鹿児島本線 運行形態

鹿児島本線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 16:32 UTC 版)

運行形態

優等列車

883系(ソニック)
885系 (リレーかもめ・ソニック・みどり)
787系 (きらめき・リレーかもめ・にちりんシーガイア・かささぎ)
783系 (かささぎ・きらめき)
783系 (みどり・ハウステンボス・リレーかもめ)
キハ185系 (ゆふ)
キハ72系 (ゆふいんの森)

門司港駅小倉駅 - 博多駅間には特急きらめき」が運行されている。主に朝・夜の時間帯に設定されている。2011年3月12日改正からは、それまでの特急「有明」を系統分割する形で日中にも「きらめき」が1時間あたり1本運行されていたが、2018年3月17日改正で再び日中の運行が行われなくなった。車両は787系783系が使用されている。

小倉駅 - 博多駅間では、前述の「きらめき」のほか、小倉から日豊本線を経由して博多 - 大分駅・佐伯駅間の「ソニック」、博多駅 - 宮崎空港駅間の「にちりんシーガイア」が運行されている。「ソニック」は1時間あたり約2本運行されている。車両は883系885系が使用されている。「にちりんシーガイア」は宮崎空港行き1本(5号)と博多行き1本(18号)の1往復が運行されている。車両は787系。

このほか、筑豊本線篠栗線福北ゆたか線)・長崎本線佐世保線大村線久大本線三角線に直通する特急列車が運転されている。2022年9月23日改正時点の鹿児島本線で運転される昼行特急列車は次のとおり(鹿児島中央駅 - 鹿児島駅間のみを走り日豊本線へ直通する列車を除く)。〈〉内は鹿児島本線内の区間。

なお、八代駅 - 川内駅間の肥薩おれんじ鉄道線に直通する定期優等列車はない。

過去の優等列車

関門トンネルの開通以降、首都圏・名古屋・京阪神中国地方といった本州各地と九州を結ぶ特急・急行列車も運転されていたが、2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正で寝台特急「富士」「はやぶさ」が廃止されたのを最後に全廃された。

九州各地を結ぶ夜行列車も運行されていたが、博多駅 - 西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)間ではこの区間で運転されていた特急「ドリームつばめ」が2004年(平成16年)3月の九州新幹線部分開業時に廃止され、博多駅 - 小倉駅間でも2011年(平成23年)3月12日の九州新幹線全線開業時に「ドリームにちりん」が廃止され消滅した。

2011年3月12日の九州新幹線全線開業直前には門司港駅・小倉駅・吉塚駅・博多駅 - 熊本駅・水前寺駅・武蔵塚駅・光の森駅・肥後大津駅間で計15往復が運転されていた特急「有明」だが[15]、同日のダイヤ改正で博多駅 - 熊本駅間に1往復、長洲駅 - 吉塚駅間で上り1本、博多駅 - 長洲駅間に下り3本・上り1本だけの運行となった[15]。これらの区間は九州新幹線鹿児島ルートと並行しているが、通勤輸送および新幹線運行時間外の輸送のために九州新幹線開業後も朝と夜に運行されていた。2014年3月15日のダイヤ改正で、夜行特急「ドリームつばめ」を前身とする下り博多発0時台の熊本行きが長洲行きに短縮され、上り熊本発4時台の博多行きが廃止された。さらに、2018年3月17日のダイヤ改正で長洲始発から大牟田始発に短縮された朝の上り1本を除いて廃止された。残った大牟田発博多行きの「有明」も2021年3月13日のダイヤ改正で廃止された[16]

2011年3月12日のダイヤ改正で、川内駅 - 鹿児島中央駅間ではホームライナー号の特急格上げにより特急「川内エクスプレス」が運行開始された[17] が、2016年3月26日のダイヤ改正で廃止されている[18]。この2016年3月26日の改正では特急「九州横断特急」の熊本駅 - 人吉駅間、特急「くまがわ」の全列車が廃止され[18]、八代方面から豊肥本線に直通する特急がなくなっている。

鹿児島本線で運転された過去の主な優等列車は以下の通り[19]。運転区間は最長のもので、〈〉内は鹿児島本線内の区間。詳細は、鹿児島本線の列車については前身の列車を含めて「有明 (列車)#鹿児島本線優等列車沿革」、東京方面との夜行列車は「東海道本線優等列車沿革」、京阪神方面との夜行・昼行列車は「山陽本線優等列車沿革」を参照のこと。

  • 東京駅発着
    • はやぶさ: 東京駅 - 〈門司駅 - 西鹿児島駅〉間(廃止時点では東京駅 - 熊本駅間)
    • 富士:東京駅 - 〈門司駅 - 小倉駅〉 - 西鹿児島駅間(日豊本線経由。廃止時点では東京駅 - 大分駅間)
    • あさかぜ:東京駅 - 〈門司駅 - 博多駅〉間
    • みずほ:東京駅 - 〈門司駅 - 熊本駅〉・長崎駅間
    • さくら:東京駅 - 〈門司駅 - 鳥栖駅〉 - 長崎駅・佐世保駅間(廃止時点では東京駅 - 長崎駅間)
  • 名古屋駅発着
    • 金星:名古屋駅 - 〈門司駅 - 博多駅〉間
  • 京都駅・新大阪駅発着
    • 彗星:新大阪駅 - 〈門司駅 - 小倉駅〉 - 都城駅間(廃止時点では京都駅 - 南宮崎駅間)
    • なは:新大阪駅 - 〈門司駅 - 西鹿児島駅〉間(廃止時点では京都駅 - 熊本駅間)
    • 明星:新大阪駅 - 〈門司駅 - 西鹿児島駅〉間
    • あかつき:新大阪駅 - 〈門司駅 - 西鹿児島駅〉間(1975年まで)
    • あかつき:新大阪駅 - 〈門司駅 - 鳥栖駅〉 - 長崎駅・佐世保駅間(1975年から。廃止時点では京都駅 - 長崎駅間)
    • きりしま(寝台特急):京都駅 - 〈門司駅 - 西鹿児島駅〉間(廃止時点では新大阪駅 - 西鹿児島駅間)
    • 月光:新大阪駅 - 〈門司駅 - 博多駅〉間(1972年まで)
  • 岡山駅発着
    • 月光:岡山駅 - 〈門司駅 - 西鹿児島駅〉間(1972年から)
  • 九州内のみ運転
    • オランダ村特急:〈門司港駅 - 鳥栖駅〉- 佐世保駅間
    • 有明:〈門司港駅・小倉駅・吉塚駅・博多駅 - 長洲駅・熊本駅・水俣駅・西鹿児島駅〉・水前寺駅・武蔵塚駅・光の森駅・肥後大津駅間(廃止時点では博多駅 - 大牟田駅間)
    • ドリームつばめ:〈博多駅 - 西鹿児島駅〉間
    • リレーつばめ:〈門司港駅・小倉駅・博多駅 - 熊本駅・新八代駅〉間
    • ドリームにちりん:〈博多駅 - 小倉駅〉- 南宮崎駅・宮崎空港駅間
    • にちりん:(下関駅・)〈門司港駅・門司駅・博多駅 - 小倉駅〉- 大分駅・南宮崎駅・〈鹿児島駅 - 西鹿児島駅〉(下関駅発着は1986年 - 1992年、西鹿児島駅発着は1968年 - 1995年、門司港駅発着は1988年 - 1997年、博多駅発着は1968年 - 2001年)
    • くまがわ:〈熊本駅 - 八代駅〉- 人吉駅間
    • 川内エクスプレス:〈川内駅 - 鹿児島中央駅〉間
    • ゆふいんの森:〈小倉駅 - 博多駅〉 - 大分駅 ・久大本線 由布院駅間 (2017年7月15日 - 2018年7月12日)[20][21][22][23][24][25][26]
    • かわせみ やませみ:〈門司港駅 - 博多駅〉間、〈熊本駅 - 八代駅〉 - 人吉駅間(2022年9月23日から豊肥本線熊本駅 - 宮地駅間での運転に変更)
    • いさぶろう・しんぺい:〈熊本駅 - 八代駅〉 - 吉松駅間

門司港駅 - 荒尾駅間

門司港駅 - 荒尾駅間は利用者が多く、複数編成を繋いだ普通・快速列車が多数運行される。 (2017年8月 折尾駅 - 陣原駅間)

門司港駅 - 荒尾駅間は北九州市・福岡市・久留米市・大牟田市・荒尾市の都市間輸送を担っていることもあり、快速・区間快速なども運行され、赤間駅二日市駅などでは快速系統と普通列車の緩急接続が行われている。

門司駅 - 小倉駅間には関門トンネルを通り山陽本線下関駅 - 門司駅間との間を直通する普通列車が1時間あたり2本程度運行されている。このうち一部の列車は鹿児島本線の博多方面や日豊本線との間を直通する。門司駅 - 下関駅間は直流電化であるため、下関駅発着の列車に関しては必ず交直両用の415系で運転される。国鉄時代は下関方面への直通列車の方が多かったが、JR発足後は交流専用の811系813系の大量投入が進み、門司港駅発着列車が増加傾向にある。2022年9月23日のダイヤ改正で下関駅発着の列車の大半が小倉駅(一部は門司駅)始発・終着となったことで、小倉駅以西の鹿児島本線から下関駅発着の列車の設定が消滅した。

黒崎駅 - 折尾駅間では1893年(明治26年)に設置された短絡線に由来する貨物線を経由しての筑豊方面との直通運転も可能で、1991年(平成3年)からは、吉塚駅 - 博多駅間の三線化により篠栗線の全列車が博多駅に乗り入れできるようになったため、門司港駅 - 折尾駅間には福北ゆたか線として筑豊本線に直通し、さらに篠栗線を経て博多駅まで直通する列車もある。

門司港駅 - 鳥栖駅間での両数は日中は普通・快速ともに1編成単独の3両編成(813系・817系3000番台)や4両編成(415系・811系)での運転もあるが、2編成を連結した6・7・8両編成での運転が多い。2020年3月14日のダイヤ改正まで12両編成(415系)の列車が存在していた。2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正で811系・813系の日豊本線においての運用が増加した関係で昼間での415系の運用が増加している。415系の運用は普通列車が中心で、快速列車の大半は813系・811系による運転である(415系で運転される快速列車は朝夕時間帯の一部列車のみ)。2022年(令和4年)9月23日のダイヤ改正で415系の運用は大幅に減少した。

長崎本線久大本線への特急列車も走る博多駅 - 鳥栖駅間は特急列車が1時間あたり最大4本運転されており、その合間を縫って快速・普通列車が運転される。この区間は2011年3月12日までは、1時間あたりの特急列車の本数は、普通列車の本数の倍もあり、待避専用の太宰府信号場まで設置されたが、九州新幹線全線開業後は、熊本方面の特急列車の大半が新幹線へ移行したため、特急列車の本数も減少し、ここでの通過待ちも減少した。なお、2011年3月からは、長崎方面の特急列車である「かもめ」には787系が投入され、博多駅 - 佐賀駅間は1時間あたり1本増便された。

2018年3月17日ダイヤ改正で門司港駅 - 荒尾駅間を直通運転する快速列車は大幅に減便された。日中の列車は区間快速列車が主体となり、小倉・博多方面からの快速・区間快速は最長で羽犬塚駅止まり(快速運転区間は最長で久留米駅まで)となった。

その特性上、この区間で事故やトラブルが発生した場合は、特急が乗り入れる先の各地の路線や、福北ゆたか線など影響が広域に波及しやすい。

快速

快速停車駅の変遷
●:停車、▲:一部停車、|:通過、―:当時未開業 □:当時快速の設定なし(1980年9月30日以前の博多 - 鳥栖間は長崎本線直通のみ設定)
駅名 1980年
9月30日以前
1980年
10月1日
1997年
3月22日
2003年
7月7日
2011年
3月12日
2018年
3月17日
小倉駅
西小倉駅
戸畑駅
枝光駅
スペースワールド駅
八幡駅
黒崎駅
折尾駅
海老津駅
赤間駅
東郷駅
福間駅
古賀駅
ししぶ駅
新宮中央駅
福工大前駅
筑前新宮駅(旧称)
香椎駅
千早駅
吉塚駅
博多駅
竹下駅
笹原駅
南福岡駅
大野城駅
白木原駅(旧称)
二日市駅
原田駅
基山駅
鳥栖駅
久留米駅
荒木駅
羽犬塚駅
筑後船小屋駅
船小屋駅(旧称)
瀬高駅
大牟田駅
荒尾駅

快速は、おおむね朝や夕夜の通勤・通学時間帯の運転である。快速の間に折尾駅 - 羽犬塚駅間、福間駅 - 二日市駅間で快速運転となる区間快速の運行がある場合があり、快速運転となる列車の本数が最大となる福間駅 - 二日市駅間では最大で1時間あたり3本の運行がある場合がある。

北九州側は基本的に小倉駅発着だが、門司港駅発着の列車も運行される。羽犬塚駅発着の列車は、鳥栖駅・久留米駅で大牟田駅発着の普通列車(一部快速列車)に接続するものもある。朝夕には大牟田駅・荒尾駅発着の列車も運行される。

停車駅は右表の通り。海老津駅は朝夕時間帯のみの停車だが、後述の通り快速運転時間帯が朝夕中心になったため、上下各1本以外は停車となっている。朝ラッシュ時のみ一部の快速(上り2本・下り1本)が竹下駅笹原駅にも停車する。

快速は1961年(昭和36年)6月1日の電化時から運転されている。1972年(昭和47年)から1980年(昭和55年)までは特別快速も設定されていた。快速は当初、小倉駅 - 博多駅間のうち小倉駅 - 折尾駅間が各駅停車、折尾駅 - 博多駅間が原則ノンストップで、一部の快速は赤間駅、福間駅、香椎駅、吉塚駅にも停車していた。1972年(昭和47年)3月15日ダイヤ改正で新設された特別快速は当初小倉駅 - 博多駅間のうち戸畑駅・黒崎駅の2駅のみ停車し、小倉駅 - 博多駅間を最短55分と機関車牽引の客車寝台特急や気動車の急行列車より速い所要時分で結んでいた。車両については一部の急行間合い運用を除き快速・普通と同じ421・423・415系であった。また、特別快速が運行されている当時の快速は1972年時点では小倉駅 - 博多駅間を途中戸畑駅から折尾駅の各駅と赤間駅、福間駅、香椎駅を基本停車としつつ、一部の快速が海老津駅と古賀駅に停車するパターンとなったが(この他下り深夜に赤間駅・福間駅を通過し、吉塚駅に停車する快速があった)、後に現在の停車パターンに近いものとなり、福工大前駅(当時は筑前新宮駅)・吉塚駅を通過し、枝光駅海老津駅に停車するほかは、当時の未開業駅を除く現在の快速と同じ停車駅で、戸畑駅 - 折尾駅間と海老津駅 - 古賀駅間は1978年(昭和53年)10月2日東福間駅開業時までそれぞれ5駅連続で停車、当時開業していた17駅中11駅(1978年10月2日の東福間駅の開業と同時に吉塚駅が停車駅に加えられたため、以降は18駅中12駅)に停車していた。特別快速は1975年(昭和50年)3月10日ダイヤ改正で停車駅に八幡駅と折尾駅が加わり4駅停車となり、小倉駅 - 博多駅間の所要時間は最短57分となった。1980年(昭和55年)10月1日ダイヤ改正で特別快速を廃止し、快速は特別快速の停車駅に赤間駅と香椎駅を加え途中6駅停車とした快速に変更されたが、民営化後は福岡都市圏を中心に利用者の多い駅の乗車機会の増加や、中距離客の特急誘導を図るため停車駅が次々と加えられ、現在の停車駅数は種別整理前の快速を上回る13 - 15駅となっている。

かつては日中時間帯は毎時3本運行されていたが、2004年3月13日ダイヤ改正で毎時1本が準快速(当時)に置き換えられ毎時2本に削減された。さらに2018年3月17日ダイヤ改正で区間快速が新設された影響により毎時1本に削減された。そして2022年9月23日のダイヤ改正で日中の快速列車の運行は取りやめられた。

2020年3月14日ダイヤ改正より、平日朝、BEC819系による香椎線からの直通列車が西戸崎駅 - 博多駅間に設定され、香椎線内各駅停車・鹿児島本線内快速(実質、箱崎駅のみ通過)で運行されている。

区間快速

2018年(平成30年)3月17日のダイヤ改正で、準快速(後述)及び一部区間のみ通過運転する快速を統合した形で新設された種別である。停車駅は定まっておらず、列車ごとに設定された通過運転を行う「快速区間」では快速と同じ停車駅で運行し、それ以外は各駅に停車する。

2022年9月23日のダイヤ改正で全列車が門司港駅 - 小倉駅 - 福間駅間は各駅に停車し、福間駅 - 博多駅 - 二日市駅間は快速運転を行うようになった。なお快速同様、朝ラッシュ中心に竹下駅・笹原駅に停車する列車もある。日中は一時間あたり、福間駅 - 二日市駅間を快速運転する列車が1本、福間駅 - 鳥栖駅間を快速運転する列車が1本、計2本運行されていた。

2024年3月16日のダイヤ改正では、区間快速の快速区間が「折尾駅 - 羽犬塚駅間」に拡大された。日中は一時間あたり、福間駅 - 二日市駅間を快速運転する列車が1本、折尾駅 - 羽犬塚駅間を快速運転する列車が1本、計2本運行され、「折尾駅・福間駅 - 羽犬塚駅間」、「折尾駅 - 二日市駅・鳥栖駅間」が快速となる停車パターンが追加された。これにより、折尾・福間・古賀・博多・南福岡・二日市・鳥栖の各駅で快速と普通列車の緩急接続が復活した。

一方で鳥栖駅 - 大牟田駅間の区間快速はこの改正で廃止され、朝方に1往復のみ八代駅発着で設定されている。

普通

北九州市内区間では、日中時間帯1時間あたり、筑豊本線篠栗線福北ゆたか線)直通の小倉駅・門司港駅 - 直方駅間の列車が1本運行されている。この区間で各駅に停車する区間快速とあわせて、各駅に停車する列車の運行は実質3本である。なお、折尾駅と周辺の大改造工事による影響で、日中福北ゆたか線直接乗り入れの列車が姿を消し、赤間駅経由の博多駅以南と直通する列車に置き換えられた時期があった[17]。2024年3月16日のダイヤ改正にて、折尾駅で種別が変わる区間快速が設定されたことから、博多方面からの普通列車は折尾駅発着となり、日中帯は折尾駅で福北ゆかた線直通系統・区間快速との乗り換えが発生する。

博多駅を挟む区間ではおおむね1時間あたり2 - 3本が確保されており、区間快速の各駅停車区間と併せて運転されている。博多駅 - 吉塚駅間には朝に上り吉塚行きが1本のみ885系で運行されている(肥前鹿島駅始発で博多駅まで特急「かささぎ」として運行。自由席グリーン車連結で券は車内販売)。長崎本線佐世保線との直通列車も設定されている。

鳥栖駅 - 荒尾駅間では1時間あたり2本運行されている。2011年3月11日までは1時間あたり2本が運行されていたが、2011年3月12日のダイヤ改正で快速の増便に伴い1本削減された[17]。その後、2022年9月23日のダイヤ改正で1時間あたり2本の運行に戻った[27]。門司港駅 - 折尾駅間(福北ゆたか線直通に限る)、鳥栖駅 - 荒尾駅間ではワンマン運転(都市型ワンマン)を行っている。また、鳥栖駅始発・終着の久大本線直通列車が朝にそれぞれ1本ずつ設定されている(キハ220系

2024年3月16日より折尾駅 - 二日市駅間の普通列車の一部において、BEC819系による営業列車での自動運転実験(運転士乗務)を開始した[28]

準快速(廃止)

2004年(平成16年)3月13日のダイヤ改正でそれまでの快速の一部を種別変更する形で運行開始された。朝・深夜を除き、1時間あたり1本が運行されていた。小倉駅 - 福間駅間は各駅に停車し、それ以外の区間は快速とほぼ同様の運行形態であった。

設定当初は赤間駅 - 折尾駅間各駅停車で日中のみの運行であったが、2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正で夕方・夜間にも運行されるようになった。

2011年3月12日のダイヤ改正からは日中の運行が廃止され、代替として小倉駅 - 福間駅間各駅停車の快速が運行される[17]。併せて日中は福北ゆたか線に直接乗り入れる列車も無くなり、折尾駅での乗り換えとなった。

2014年3月15日のダイヤ改正からは、朝夕ラッシュ時中心の運行となった旧・準快速を小倉駅 - 福間駅間各駅停車に変更し、小倉駅 - 福間駅間各駅停車の快速を準快速に改称して統合した。案内上は、上り列車の場合は福間駅から「普通」に、下り列車の場合は福間駅から「快速」に切り替えて運行されていた。

2018年3月17日のダイヤ改正をもって福岡地区の輸送体系が見直しとなり、準快速は区間快速に置き換えられて廃止された[29]。このダイヤ改正まで「準快速」という種別の列車を運行する鉄道事業者は、日本全国でもJR九州のみとなっていた[注釈 3]

主な使用車両

普通列車に用いられる車両。
左から415系、415系1500番台、811系、813系。
  • 電車
  • 気動車
    • キハ220系(鳥栖駅 -久留米駅間のみ。久大本線直通列車)

ダイヤパターンの一例

以下に示すダイヤパターンは2024年3月16日改正時点の博多駅発着列車の昼時間帯の平均的なパターンで、早朝・深夜は大きく異なる。

上り(博多 - 小倉)
種別 始発 博多駅
発車時刻
博多 吉塚 箱崎 千早 香椎 九産大前 福工大前 新宮中央 ししぶ 古賀 千鳥 福間 東福間 東郷 赤間 教育大前 海老津 遠賀川 水巻 折尾 陣原 黒崎 八幡 スペースワールド 枝光 戸畑 九州工大前 西小倉 小倉 終着
特急
ソニック
博多 00分 大分
宮崎空港
普通 久留米 02分 福間
区間快速
(二日市 - 福間)
鳥栖 10分 門司港
特急
ソニック
博多 20分 大分
普通 二日市 22分 折尾
区間快速
(羽犬塚 - 折尾)
羽犬塚 31分 小倉
普通 二日市 42分 福間
普通 直方 (折尾)
48分
門司港
凡例:●:停車、▲:一部停車、→:通過
下り(博多 - 羽犬塚)
種別 始発 博多駅
発車時刻
博多 竹下 笹原 南福岡 春日 大野城 水城 都府楼南 二日市 天拝山 原田 けやき台 基山 弥生が丘 田代 鳥栖 肥前旭 久留米 荒木 西牟田 羽犬塚 終着
普通 福間 01分 久留米
普通 鳥栖 (鳥栖)
09分
荒尾
特急
かささぎ
(ゆふ)
博多 13分 (→) (●) 佐賀
(別府)
普通 折尾 18分 二日市
区間快速
(福間 - 二日市)
小倉 26分 鳥栖
特急
みどり
ハウステンボス
博多 33分 佐世保
ハウステンボス
普通 鳥栖 (鳥栖)
35分
大牟田
普通 福間 40分 二日市
特急
リレーかもめ
博多 54分 武雄温泉
区間快速
(折尾 - 羽犬塚)
門司港 59分 羽犬塚
凡例:●:停車、▲:一部停車、→:通過

運転本数

2024年3月16日改正ダイヤの日中の各区間における1時間あたりの平均的運転本数は以下の通り。

日中の運行パターン
種別\駅名 小倉 折尾 海老津 福間 博多 二日市 鳥栖 久留米 荒木 羽犬塚 銀水 荒尾 玉名 八代
運行本数 特急ソニック 2本
特急リレーかもめ   1 - 2本
特急みどり・ハウステンボス   1本
特急ゆふ・ゆふいんの森 0 - 1本
区間快速 (各駅停車) (快速運転)1本 (各駅停車)
(各駅停車) (快速運転)1本
普通 1本 →直方方面
1本
1本
1本
2本
1本
0-1本
備考:※下関 - 小倉間は毎時2 - 4本、門司港 - 小倉間は毎時2 - 5本運転

西鉄との関係

福岡市大牟田市の間では鹿児島本線に並行して西日本鉄道(西鉄)の天神大牟田線が敷かれている。西鉄を利用した場合、福岡市の中心部である天神へ直接行くことができる。また、西鉄特急は特別料金が不要で、普通乗車券もしくは定期乗車券のみで乗車することができる。これに対し、長崎本線・久大本線への直通列車を除いた博多以南のJR線は、概して天神大牟田線より運行本数が少なく、運賃も福岡 - 久留米間や福岡 - 大牟田間などでは天神大牟田線に比べて割高で、所要時間も西鉄特急と比べて長いなど、もともと利便性の面でやや不利な状況であった。さらに、2018年3月17日のダイヤ改正で福間駅 - 二日市駅間以外の快速運転列車が大幅に削減され、特に羽犬塚以南では日中の博多方面との直通列車がなくなったため、利便性の低下が顕著となった。また、JRと西鉄で別々の場所に中心となる駅が設けられている都市の場合、西鉄の駅の方が概ね栄えた場所に位置し、乗降客数も西鉄駅の方がJR駅を上回ることが多い。

本路線と西鉄天神大牟田線は、大牟田駅以外では同居駅は存在しない。このため、両路線の相互の乗り換えの利便性はあまり良くないが、駅が近接している例も多く、徒歩で乗り換えが可能な場合もある。1km以内で往来できる駅を以下に挙げる。左側がJR駅、右側が西鉄駅である。なお、下記の西鉄駅のうち春日原駅には西鉄が2024年3月16日に実施するダイヤ改正で特急列車が停車するようになった[30]

1km以内で乗り換えが可能な駅

主に福岡市南部(南区博多区)や筑紫地域、及び大牟田市内において、鹿児島本線と天神大牟田線が近接している。

博多駅 - 薬院駅間、JR二日市駅 - 西鉄二日市駅・紫駅間、JR久留米駅 - 西鉄久留米駅間はそれぞれ1.5km前後の距離があるが、路線バスが頻発しており、路線バスを利用すれば10分前後で移動できる。

また、笹原駅 - 南福岡駅間や久留米駅 - 荒木駅間では両線が交差しており、両線の接続駅を設ける提案が出されたこともあるが[31]、費用や用地、近隣駅との距離関係などの問題があるため具体化には至っていない。

一方、2007年(平成19年)までは、福岡市と福津市との間でも、鹿児島本線と西鉄宮地岳線(現在の貝塚線)が並行していた。しかし、西鉄宮地岳線の線路規格が低規格であることや鹿児島本線で新駅の設置や列車増発などが行われたことから、西鉄宮地岳線の利用者数が減少し、西鉄新宮駅 - 津屋崎駅間が同年3月をもって廃線となった。以後は、福岡市から新宮町までの区間で鹿児島本線と西鉄貝塚線が並行して存在している。この区間では、JR千早駅西鉄千早駅が同一駅舎内に存在、香椎駅西鉄香椎駅は約200mの位置に存在する。

福岡市 - 宗像市・北九州市間では西鉄バス路線との競合も見られる。こちらのバスはJR駅に隣接の停留所からの利用は少なく、JRの駅から遠い住宅地から天神など都心部への需要の集合を主とし、鹿児島本線を補完するニッチ産業的輸送形態と言え[32]、中心的存在を担いうる鉄道(天神大牟田線系統)とは対照をなす形となっている。

北九州市においては軌道線路面電車)の西鉄北九州線門司区八幡西区との間(門司港駅 - 折尾駅間)で鹿児島本線と並行していたが、2000年(平成12年)までに順次廃止され、現存しない。

荒尾駅 - 八代駅間

熊本地区で普通列車に使用される主な車両(左が815系、右が817系。崇城大学前駅

熊本県内の地域輸送を担う区間で、主に815系や817系の2両編成・821系の3両編成での運行である。朝夕の通勤・通学ラッシュの時間帯では、815系や817系の4両編成での運行もあるが、いずれも車掌が乗務しないワンマン運転となっている。なお、運転扱いこそ行わないが特別改札や乗客への案内を行うために、ワンマン列車でも係員が乗務する場合がある。日中の普通列車は、2018年3月16日までは銀水駅または鳥栖駅まで乗り入れ、一部は荒尾駅で博多方面の快速列車と接続するダイヤになっていた。2018年3月17日のダイヤ改正からは、博多方面の快速が久留米駅止まりとなる代わりに日中の銀水駅発着列車が区間快速(銀水は通過、大牟田以南は各駅に停車)として鳥栖駅まで運転され、博多方面の快速と熊本方面の区間快速が久留米駅または鳥栖駅で接続するようになった。2022年9月23日のダイヤ改正以降、日中時間帯の運行本数は、玉名駅以南が毎時2本程度、玉名駅以北が1時間あたり1本程度となっている。このほか熊本駅 - 宇土駅間には三角線直通の気動車による普通列車が毎時1本程度、新八代駅 - 八代駅間には肥薩線肥薩おれんじ鉄道線と直通する普通列車もあり、この区間では毎時3本程度となる。

特急列車は、熊本駅 - 八代駅間では、肥薩線直通特急の観光特急「かわせみ やませみ」3往復(1・2号を除き全車指定席)、「いさぶろう」「しんぺい」1往復の運行があった。このほか、土休日や夏休み・冬休みなどの時期にかぎり、特急「A列車で行こう」が熊本駅から宇土駅を経由し、三角線の三角駅まで運転される[33]

九州新幹線全線開業後は、それまでの最終列車発時刻の繰り下げにより熊本発午前0時台の八代行き普通列車が新設された。

2000年3月11日ダイヤ改正から、日中の一部の普通列車が田原坂駅と西里駅を通過していた。2003年3月15日ダイヤ改正より、西里駅に再び普通列車全列車が停車するようになった。2011年3月11日ダイヤ改正で田原坂駅を通過する普通列車が快速「くまもとライナー」に格上げされたため、田原坂駅を通過する普通列車は事実上消滅したが、2015年3月14日のダイヤ改正で「くまもとライナー」が廃止され、田原坂駅を通過する普通列車が復活した。2018年3月17日ダイヤ改正で、区間快速を含むすべての普通列車が再び田原坂駅に停車するようになった。

ワンマン運転の普通列車(2両編成)の乗車方法について、2006年(平成18年)3月17日まで有人駅での営業時間外の停車時および無人駅に関しては、前の車両のドアのみ開き(中扉は開かず・後ろ乗り前降り)、乗車時には整理券を取り、下車時には運賃・乗車券とともに運転士に渡す必要があったが、翌3月18日のダイヤ改正後より、すべての駅で列車のホーム側のすべてのドアから乗り降りできるようになった。

快速列車

2021年3月13日改正時点において定期列車としては運行されていない。

熊本駅 - 八代駅間には肥薩線直通の臨時快速として8620形蒸気機関車による「SL人吉」が設定されているが、肥薩線八代駅 - 吉松駅間が令和2年7月豪雨で不通となって以来運転されていない。乗車には乗車券と座席指定券が必要である。

2021年5月より、肥薩線応援企画として、熊本駅 - 鳥栖駅間にて、8620形蒸気機関車とDE10形ディーゼル機関車による「SL人吉」が、土休日限定で1日1往復運行されている。往路は熊本駅・玉名駅・大牟田駅・久留米駅・鳥栖駅に、復路は往路の逆の順に停車する。蒸気機関車+客車3両+ディーゼル機関車の計4両編成で運行され、上り鳥栖行きは蒸気機関車が、下り熊本行きはディーゼル機関車が先頭になって運行する[34]。乗車の際には乗車券と座席指定券が必要である。なお、この運行より、九州内のSL列車の座席指定料金が、従来の840円から1680円(小児半額)に改定されている。2024年3月24日を最後に運行を終了する予定で、前日の23日は八代駅 - 博多駅間で、最終日の24日は沿線招待者限定で熊本駅 → 八代駅間に運行される[35]

廃止された快速列車

1980年(昭和55年)10月1日から1989年(平成元年)3月10日までの間、博多駅発着で肥薩線直通の急行くまがわ」が博多駅 - 熊本駅間を快速列車として運転していたことがあり、荒尾駅 - 熊本駅間では途中長洲駅・玉名駅・木葉駅・植木駅・上熊本駅に停車していた(木葉駅は当初通過で途中から停車駅に追加。また博多駅 - 荒尾駅間は当時の快速電車と異なり、南福岡駅と基山駅を通過していた)。

2011年3月12日のダイヤ改正で、田原坂駅を通過する普通列車を格上げする形で快速「くまもとライナー」が運行を開始した。荒尾駅以南においては長洲駅・玉名駅・木葉駅と、植木駅以南の各駅に停車し(荒尾駅 - 植木駅間の停車駅は前述の快速「くまがわ」停車駅と同じ。西里駅には2014年3月15日から停車[36])、大牟田駅または荒尾駅で、博多方面の快速と接続していた[17]。大牟田駅 - 熊本駅間の所要時間は普通列車に比べ約5分短縮されたが、田原坂駅に加えて快速通過駅となった南荒尾駅・大野下駅・肥後伊倉駅は実質1時間あたり1本に減便となった。2015年3月14日のダイヤ改正で「くまもとライナー」は廃止され普通列車に戻された[37][38]

また、肥薩おれんじ鉄道線直通の快速「スーパーおれんじ」が土日祝日などに熊本駅 - 出水駅間で2往復、肥薩おれんじ鉄道に所属する1両編成の気動車で運転されており、熊本駅 - 八代駅間はノンストップで運行していたが、2019年3月16日のダイヤ改正で八代駅発着となり、当線内での運行が休止された[39]

熊本駅 - 八代駅間でキハ40形・キハ47形による快速列車が朝に上り1本のみ運行されていた。途中停車駅は新八代駅のみ。元は肥薩線から乗り入れる快速列車であったが、2018年3月17日のダイヤ改正で肥薩線内の運転が取りやめとなり[40]、2021年3月13日のダイヤ改正で廃止された[41]

肥薩線乗り入れ快速列車のほとんどは、2017年3月4日の改正で新設された特急「かわせみ やませみ」に置き換えられ、「いさぶろう・しんぺい」の熊本駅 - 人吉駅間が特急化されたため、下りの定期快速はこの時点で消滅している[33]

主な使用車両

川内駅 - 鹿児島中央駅間

鹿児島地区で主力となる817系電車(鹿児島中央駅

鹿児島地区の地域輸送を担う区間で、使用車両はすべて817系となっており、普通列車は約8割が2両編成で、朝夕は2編成連結の4両編成による列車も数本あり、いずれもワンマン運転である。なお、ワンマン列車でも、運転扱いこそ行わないが特別改札や乗客への案内を行うために、係員が乗務する場合がある。

昼間は1時間あたり鹿児島中央駅 - 川内駅間の直通が1本(時間帯により2時間近く開く場合あり)、鹿児島中央駅 - 伊集院駅間は区間運転を含めて2本程度運行されている。朝夕の通勤通学時間帯は串木野駅折り返し列車も運転され、1時間あたり鹿児島中央駅 - 串木野駅・川内駅間で2 - 3本程度、鹿児島中央駅 - 伊集院駅間では3 - 4本程度運行されている。多くの列車は鹿児島中央駅発着となっているが、鹿児島駅発着列車や日豊本線国分駅・都城駅・宮崎駅発着の設定もある。川内駅 - 隈之城駅間には肥薩おれんじ鉄道線から直通する普通列車が設定されている。

九州新幹線開業後、串木野駅 - 川内駅間は普通列車に限り日中の本数は半減(全体の本数も若干減っている)したものの、その分夜間・深夜の運転本数が増えた(川内発最終列車:新幹線開業前21時台半ば→開業当時23時台後半、2023年3月改正時点22時37分発)。最終列車の川内駅終着時刻は特急「ドリームつばめ」を除き、九州新幹線開業以前まで日付を跨ぐことはなかった(川内駅終着時刻:新幹線開業前23時54分→開業当時0時30分、2023年3月改正時点0時21分)。鹿児島中央駅からの串木野駅折り返し列車は九州新幹線開業後に新設された。

ワンマン運転の普通列車(2両編成)の乗車方法であるが、2006年(平成18年)3月17日まで有人駅での営業時間外の停車時および無人駅に関しては、前の車両のドアのみ開き(中扉は開かず・後ろ乗り前降り)、乗車時には整理券を取り、下車時には乗車券等を整理券とともに運転士に渡す必要があったが、翌3月18日のダイヤ改正後より、すべての駅で列車のホーム側のすべてのドアから乗り降りできる都市型ワンマンになった。

特急「ドリームつばめ」廃止時に、代替として鹿児島中央発最終の川内行き快速列車(当初は途中伊集院駅までの各駅と湯之元駅、串木野駅に停車。鹿児島中央始発23時50分、川内終着0時30分。後に市来駅が停車駅に加わり、川内終着0時33分に変更)が設定されたが、2007年3月18日の改正で各駅に停車する普通列車に変更された(鹿児島中央始発23時50分、川内終着0時39分。鹿児島県内ではもっとも遅い終着となった)。

2011年3月12日改正では従来運行されていた「さわやかライナー」・「ホームライナー」が特急に格上げされ「川内エクスプレス」となり[17] 特急列車が復活したが、2016年3月26日改正で廃止された。また、2008年3月15日のダイヤ改正から肥薩おれんじ鉄道線直通の快速「オーシャンライナーさつま」が土日祝日や多客期に2往復(出水駅 - 鹿児島中央駅間)、肥薩おれんじ鉄道に所属する1両編成の気動車で運転されていたが、こちらも2019年3月16日のダイヤ改正で川内駅発着となり、当線内での運行が休止された[39]。以降はすべての旅客列車が各駅停車の普通列車となっている。

主な使用車両

鹿児島中央駅 - 鹿児島駅間

この区間は路線名称上は鹿児島本線であるが、運転系統上の基点が鹿児島中央駅に置かれており、実質的に日豊本線の一部として運転が行われている。詳細は「日豊本線#都城駅 - 鹿児島駅・鹿児島中央駅間」を参照のこと。

貨物輸送

肥薩おれんじ鉄道線千早操車場 - 福岡貨物ターミナル駅間の貨物支線を含む全線で、多くの貨物列車が運行されている。大半の列車がコンテナ車で編成された高速貨物列車であるが、かつては北九州貨物ターミナル駅 - 黒崎駅間に化学薬品輸送用タンク車等を連結可能な専用貨物列車も運行されていた[42]。牽引機関車は、EH500形電気機関車(幡生操車場 - 鳥栖貨物ターミナル駅間のみ)やED76形電気機関車、EF81形電気機関車である。

線内の貨物列車の発着駅は、北九州貨物ターミナル駅・黒崎駅・福岡貨物ターミナル駅・鳥栖貨物ターミナル駅大牟田駅熊本駅八代駅川内駅鹿児島貨物ターミナル駅


注釈

  1. ^ 篠栗線筑豊本線直通列車の愛称。
  2. ^ 山陽新幹線と並行する門司港駅 - 博多駅間については、山陽新幹線はJR西日本の路線であり、また並行在来線の経営分離が認められている整備新幹線ではないため経営分離されず、JR九州が引き続き経営している。
  3. ^ 「準快速」は過去に東武鉄道伊勢崎線日光線にて運行されていたことがある。
  4. ^ これにより、鹿児島本線から「筑前」の旧国名を冠する駅名が消滅した。後にも先にも、鹿児島本線内で筑前の名前を冠するのは当駅のみだった。
  5. ^ 折尾駅 - 福間駅間の快速通過駅
  6. ^ 博多駅 - 南福岡駅間各駅停車、二日市駅、鳥栖駅、大牟田駅以南各駅停車

出典

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