本の翼を持つ聖母のような姿をしている。指先注射針・肘に刃物ヒール拍車背中に翼と多数ギミックトリッキー攻撃をする。昔は人形繰りクセがあったというギイ専用調整がされている。明治時代200体もの自動人形戦っており、ギイともども真夜中サーカス」で知名度が高い存在となっている。 自動人形注射針突き刺し疑似体液吸いだす「聖母抱擁」(ラ・サント・ビェルジュ・ダンブラスマン)・胴体を縦回転させ、肘の刃で相手切り裂く破壊輪舞曲」(ラ・ロンド・ドゥ・デストラクション)という技を持つ。また、背中の翼で空を飛ぶことができ、専用エンジン取り付けることで高速空中移動可能になる。その顔はギイ「母」デスマスクから作られている。 ムジンニィ〈ルシール・ベルヌイユ〉 外見あるるかん似ている武器左腕の「レフトハンド・ブレード」。大きなギミックはないが、技術次第でどんな局面にも対応できる。フラーヴィオによって破壊されるスピネッティーナ〈ファティマ〉 サソリのような姿をしている。武器尻尾から大きな針を乱射する「スピネッティーナの毒針」。 オラーツィオとの戦いで破壊されるスレイプニイル〈エドワルド・ダール〉 両手巨大な鎚(ミヨルニル)を持ったヴァイキングのような姿をしている。巨体で4本の足には車輪がついており、高速移動が可能。鎖の付いたミヨルニルを飛ばして相手を潰す「撃ミヨルニル」という技を持つ。「しろがね」と自動人形との最終戦ダール散りスレイプニル自身破壊された後、その左足の1本は加藤鳴海左足として使われている。 名前の由来北欧神話主神オーディンの六脚の馬、スレイプニルから。武器のミヨルニルは同じく北欧神話雷神トールが持つの名前である。 マンバ〈ティンババティ〉 大蛇の上に人が乗った姿の懸糸傀儡上部人形ピストン運動利用し加速されパンチ繰り出すエリニュスの手」という技を使う。また、の牙でティンババティ自身突き刺して血液吸い上げ彼の「アクア・ウイタエ」(生命の水)の混じった血液自動人形注入することで疑似体液中和し行動不能陥らせる捨て身の技、「毒牙の塔」という技も持つ。最終戦でティンババティが散りマンバ自身破壊された後、その右腕加藤鳴海右腕として使われている。名前の由来は、操者であるティンババティの活躍する地、アフリカケニア広く生息するマンバ属毒蛇から。また「毒牙の塔」の試作品となる刀を明治時代戦いで正二使用している。 シュヴァルツェス・トーア〈シュヴァルツェス・トーア〉 操者と人形同名という珍しいタイプ西洋の鎧風の外見をしており、両肩両脚には大型の盾を持っている。それらを前面出して壁を作る閉門」・更に背中背負った円形武装「死の門(トーデス・トーア)」を開放し回転する刃で攻撃を行う「開門」の二種の技を持つ。作中ではサハラでの最終戦のみで戦う姿が見られた。名前の意味ドイツ語で「黒き門」。 アニメではダールのスレイプニイルが登場しないため、代わりにこの人形の足に車輪がついており、後に鳴海左足となったペンタゴナ・ノッカー〈スティーブ・ロッケンフィールド〉の手構えたクラブ周囲なぎ払う「ペイン・トルネード」という技を持つ。コロンビーヌとの戦いで相打ちの形で破壊されたその右足は、ロッケンフィールドとシュヴァルツェス・トーアの手によって、加藤鳴海右足部に取り付けられた。 グリゴーリィ〈ドミートリィ・イワノフ〉 人型で顔に大きな一つ眼を持った懸糸傀儡眼かワイヤー付きの鋏のようなものを発射し相手を捕え、そのまま相手抱きついて両腕両足ドリル相手破壊する単眼の牢」という技を持つ。名前の由来は、ドストエフスキー著書である「カラマーゾフの兄弟」に長年仕えていた侍従アンジェリーナ人形〈ルシール・ベルヌイユ〉 自動人形おびき寄せるエサとして柔らかい石を体内宿したアンジェリーナが行方をくらましたためルシールが造らせた懸糸傀儡実際は、ルシールが娘を重い責務から解放するために逃がした)。自動人形20年以上も人形だと気づかれなかった。容姿細かく作りこまれており、言葉発することも出来る。サハラ最終決戦で再び使用されアンジェリーナフランシーヌ人形瓜二つだったことと、自動人形フランシーヌ人形への忠誠心逆手に取って最古四人を含む全ての自動人形一言屈服させ、身動き封じた最後はパンタローネとアルレッキーノによって破壊された。 正二人形〈才賀正二〉 正二が貞義の戦いにおいて身代わりとして使用アンジェリーナ人形同じく言葉発することもでき、内部血液初め有機的な細工がされている。1997年正二と貞義との戦いで、貞義の繰るゴイエレメス」によって頭部破壊されたことで、死を偽装した正二は難を逃れた

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